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ヘンリー王子、親を亡くした子どもへの手紙で「母の死」を振り返る

  • 2024.11.11

ヘンリー王子は以前から、子どものころに母のダイアナ元妃を亡くした経験を公に語ってきた。それは多くの意味で、現在までの王子に大きな影響を与えてきたという。

王子は、メンタルヘルスや本音を語ることについて、家族について、異なる文化やイデオロギーを受け入れることについて、そして恵まれない人たちを助けることの重要性などについての理解を深めてくれたのは、母のダイアナ元妃だったと明かしている。

そのヘンリー王子が11月11日の戦没者追悼記念日を前に、命を落としたイギリス軍の兵士らの子どもたちを支援する慈善団体、スコッティーズ・リトル・ソルジャーズ(Scotty’s Little Soldiers)のメンバーに宛てた手紙を公開した。

「皆さんには、国に奉仕した皆さんの親たちの勇気によってもたらされた、それぞれのストーリーがあります」と語りかけた王子は、ダイアナ元妃の死についても言及している。

「おそらく私が他の何よりもよく理解できることは、幼くして親のどちらかを失うことの重みです」

「それが、私たちを打ちのめしたり、孤立させたりすることもあります。その心の痛みの中で、私たちは残された愛や記憶が持つ強さに気付きます」

「皆さんのようなコミュニティーが深い慰めと癒しを与えるものになることを、私は知っています」

ELLEgirl

ダイアナ元妃は、ヘンリー王子がまだ12歳、兄のウィリアム皇太子が15歳のときに、自動車事故で亡くなった。以来、兄弟は元妃の遺志を受け継いで設立した慈善団体、「ダイアナ・アワード」などを通じて、亡き母をしのぶ活動を続けている。

ヘンリー王子はその手紙に、次のようにもつづっている。

「勇気、思いやり、使命感など、皆さんの大切な人が与えてくれた価値観について、考える時間を取ってみてください。それらは皆さんを導く光となり、これから直面する課題を乗り越えていくのに役立つものとなるはずです」

From Harper's BAZAAR.com

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