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Jリーグ名門、16年ぶりのJ1復帰ならず…来季に向けて決意表明 「悲願の目標達成に向けて全身全霊をかけて」

  • 2024.11.11
Jリーグ名門、16年ぶりのJ1復帰ならず…来季に向けて決意表明 「悲願の目標達成に向けて全身全霊をかけて」
Jリーグ名門、16年ぶりのJ1復帰ならず…来季に向けて決意表明 「悲願の目標達成に向けて全身全霊をかけて」

Text by 奥崎覚(編集部)

10日に2024シーズンの最終節(38節)が行われた明治安田J2リーグ。

J1昇格プレーオフ圏の6位だったジェフユナイテッド千葉は、5位のモンテディオ山形とアウェイで対戦。24分に松田陸が退場した影響もあり、0-4の完敗を喫した。

一方、7位だったベガルタ仙台は大分トリニータにホームで2-1と勝利。この結果、6位と7位が入れ替わり、仙台がプレーオフ最後の椅子に滑り込むと同時に千葉はプレーオフ進出を逃している。

Jリーグの“オリジナル10”で名門に位置付けられる千葉。昨季は小林慶行監督就任1年目で6位に入ったが、J1昇格プレーオフ準決勝で東京ヴェルディに1-2と敗れた。

今季はエースストライカーである小森飛絢が残留。強い気持ちを持って臨んだシーズンだったが、またしても昇格には届かず。なお、小森は23ゴールを挙げてJ2得点王に輝いている。

試合翌日の11日、クラブは「シーズン終了のご挨拶」と題し、島田亮代表取締役名義で以下のようなリリースを行った。

「昨日、NDソフトスタジアム山形で開催されました明治安田J2リーグ 第38節 モンテディオ山形戦では、多くの皆様にご声援いただきながら、勝利することができず、ジェフユナイテッド市原・千葉(トップチーム)の2024シーズンが終了いたしました。

1年間、ジェフユナイテッド市原・千葉へご声援賜り誠にありがとうございました。選手・スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

今シーズンは小林慶行監督体制2年目として、昨シーズン手にした悔しさを忘れず、培ったものを生かし、更なる進化を求めて、クラブ一丸となりJ1昇格を目指してシーズンに臨みました。しかしながらシーズン最終盤の第37節、第38節で連敗を重ね、今シーズンを終了することとなりました。

チームの成績があがるとともにホーム、フクダ電子アリーナはもちろんのこと、アウェイのスタジアムでも多くのファン、サポーターの皆さまから大きなご声援を頂戴いたしましたが、残念ながら今シーズンも目標としていたJ1昇格には至りませんでした。 皆さまの大変大きなご声援、ご期待をいただきながら、応えられない結果となりましたことをお詫び申し上げます。

来シーズンこそはこれまで以上にクラブ一丸となり、ご声援いただきましたファン、サポーターの皆様、ご支援をいただきました行政の皆様、スポンサー企業の皆様とともに、悲願の目標達成に向けて全身全霊をかけて戦っていく所存でございます。

ジェフユナイテッド市原・千葉への変わらぬご支援・ご声援を心よりお願い申し上げます。」

5連勝を達成した36節終了時点では4位につけるなど、16年ぶりのJ1復帰に向けて好調さを維持していた千葉。

まさかの結果となってしまったが、小林監督のもとここ2シーズンで攻撃的なスタイルを定着させた意味は大きいはず。その継続性をこのオフ、どこまで維持できるか注目される。

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