1. トップ
  2. おでかけ
  3. スパにお酒に横浜の夜景を堪能。『インターコンチネンタル横浜Pier 8』の5周年記念プランが素敵【体験レポート】

スパにお酒に横浜の夜景を堪能。『インターコンチネンタル横浜Pier 8』の5周年記念プランが素敵【体験レポート】

  • 2024.11.13

旅行に行きたーい! けれど忙しくて長い休みがとりづらかったり、この円安にギョッとしたり、オトナミューズ周辺でも「旅行に行きたいけれど行けない」声は2024年、かなり耳にします。そんな方に文句なしの非日常を体験できる『インターコンチネンタル横浜Pier 8(ピアエイト)』のこの冬の宿泊プランが、おトクで激しくオススメ。なかでも編集部が体験した「Elegant Stay」という、大人の女性にピッタリのプランをご紹介します。

『インターコンチネンタル横浜Pier 8』
神奈川県横浜市中区新港2丁目14−1
横浜高速鉄道みなとみらい線 「馬車道」駅4番出口より 徒歩約10分、JR京浜東北線・根岸線 「桜木町」駅より タクシー約6分、徒歩約15分

『インターコンチネンタル横浜Pier 8』とは?

三方を水に囲まれた国内でも希少な海上立地にある『インターコンチネンタル横浜Pier 8』は、海を間近に感じる、くつろぎの新しい滞在型リゾートです。『横浜ハンマーヘッド』という商業施設と併設されています。ちなみに、横浜にはヨットの帆のかたちの『ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル』という、景観を代表するような有名過ぎるホテルがありますが、そことは別。目と鼻の先にありますが、異なる施設なんです。

こちらが『ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル』。インターコンチと略して呼ぶ人も多い、高層のラグジュアリーホテルです。

5周年記念の宿泊プランがお得で素敵過ぎる

そんなインターコンチネンタル横浜Pier 8(長いので以降、ピア8と略します)が開業5周年を記念し、「海と過ごすという祝祭(セレブレーション)」をテーマに、趣の異なる8つのプランを提案しています。10月末にスタートし2025年4月下旬まで楽しめるこちらは期間ごとに発表されています。私が体験したのはまだ間に合う! 12月19日までの木曜日~日曜日・祝日に実施しているCelebration 2「Elegant Stay」。到着するなりスパで疲れを癒やし、お部屋はコーナースイート、しかもアフタヌーンティーをルームサービスで提供、夜はホテル専用クルーズ船「ル・グラン・ブルー」で横浜港をナイトクルージングするという、聞くだけでアガる1日1室限定の特別なプランです。理想的な流れを、主に胃袋を張って体験してみたので、時系列で詳細にレポートいたします。

【13:30】チェックインは15時。でも先にスパでリラックスするのだ

ピア8のチェックイン時間は15:00から。ですが今回予約した「Elegant Stay」プランでは「13:30までにフロントに来てくださいね」と言われます。そう、お部屋に入る前に、ホテル内のスパでボディトリートメントコースが受けられることが、プランに含まれているからです……! これ、結論からいうとビンゴ。非日常のホテルステイのはじまりは、日ごろの疲れや雑念をスパで溶かすように始まったのです。
 
電車にバスにタクシー、駐車場もあるので自家用車でもOK。行き方はいろいろありますが、私はJR桜木町駅から、横浜の人気観光スポットをめぐる周遊バス「あかいくつ」に乗車して向かいました。

桜木町駅前には日本初、世界最先端の都市型循環式ロープウェイ『YOKOHAMA AIR CABIN』の乗り場があります。こちらに乗るとピア8のかなり近くに到着しますが、スーツケースなどがあるなら乗車は多分無理なので眺めるだけ。ちなみにこのエアキャビン、乗ったことありますが、景色が楽しめてとても楽しいです。

駅前のバス乗り場にて。「あかいくつ」という名前のバスなんです。可愛いなあ。

きたきた! 私を運んでくれる「あかいくつ」のバスだよ!

バスは大正ロマンあふれるというかなんというか、レトロな雰囲気に心をわしづかみにされます。

桜木町駅から3駅目か4駅目かな? 「ハンマーヘッド」で降車しましょう。すぐ着いちゃいますよ。

着いたら少し周辺を散歩しました。『横浜ハンマーヘッド』という施設と、今回宿泊するピア8は同じ建物になります。

2階のフロントへ上がる、この巻貝みたいな階段が素敵!

フロントでプランを伝えると、チェックイン前ですが、4階にあるスパに案内されます。

ここで60分のボディトリートメントコースを受けます。昼間から中庭をのぞむお部屋でバスローブに着替える、背徳感たるや!

スパのフロントで問診票を記入しながらお茶をいただき、トリートメントに使うオイルを選択。オイルの香りは季節ごとに変わるそうで、この日は「ひのき」または「ゆず」。私は「ゆず」にしました。施術中、自分から美味しそうな香りがしました。

ちなみに、2名でトリートメントを受けられるお部屋もあります。パートナーやお友だちと一緒に受けられるのは嬉しい!

足湯からスタート。エプソムソルトを入れてくださるの~!

うつぶせになりお背中や足からスタートし、お腹以外すべてトリートメント。このハンドマッサージで、さすがにリラックスし過ぎて意識がなくなりましたスイマセン。

ガチガチの頭はオイルなしでほぐしていただけます。もうこのあたりで何もかもどうでもよくなってきてます(いい意味で)。

いやー、すっかりリラックス。次もどこかのホテルに泊まるときはチェックイン前にスパ予約しようと心にメモりました。施術は13:30過ぎから始まり、ボーっとしながらお着替えして出てまたお茶をいただいていると、チェックインのお時間なんてすぐです。行きましょう。「コーナースイート」という、素敵なお部屋に向かいましょう!

【15:00】この景色はアガる! 「コーナースイート」ルームにチェックイン

ピア8は埠頭のように、海に向かって縦長に突き出ているような建物。そのため四隅にはそれぞれベイブリッジがよく見えたり、馬車道の景観が楽しめたり、ハーバービューだったりする「コーナースイート」というお部屋があります。私が今回宿泊したのは大観覧車や、インターコンチネンタルの「グランド」のほうのホテルなどの景色が堪能できる、みなとみらいビューのお部屋。予約時に指定はできませんが、希望があれば一応、リクエストはしてみましょう。キングサイズのベッドにミニキッチンがある広いリビング(テレビ2台もあった!)、そしてシャワールームは別でジャグジーまでできちゃうバスルームと広~いお部屋で、なんだかもう、罰当たり感すらありました。

お部屋の番号は310でした。カードキーはピッて当てるだけで開くタイプ。

海辺のホテルらしいブルーのインテリアも癒やされる……っていうかリビング広っ!

ベッドでかっ!

「コーナースイート」ですから、角部屋なんです。310のお部屋は北西と北東に窓がある感じでですね。

ミニバーも充実。写真には写っていませんが下に冷蔵庫があり、コーラやお茶などアルコール以外は無料です。お水は2本ついていて、もちろんケトルもあり。オーブンレンジもありました。こんな美味しいものがたくさんあるホテルで、私に何を作れというんだ。

バスルームはこちら。左手奥にはシャワーブースもあります。このバスタブ、入るときに気づいたんですがジャグジー機能もありました。

アメニティはスウェーデンのバイレードを採用。洗練されたユニセックスな香りが◎です。

この白いガラスポットの中身はエプソムソルトが入っております。お風呂に入れていいよってことらしいです。お風呂大好き。本当に嬉しい。

ドライヤーはダイソン!

ああ、スイートルームって最高……! ピア8は最もベーシックな「クラシック」という名前のお部屋でも46㎡と広めのつくりなのですが、「コーナースイート」は81㎡もあります。カーテンもシアーなものと遮光なものと2種類あり、どちらもボタンひとつで開閉できます。正直、この時点で文句なしなのですが、ピア8の何が最高って、バルコニーに出ることができること!

浜風を受けながらガラスに遮断されずに景色を楽しめる贅沢!

高層のラグジュアリーホテルって保安上、窓を開けることすらできない施設もあるくらいですが、ピア8は5階建てなのでバルコニーに出てOK。これは大きな美点です、開放感が違う! ご宿泊の際はぜひとも、バルコニーも堪能できるあったかいダウンコートやリラックスできるガウンコートなどをご用意ください。そして、バルコニーを満喫し倒してください! 私は正直、滞在中はコートぐるぐるからだに巻きつけてほとんどバルコニーにいました。

【15:30~】まさかのお部屋でアフタヌーンティー

お部屋の素敵さにワーキャー言っていると「ピンポーン」とチャイムが鳴ります。そう、「Elegant Stay」プランでは、通常クラブラウンジで提供されているアフタヌーンティーを、お部屋でいただくことができるのです。もうなんなの? 今日だけ、私は貴族なの……?
 
お部屋の中ならバルコニーでもどこでもヌン活できちゃいますが、この日はなかなか寒かったので素直にリビングのテーブルにセットしていただきました。こうなったら超リラックスしてゴロゴロしながら食べちゃえと思っています。

じゃじゃーん! インターコンチネンタルは英国のホテルブランドなので、アフタヌーンティーは得意中の得意。この日はパンナコッタとアップルティーのゼリー、プラリネノワール、モンブラン、マスカットタルト、レモンムースにピスタチオとロゼのスコーンでした。セイボリー(軽食)は生ハムのタルトとミニバーガー、エビクリームクラッカーでした。お昼ごはんを食べそびれた日だったのですが、幸せにお腹いっぱいになりました。正直全部うまい。

ピア8はお部屋もレストランも全てお紅茶はTWGなのも嬉しい! アフタヌーンティーでは5つもティーバッグをいただけて、お好きな茶葉を何杯でも飲んでいいのです。私は飲んだことのない「SILVER MOON TEA」というグリーンティーからはじめてみました。「EARL GREY」は安定の美味しさでした。

どれからいただこうかな~と、ニヤニヤしながら悩むこの時間も、アフタヌーンティーの楽しみ!

窓の外は晴天とおだやかな海、あたたかいお部屋の中はお紅茶の華やかな香り……これを幸せと呼ばずなんと呼べばいいのか。

クロテッドクリームを載せていただいたピスタチオとロゼのスコーン、とても美味しかったです。あと5個はいけそうでした。スコーンは季節で変わるそうです。

お紅茶はもちろん、「コーヒーが飲みたい方もいらっしゃるかも」と、コーヒーポットまで置いていってくださったお部屋でのアフタヌーンティーサービス。ひとつ残らず満喫いたしました。マスカットタルトを食べてー、生ハムタルトも食べてー、甘いのとしょっぱいのを交互に食べるのって最高だよね~とひとりごちて、最後はコーヒーと一緒にプラリネノワールをいただいたころには日が暮れようとしておりました。ボーっと景色を楽しみながら、美味しいものだけを、自分のペースで食べて、片付けも必要ないって、よく考えたらものすごい贅沢。あ、ちなみにお電話すれば下膳していただけますし、自分でお片づけしてカートをドアの前に出しておいてもOKですよ。

【17:30~19:00】クラブラウンジで「カクテルタイム」をフル満喫

「Elegant Stay」プランのお部屋は「コーナースイート」なので、ホテル5階に位置するクラブラウンジのアクセス権も自動的についてきます。ホテル内には2階のフロント横にも開放的で素敵なレストラン&バーの「Larboard(ラーボード)」がありますが、このプランでは基本的に5階のクラブラウンジでお食事することになります。17:30から「カクテルタイム」が始まると聞き、さっきお部屋でのアフタヌーンティーで満腹になったばっかりなのに、1杯ひっかけに行ってみました。

クラブラウンジは5階にあります。

とりあえず泡よね~!と、シャンパンをいただいたら「マム グラン コルドン N.V」でした。フランスのシャンパンで、さっぱりしていますが果実味がとっても豊かで美味! 目の前で注いでいただくとき、グラスが満ちるほどテンションも上がっていきます。

冷菜はブッフェ形式。チーズやピクルス、生ハムやカプレーゼ、きのこのソテーなどから「セミドライイチジクとゴルゴンゾーラ山椒風味」なんていう変わり種もありました。

まだお腹はふくれてますからね。ちょこちょこと取ってきました。右の小さな器は「カツオのポン酢ジュレ」です。たんぱく質取らないとね、たんぱく質。

そういえばお席に着いたとき「なにかアレルギーや苦手なものはありますか」「温菜もご用意いたしますね」的なことを言われたなあ、目の前のシャンパンに気を取られていたけど……と思いながら生ハムなんかをチビチビいただいて、シャンパンの美味しさに目をむいておりましたら「ひとつめの温菜です」とこちらが置かれました。

……私、お料理のコースか何か頼んだっけ?

手前からラム肉のローストと、真鯛のポワレと、ボロネーゼのタルトという、もはや夕食なラインナップ。わ、な、なんかスイマセンと恐縮しつついただきました。そう、ピア8のクラブラウンジのカクテルタイムは“温菜”なんつって「ちょっとしたおつまみですよ」風の呼びかたをしてますけど、ほぼ食事が出てきます。こーれ、1杯ひっかけたあと、ほろ酔いで中華街にでも行くべきかしらーなんて思っていましたが、胃袋的にもお味の満足度的にも、そんな余地なし!

すんごい美味しいんだけどこのラム肉。こんなにさり気なく出てきていいレベルじゃないと思うんだけど?

待てよ。さっき「ひとつめの温菜です」って言ってたよな、と思っていたら……

ウニのリゾットだってさ。

ふたつめの温菜としてウニが乗ったリゾットが運ばれてきました。あ、もうこれは食事だ、ピア8は私に、外出を禁じているに違いない。そう思いながら2杯目のシャンパンを堪能しました。ちなみに、お酒はワインにドラフトビール、ボトルビールにジントニックやキューバリブレなど各種カクテル、ウイスキーも焼酎も日本酒もあります。ソフトドリンクやノンアルコールカクテルもありますから、美味しい温菜と共にご堪能ください。見事な埠頭の夜景を眺めながら、お会計のこととか気にしないで飲みたいお酒を飲んでいいんだもの。酔っ払ったってお部屋はすぐ下なんだもの。しかもなんだかんだ、ここは日本だし、横浜だし、治安いいわけだから、リラックスして酔えます。この安心感、くせになりそう……!

【19:00】ホテル専用のお船「ル・グラン・ブルー」でナイトクルージング

18時台には見事に「ご機嫌な中年女」ができあがっていたのですが、「Elegant Stay」プランはこれだけじゃありません。19:00からはホテル専用船で30分ほどの横浜港のクルーズがついています。「カクテルタイム」ではお酒はほどほどに、このクルーズ船には乗り遅れないようにしましょう。ホテル1階を出てすぐ乗船場があります。お船にも化粧室はありますがお手洗いを済ませて、あったかい服装でいざ、「ル・グラン・ブルー」に乗るぞー!

乗船場もなんだか可愛い♡ 右のブルーに輝く船が「ル・グラン・ブルー」です。だいたい30人くらい乗れますが、こちらはホテル利用者専用。ちなみに左のお船は川崎の工業地帯を観に行くクルーズ船だそうで、とても混雑していました。季節を問わず人気なんですって。

出航~! 船上から宿泊しているピア8を眺めて「あんな素敵なところで今日は眠るのね……」とうっとり。

ピア8からほど近い横浜赤レンガ倉庫の正面はこちらなんです。明治末期から大正初期に建てられたこちら、もともとは海外から運ばれてきた輸入手続きが完了していない物資の一時的な保管のための施設だったので、正面は海から見るものだったそうですよ。知らなかったー!

この日は三日月がキレイでした。クルーズ船の光に誘われて、カモメが併走するように飛んでいたりと風情ありまくり。なんだろう、なんか、一句詠めそう。

左手に見えるのが「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」、右手の観覧車は言わずと知れたよこはまコスモワールドの「コスモクロック21」です。磨き上げられたクルーズ船の屋根に夜景が映って、とっても幻想的。

インターコンチのてっぺんには女神像「みちびき」があるんです。実は海からあの女神像に願いごとをすると叶うなんて説があり、クルーズ船はいったん止まって願いごとタイムを与えてくれました。私は世界平和を筆頭に、欲の限りに願いごとしておきました。

新港さん橋を出航したホテル専用船は横浜赤レンガ倉庫や大さん橋の国際客船ターミナル、横浜三塔(神奈川県庁、横浜税関、横浜市開港記念会館の3つ)、汽車道やYOKOHAMA AIR CABINを眺めて大観覧車「コスモクロック21」のそばを通り、女神橋の下をスリル満点にくぐって、ピア8の大先輩にあたるヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルの美しさを満喫して帰港します。30分があっという間! 冬の澄んだ空気で横浜の夜景がひときわ美しい今こそ、あったかくして楽しみたいクルーズツアーでした。美しい夜景を観ているとなにかが胸に込み上げてきますが、結論としては「またこの船に乗れるように、明日からもがんばろ」みたいなことなんですよね。

明るい時間の船室内はこちら。夏は冷房が、冬は暖房が入っていますから、座ってゆっくり夜景を楽しむこともできますよ。

【19:00~21:00】何回行くんだ。クラブラウンジの「ナイトキャップ」で完成

飲んだくれ過ぎでそろそろ誰かに怒られそうな気がしますが、クラブラウンジは21:00まで「ナイトキャップ」と称し、お酒を楽しむことができます(ドリンクのラストオーダーは20:30まで)。横浜港クルーズで感じたセンチな気持ちと一緒に、ちょっぴり飲み直しするぞー!

横浜の夜景に乾杯♡ いやほんと、このシャンパン美味しい。家でも飲みたいと思って価格調べて「……さすが、インターコンチ」って言いました。

これ! 激推ししたいのはピア8オリジナルのクラフトビール「PIER 8 LAGER」! ここピア8と、お隣の「グランド」のインターコンチでしか飲めません。すっきりと爽やかでめちゃめちゃ美味しく、似たビールの味が思いつきません。大優勝! あんまり美味しくて最後に飲んだのに正気に戻りました。これを飲みに訪れてほしいレベル!

おやすみ前の1杯のために、ドライフルーツやチーズなどをそっと用意してくれるピア8、あなたが好きよ。

もう幸せ。この幸せな気分のまま、お部屋に戻りましょう。夜のお部屋だって満喫したいし♡ お風呂にエプソムソルトを入れて、ゆっくりあったまりましょう。

バスルームに突如現れるこういうタイプのバスタブを観ると「富豪のおうちみたい」と思い、同時におのれの小市民体質を痛感します。

シャンプーもボディウォッシュもバイレード。ボトルの雰囲気と香りが一致した、スッキリとした香りで好感度大です。なにげに嬉しいのがちゃんと背中も洗える、手前のメッシュタオル。アメニティのセンスもいいとか、どんだけ……!

壁のジャグジーのボタンを押してブクブクブクブクやっとりました。あったかい……幸せだ……!

(この日はぜんぜん疲れてないけど)一日の疲れをお風呂でとったら、お部屋でマッタリしましょう。せっかく横浜にきたのだからと観光もいいですが、せっかくピア8に泊まるならお部屋でマッタリしましょう。そう、お風呂上がりでもいつでも、夜景はこんなにも美しいのですから!

夜はあったかくしてからバルコニーに出ましょうね。せっかくきたのに風邪引いちゃもったいないですからね(自分に言い聞かせる)。

もう、言葉は要らない。大観覧車のライトは変わり続け、ずっと見ていても1ミリも飽きませんでした。

小腹が空いたらホテル1階を出てハンマーヘッドに併設のセブン-イレブン(※ここについては後述します)でおやつを買うもよし、徹底的に部屋から出ないでルームサービスを頼むもよし。ハンマーヘッド内のレストランは22:00まで営業しているお店もありますから、きちんと夕食をとるもよしです。夜を自由に楽しみましょう。

夜のエントランスもムードたっぷり♡

【7:00~11:00】おはようステーキ!? クラブラウンジの朝ごはんがスゴイ

おはようございます。いやあ、昨夜はたくさんお酒もいただきましたし、夜景を満喫してホクホクでよ~く眠れました。早めの時間に夕食をいただいたからか、お腹もしっかり空いております。「Elegant Stay」プランの締めは、朝ごはんです。支度ができたら5階のクラブラウンジに向かいましょう。
 
ピア8のクラブラウンジの朝食はハーフブッフェ形式です。メインのお食事を選んだら、サラダやフルーツなどは好きなものを取ってきましょう。

サラダが充実! どれもこれもフレッシュで美味しかったです。

パンもこ~んなに種類があります♡

フルーツやヨーグルト、フレッシュジュースも選べるほどあります。キウイも質がいいっていうか、美味しかったです。クラブラウンジにハズレなし。

ピア8のクラブラウンジって実は、何が話題ってこの、朝食なんです。この日は「卵料理」と「和定食」もありましたが(ちなみに、ハーフブッフェにはお米やみそ汁はないので、「朝は米派」の方は問答無用で和定食にしてください)、なんといっても話題の中心は「ライズ&シャイン」という、ガッツリメニューです。

そっと置かれたメニューはこちら。中段のライズ&シャインは「ノルウェーサーモンのソテー」「やまゆりポークのグリル」「牧草牛フィレ肉のロースト」からひとつを選んで……ってちょっと待って、これ朝食の話だよね!?

こんなにも素敵なホテルステイの最後に、「朝から肉」というパワーワードで笑いを取りにきているのか、真面目に美味しいよと思ってオススメしているのか、料理長の意図は私には分かりかねますが、ここは挑むしかありません。行きましょう、ライズ&シャインの「牧草牛フィレ肉のローストをトリュフ香るぺリグーソース」でお願いします!

とりあえずサラダとフルーツとってきました。キャロットラペが食べやすいお味でした。乾燥する季節はニンジン食べましょう。

ステーキとセットのスープはこの日はパンプキンのポタージュでした。滋味! これ、なにげにとっても美味しかったです。

きたよ、牧草牛のフィレ肉が。お上品な量ですが、朝から食べるには十分過ぎる。

半分寝ぼけたアタマで「朝から肉食べるなんて何年ぶりかなあ……」と考えながらもぐもぐ。朝日を受けてゆらゆらと輝く窓の外の波を、キレイだなあってボーっと眺めながらもぐもぐ。ああ、肉って美味しいなあ。そういえば某有名モデルさんが、午前中に赤身肉を食べるといいんだよ、っておっしゃっていたけど、こんな感じなんだあ、とか愚にもつかないことをぼんやり思い出しながら美味しくいただきました。結論からいうとバターや脂身が多いものではなく、さっぱりとしたフィレ肉でしたから、この日はその後も調子よかったです。朝からお肉、ありかも!

朝は朝で美しいんですよね、景色が。

朝食は11時までで、もし食べそびれても11:00~12:00にブランチを食べさせてくれます(※ステーキなどはありません)。チェックアウトは12:00。簡単に荷造りをして、お部屋でまたお紅茶飲んで、朝の景色も堪能して私の「Elegant Stay」はおだやかに幕を閉じました。

ちなみに、私のお部屋の北東側の窓の目の前には「ハンマーヘッドクレーン」がありました。1914年に整備された日本初の港湾荷役専用クレーンで、土木遺産に登録されています。景観が美しく観光客も訪れられるので、朝から夜までたくさんの人が訪れていましたよ。

結論:1泊で旅行気分を満喫できる「Elegant Stay」は超おトクだ!

この「Elegant Stay」プランは11月1日からスタートし、2024年12月19日までの木曜~日曜のみ、1日1室しか受け付けない特別メニュー。お値段は1名利用で¥139,000~、2名利用で¥158,000~(曜日によって多少変動がありますが、そもそも木曜~日曜の週末の設定なのでここからそこまでのびっくりプライスにはならないみたいです)です。食事代もお酒もはっきりいって全て込みで、アクセスもめちゃいいのに、お部屋で、お船で、非日常の夜景を満喫できると考えたら……超アリ! 最近って、ちょっと近場の海外旅行でも燃油サーチャージなどどんどん加算されて、気づいたら20万円超とか結構な金額になりますからね……ちなみに「Elegant Stay」は12月19日までですが、宿泊者はクルーズ船も¥2,000で乗れますし、スパやお部屋など自分でアレンジして予約すれば12月19日以降でも類似の体験はできると思われます。が! 正直、5周年記念プランはプライスがかなりオトク。私は小市民なので概算しましたが、およそ3~8万円近く、おトクになると思われます。
 
他のプランはWEB予約できますが、こちらは1日1室限定なので電話でしか受け付けられないくらいスペシャルな企画。気になる方はまずは空き状況のご確認を! また、11月後半にも2025年初旬のスペシャルなプランが発表されるそうです。ちょっとコレ、マメにサイトをチェックしたほうがいいかもです。
 
期間: 2024年11月1日(金)~2024年12月19日(木) 木曜日~日曜日・祝日
料金: 1泊1室 1名利用¥139,000~、2名利用 ¥158,000~
予約・お問い合わせ: 045-307-2218(宿泊予約 受付9:00~19:00) ※予約は電話でのみ受付

【おまけ】クラフトビールの聖地「#狂ったセブン」はここにあるのだ!

ここだけの話、非公式に各種SNSで「#狂ったセブン」として有名なのがここ、ピア8宿泊者が一度は立ち寄るであろう横浜ハンマーヘッド1階にあるセブン-イレブンなんです。ここ、クラフトビール好きな方にとっては聖地として崇められている、超有名なコンビニなんです。ふらりと入ると観光地のコンビニエンスストア的に横浜みやげが並んでいたりするのですが、しばらくするとその異常さに気付きます。壁面に設置された冷蔵のビールの量と種類が、明らかにおかしいんです!

ビールが¥3,000近くもするの!? と驚いたのですが、調べたら日本では入手が困難なNYのビールなんです。おい、堂々と売っとるがな!

こちらもアメリカはテキサスのクラフトビールだそう。缶のデザインもおしゃれ!

こちらはここ、横浜ハンマーヘッドで醸造されてるビールなんですって。

度肝を抜かれて味の想像が一切つかないのがこちら。別に釜玉バターうどんの味がするわけではないみたいです。謎過ぎる。

調べてみると常時300種類以上の世界各国のクラフトビールが並んでいるそう(私の目算だと、この日は500種類近くあった気がしますが……)で、このセブン-イレブンを目当てに横浜を訪れる猛者もいるよう。お部屋で飲むのはもちろんですが、訪れた記念に見たこともないクラフトビールをおみやげにするのもアリかもです。

おつまみも豊富にありましたが、なぜかドジャースの大谷翔平選手もベンチで食べているヒマワリの種まで売られていました。謎過ぎるぞ、狂ったセブンよ。

ちなみに、ピア8内のフロント横のレストラン「Larboard」は健全に陽光を浴びながらランチもディナーも楽しめますのでこちらもご活用ください。宿泊者以外もお食事はできるみたいです。

レストラン&バー「Larboard」は12:00〜21:30(L.O.)。スマートカジュアル推奨です。アフタヌーンティーもできますよ。

「Larboard」のテラス席はこちら。なにこの青空。意味わかんない。開放感がエグい。お食事が5倍は美味しく感じそう。

ちなみにピア8の中には鮨処「かたばみ」もあり、江戸前寿司をいただけます。

ピア8のルーフトップは宿泊者限定の屋上空間。埠頭の暴風に吹き飛ばされなくても景色を堪能できる、穴場中の穴場です。

ピア8のすぐ横にはロンハーマン横浜店があります。もうこのエリア、本当にいくらいても飽きない~!

最後は、私が宿泊した「コーナースイート」から目撃した女神像「みちびき」をシェアいたします。願いをかなえてくれるそうですから、写真で恐縮ですがここはひとつ、お願いごとしてみましょう。またピア8に泊まれますように!

otona MUSE Y

元記事で読む
の記事をもっとみる