【北九州市小倉南区】モダン空間で美味しく映える！もちもちわらびドリンク

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のかれんです。

日本の伝統や文化と美意識が表現された和菓子は、いま“WAGASHI”として世界から注目されていて、かつ、ダイエット中に食べても罪悪感が少ないスイーツ。しかし、和菓子屋さんに対して「敷居が高いな」というイメージで足が遠ざかっていませんか？なんと、モダンな空間でヘルシーで美味しい和スイーツと出会えて、SNSでも映える大人気の和菓子屋さん「菓匠きくたろう。」併設のカフェが小倉南区にあるんです！その名も「KIKUTARO cafe（きくたろうカフェ）」平日の午後に取材に伺いました。

スタイリッシュな外観とシックな店内

「KIKUTARO cafe」は、JR日豊本線朽網（くさみ）駅の空港口から徒歩約15分。海が近い県道25号線沿いにあります。先日紹介した「sweets shop FAVORI PLUS（スイーツショップファボリプリュ）」からも徒歩1分ほどの距離。ダークグレーの看板とスタイリッシュな建物が目印。広い駐車場も完備。

店内に入ると、シックな内装に、伝統の和菓子や、季節によって種類が変わる華やかな生どらやきがズラリ。きくたろうの顔のデザインが入った袋に詰められた”きくたろう饅頭”も愛らしいルックス。カフェも店内入って左側にあり、案内された後、席に設置してあるQRオーダーで注文を行います。

創業当時の"かりんとう"復刻と令和の"もちもちわらびドリンク"誕生

「菓匠きくたろう。」と「KIKUTARO cafe」の誕生エピソードを、マネジャーの山田啓玄（ひろはる）さんにお話を伺いました。

1950年、終戦間もない創業当時に大人気だった「小柳かりんとう」。その後、時代とともに販売を中止することに。しかし、多くのお客さんから「あのかりんとうはまた作らないの？」と要望が。

2代目社長の「創業時の想いを忘れずに、最高のかりんとうを作りたい。かりんとうというお菓子のなつかしさやぬくもりを感じてお客さんの笑顔を作れたら。」の想いから、かりんとうをはじめ、伝統的な和菓子や洋菓子のテイストを取り入れた創作和菓子を融合させたお店を作ろうと、創業者である越野菊太郎の名前をとって「菓匠きくたろう。」を2016年にに開店。その翌年に、「菓匠きくたろう。」の併設カフェ「KIKUTARO cafe」がオープン。

かりんとうには、ゆず、明太子、トマトバジル、有明海苔など種類もたくさん！

また、時代は令和になり、タピオカブーム到来。和菓子屋は敷居が高いと思っている若者にも気軽に楽しんでもらいたい想いで『「和菓子屋にしかできないドリンクを作ろう！」と試作を重ねに重ねて、出来上がったのが「もちもちわらびドリンク」でした。』と山田さん。ドリンク用の"わらびもち"には、沖縄県産の黒砂糖が入っていてほんのり甘く食べやすいサイズや柔らかさが特徴だそう。

「このドリンクの自家製シロップに使用している抹茶、ほうじ茶は福岡県八女市から、マンゴーは宮崎から、イチゴは福岡のあまおうなど、地元産にこだわっています。」と山田さん。おいしさと映えるルックスで大人気に。そのキッカケの1つは中高生のお客さんのSNS投稿だったとか。今やタピオカブームは去りましたが、もちもちわらびドリンクは全世代に愛され続けるドリンクに進化したそう。

KIKUTARO CAFEに突入！

景観を楽しみながらくつろぐことのできるカフェ店内の席で「KIKUTARO cafe」のオーダーをします。ランチもいただけるのですが、今回は初志貫徹でもちもちわらびドリンクの「ほうじ茶ミルクわらび」を注文。

おひとりさまも気軽に利用できるカウンター席にはコンセントがありがたい。テラス席はペットOK。

開放的でスタイリッシュな店内です。

2階は、団体のお客さんも利用できるワークスペースが大小2つ。貸切予約も可能で、食事会、ミーティング、ワークショップや親族の集まりなどにピッタリ。Free Wi-Fi完備です。詳しい利用案内は公式ウェブサイトへ。

店内を撮影していると、「ほうじ茶ミルクわらび」がとどきました。ほうじ茶とミルクのツートーンとつぶつぶのわらびもちがかわいいビジュアル。カップのきくたろうアイコンがキュート。飲んでみると濃厚なほうじ茶のコクと香りにまろやかなミルクで甘すぎない。そして黒糖味のわらびもちがストローからするするっと口に入ってきます。もちもちだけど柔らかく飲みやすい！

タピオカドリンクの場合、カップの形状でドリンクを飲み終えた後の"タピオカが最後まで飲めない問題"が起こりますが、もちもちわらびドリンクのカップの形状は最後までストローで吸えて完飲できます。おいしいわらびもちは最後まで楽しみたいので、これは嬉しいです。

お客さんの笑顔と「また来ますね！」の一言がうれしい

スタッフの片岡さんに話を伺いました。「お客さんの笑顔と『また来ますね！』の一言がうれしいです。」と片岡さん。「KIKUTARO cafe」の推しドリンクを聞いたところ、「ほうじ茶ミルクわらび」だそうで、ふわふわちゅるんと飲めるので、いろんな世代の方に飲んでもらいたいそう。カフェと販売を担当で、お客さんに声がけをしたり、テキパキとお仕事をされている片岡さん。笑顔から、楽しくお仕事されているのが伝わります。

昭和と令和の創作和菓子の世界へ

顔ハメ看板で撮影も楽しい。

贈り物に昭和のかりんとう、令和のもちもちわらびドリンク。時代を超えた創作和菓子やドリンクは見ても食べてもワクワク美味しい。「FAVORI PLUS CAFE」とのコラボ創作和菓子も気になる。和菓子を買いに来たついでに、もちもちわらびドリンクを注文し、スマートフォンでの撮影を楽しんだり、飲みながらシアワセ気分で家に帰る。そんな豊かで楽しい体験が、生活にハリを与え、たくさんのお客さんを笑顔の輪が広がっています。「KIKUTARO cafe」へぜひ立ち寄ってみてくださいね♪