1. トップ
  2. 武内駿輔ら最強声優陣6名が参戦!『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』日本語吹替版予告

武内駿輔ら最強声優陣6名が参戦!『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』日本語吹替版予告

  • 2024.11.12

第73回アカデミー賞で作品賞に輝いた『グラディエーター』(00)の24年ぶりの続編を、巨匠リドリー・スコット監督自身が描く『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(11月15日公開)。このたび武内駿輔ら豪華日本語吹替版キャストが一挙解禁され、日本語吹替版予告編も解禁された。

【写真を見る】東京国際映画祭に登場した、デンゼル・ワシントン、コニー・ニールセン、フレッド・ヘッキンジャー

最大級の栄華を誇った大帝国、古代ローマを舞台に、ローマ軍によってすべて奪われた男が剣闘士(グラディエーター)となって復讐を誓う姿を描く本作。前作『グラディエーター』は、第73回アカデミー賞で作品賞、ラッセル・クロウの主演男優賞を含む12部門ノミネート、5部門受賞をはたした。アカデミー賞作品賞受賞作の続編が同じ監督によって作られるのは、フランシス・フォード・コッポラ監督による『ゴッドファーザー』(72)の続編、『ゴッドファーザー PART II』(74)以来となる。さらに本作がアカデミー賞作品賞を受賞すれば約50年、半世紀ぶりのシリーズ2作連続受賞となり、その快挙への期待も高まる。

先日、アメリカでの試写を機に世界中を駆け抜けたアーリーレビューでは大絶賛だった本作。先日は、初来日となる主演のポール・メスカル、オスカー俳優のデンゼル・ワシントン、前作から再登場のコニー・ニールセン、新時代の暴君皇帝役のフレッド・ヘッキンジャーら4人のキャストおよびプロデューサー陣による大々的な来日プロモーションも敢行し、レッドカーペットイベントはパラマウント史上最大規模となる約1000人のファンとともに大盛り上がりとなった。

そんななか、日本語吹替版キャスト陣の参戦が発表。復讐を誓うグラディエーターの主人公ルシアス(メスカル)を演じるのは、日本エンタメ界が誇る最強の若手声優と言っても過言ではない武内、ルシアスの才能を見抜き、利用し、帝国での地位を狙う謎の奴隷商人マクリヌス(ワシントン)に、これまでもワシントンの吹替えを数々担当してきたレジェンド声優の大塚明夫。屈強な将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)には、声優が選ぶ声優総選挙でも1位に輝いたレジェンド声優の山寺宏一。前作から主要キャラクターで唯一の再登場となる元皇帝の姉で、ルシアスの母でありローマ帝国の未来を憂えるルッシラ(ニールセン)は、24年前に公開された1作目から続投の沢海陽子。そして極悪非道でクレイジーな双子皇帝たち、ゲタ帝(ジョセフ・クイン)の宮野真守と、カラカラ帝(フレッド・ヘッキンジャー)の梶裕貴が絶妙なコンビネーションと交錯する想いを演じきる。

スコット監督といえば、細部まで構想しつくした自身の世界観と物語を、緻密な映像作りと質感の表現によってスクリーンに拡げ、数々の傑作を生み出してきた“生ける伝説”のフィルムメイカー。日本語吹替版でも最高の映像体験を約束してくれるはずだ。

そんなスコットの集大成的作品ともいえる本作で、主人公ルシアスを演じるにあたり、武内は「巨匠リドリー・スコットの作品に関わることができるなんて、まさに夢のようでした。ポール・メスカルは自分と年齢が近いこともあり、その表現の繊細さ、背中から放たれるオーラ、深く惹き込まれる瞳、すべてにおいて強い魅力を感じ、間違いなく次世代のスター俳優だと思っていましたが、そんな彼を吹き替える機会をいただけるとは。今年の運はすべて使い果たしました。今回のルシアス役では、その繊細な表現力を活かし、荒々しくも高貴な出立ちを見事に演じきっています。映画としてはとにかくコロセウム上での戦闘の躍動感、スピード、カメラワークに、かじりつくこと間違いなしです。字幕を追うことなく、日本の映画ファンの感性をより刺激できるよう、心血を注いで吹き替えさせていただきました。前作を知らない方でももちろん楽しんでいただけますし、前作ファンの方々の期待を、遥かに超える内容になっているんじゃないでしょうか。そして、声優陣の熱演ぶりを劇場の大きなスピーカーで体感できる、この機会をぜひお見逃しなく!皆様のご来場、心よりお待ちしております。力と名誉を!」と力強く語っている。

日本では、字幕版だけでなく、吹替版も一部を除くほぼ全ての劇場で上映される予定となっており、IMAX、4D、ドルビーシネマ、Screen Xなどラージフォーマットも含めた初週公開スクリーン数は全884スクリーンと、日本におけるパラマウント映画史上最大となる規模となる。 劇場情報はぜひ映画公式サイトよりご確認いただき、2024年最高の劇場体験が待ち受ける本作の、コロセウムに響き渡るグラディエーターたちのパワフルな叫びを、すべの上映フォーマットで堪能いただきたい。

文/山崎伸子

元記事で読む
の記事をもっとみる