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日本代表の森保監督、選手選考の苦悩吐露 「選手の目をできるだけ見ないように…」

  • 2024.11.12
日本代表の森保監督、選手選考の苦悩吐露 「選手の目をできるだけ見ないように…」
日本代表の森保監督、選手選考の苦悩吐露 「選手の目をできるだけ見ないように…」

Text by 井上大輔(編集部)

2018年から日本代表を率いてきた森保一監督。史上最強ともいわれるチームを指揮する指揮官が、DAZNのやべっちスタジアムで矢部浩之さんと対談した。

森保監督にはポイチというあだ名があるが、なんでも選手たちにもそう呼んでくれていいと言っているとか。

「今日は矢部さんとポイチでいきますか?(笑)いいじゃないですか、全然大丈夫ですよ、僕。選手にも言ってるんですけど、誰も言わないんですよ(笑)」と話すと、矢部さんは「(選手としては)絶対ムリです!」と答えていた。

そして、矢部さんが「嬉しい悩みだと思うんですけど、大変じゃないですか?」と選手選考での苦悩を聞くと森保監督はこう吐露していた。

「試合に向けてのトレーニングとかミーティングも大変ですけど、選ぶっていうことがもう本当に大変で。選手の目をできるだけ見ないようにしています…(笑)

これだけ多くの選手が世界の舞台で自分のポジションを掴みとって、戦いの場、ピッチに立てていることは、メチャクチャすごいことだと思います。

(代表選手たちを)変にしばってまとめようとは、もうしてないですね。最初からグループありきでチーム作りをしないというか、個性があって、その個性が融合して組織になる、ひとつのチームになる。

で、日本のよさであるチームのために、仲間のために、日本のために俺はやるっていう組織体になってほしいなっていう思いでやっていますし、選手も実行してくれています」

選手の目を見ないというのは、試合でのスタメン・ベンチ入りメンバー発表でのことだろうか。

森保監督は日本代表として86試合を戦い、のべ121人の選手を起用してきた。選手には個性を発揮したうえで、まとまりのある組織になってほしいという思いがあるようだ。

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