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自己肯定感が爆上がりする日記を再開。書き残せば愛おしくなる

  • 2024.11.12

ベットの上でペンを持ち、ノートを開く。私の1日が終わる。

日記を書くことを日課にしようとしている。書き始めたのは大学生のとき。インターンを始めると、本当にたくさんの初めてに出会い、吸収し、学ぶ日々となった。こんなに色鮮やかな毎日を過ごしているのに、明日にはほとんどのことを忘れてしまうのは勿体無い。この日々をなんとかして残したいという想いで日記を書き始めた。書いているとその日にあった出来事や、自分の感じたことがどんどん思い出される。そして溢れてくる。ああ、こんなにもわたしは多くのことを経験し感じていたのか、こんなにも色とりどりな感情を持っていたのか。日記を書くことで自己理解にも繋がり、わたしの感じた全てのものが美しいと自己肯定感も爆上がりした。

◎ ◎

先ほど「日記を書くことを日課にしようとしている」と書いたように、毎日必ず日記を書いているというわけではなく、日記を書くように「心がけている」毎日である。日記を書き始めた頃は本当に毎日ちゃんと書いていたのだが、最近はどうしても気持ちの波に左右されてしまっている。3ヶ月や半年書かない期間があったり、一方で毎日書いている期間があったり。社会人になってからは、疲れて帰ってきてそのままダラダラして1日が終わるときも多い。日記を書くことが好きなのだが、そういいながらも、毎日ちゃんと日記を書けるほど自分を律することができる、できた人間ではないのだ。

最近また毎日日記を書くようになった。そして改めて気付く。わたしの毎日は、心の中は、感情は、こんなにも色鮮やかなのかと。最近は仕事で思い悩むことが多く、このままでいいのかと悶々と過ごしている。今日あった出来事のどこにわたしは引っかかったのだろう、どうしてこんな感情になったのだろう。日記に書き出すことで、深層心理を探る作業をしている。その過程でなんて自分は嫌な人間なのだろう、最低なのだろうと思うことも繁々。お前はなんてくだらない人間なのだと突きつけられる気持ちにもなる。それでもそんなわたしが愛おしいのだ。嬉しい楽しいなどのポジティブで善良な部分だけでなく、悩みながらも進もうともがいている人間らしいわたしが。わたしの感じる感情の全てが。

◎ ◎

今悩んでいることもきっと後から見返せば、こんなときもあったなと微笑ましく思うのだろう。大学生の頃の日記を読んで、今のわたしが微笑んでいるように。今という瞬間を悩みもがきながらも、未来に向かって全力で進もうとしていた過去の姿は、今のわたしに勇気を与えてくれる。そして、また同じようなことで悩んでいるのか、きっとこれからも同じようなことで悩むのだろうなと、心地のよい諦めも運んできてくれる。

だからこそわたしは忙しなく過ぎていく毎日を日記に書き残していく。今を精一杯に生きているわたしの姿が、「大丈夫」「頑張ろう」で締めくくられる日々が、未来の私を励まし導いてくれるように。

■雲和のプロフィール
人口1000人のまちで田舎暮らし。子どもの「生きる」に寄り添います。好きなことは、日光浴と食べること。

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