1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「俺の飯は?洗濯は?」入院した私より自分の心配をする夫、誕生日に最高のプレゼントを用意して報復!

「俺の飯は?洗濯は?」入院した私より自分の心配をする夫、誕生日に最高のプレゼントを用意して報復!

  • 2024.11.12

結婚以来、共働きなのに家事は全部私。夫に協力をあおぎますが、俺は男だからと聞き入れません。私が残業で夕食を作れないときでも手料理を作れとわがままを言い、自分の要求が通らないとふてくされ……。その上「使えない」と私に悪態をつく夫。もう本当に嫌な気持ちになってしまい……。

ある日、急に後輩を自宅へ招待した夫。当日の報告でした。そのとき私は体調不良で、まさに早退して帰宅する途中。

夫は、手料理に飢えた後輩たちをもてなしたいと言いますが、今日は無理だと伝えました。すると夫はへそを曲げ、嫁選びを間違えた、結婚した意味なしと、心ない言葉を羅列します。そして、「うぜぇ」「使えねぇ」「消えろ」と罵倒されたのです。

心配するのは自分のことだけ…

めまいを起こした私は転倒。なんと、骨折してしまいました……。

しかも、胃に穴が開いていることも判明したのです。
「3週間入院だって」
「大ごとになっちゃった」

「えっ、そんなに?!」
夫に報告すると、ひどく動揺しました。しかし、それは私を心配してのことではなかったのです。

「俺の飯は? 洗濯は誰がやるの?」
自分が家事をすることなど、毛頭考えていない様子。災難に見舞われた私をののしり、退院したらもっと自分に尽くせと……。

夫は、私が病気をしたり骨折をしたりするのは、普段自分に尽くしていないがゆえの天罰だと言います。あきれて何も言えませんでした。私が夫のせいでさんざん苦労しているのを、彼は全然理解していないようです。

夫は、あれから1度も見舞いにきていません。そのくせ、自分の誕生日のプレゼント要求だけはしっかり伝えてきます。今年夫が私にくれた誕生日プレゼントは、キャラクターのふせんだけ。それなのに、自分は30万円もする腕時計をねだってきたのです。考えておくと返事をした私に、夫は一言「久しぶりにお前と結婚してよかったと思った!」と……。

稼げる嫁は最強だと言い、浮かれています。夫が言うように、実は私の方が稼ぎがいいのです。

入院をきっかけに私が決意したこと

私は病院で横になりながら、いろいろなことを思い巡らせました。そして、今が潮時だと判断したのです。私は、退院後自宅に戻るのをやめました。夫が仕事をしている間にこっそり荷物をまとめ、家を出たのです。夫から何度も連絡がありましたが、無視しました。

数日後に迎えた、夫の誕生日。

私は自宅に行き、離婚届を置いてきました。帰宅後それに気づいた夫は、慌てて連絡をしてきます。

夫のわがままに付き合いきれなくなったと伝えると、自分がいつわがままを言ったと怒鳴ってきて……。本人にまったく自覚がないとわかり、離婚を決意しました。

「せっかくの誕生日なのに……」と夫は言いますが、あえて誕生日にしたのです。どうせなら1番思い出に残るプレゼントにしようと。離婚届が誕生日プレゼントだなんて最高のサプライズじゃないですか♪

今日という今日は言ってやる!

そう決意していたので、私はずっと秘めてきた爆弾を投下しました。夫は、私へのプレゼントはケチるくせに、飲み屋の女性にはブランド物をたくさん貢いでいました。それが原因で、胃に穴が開いたのだと思います。骨折したのも本当は夫のせいなのです。

最も非効率なのはこの結婚生活♪

浮気がバレて、貯金の使い込みも発覚。窮地におちいった夫はひたすら言い訳をし、謝ってきますが、長く苦しめられてきた私が、許すわけがありません。

何でもできる高給取りの妻に甘えていたと白状する夫。私が何でもできるなら、あなたは手伝わなくていいの? こっちは負担だとずっと伝えていたのに……。

すると、自分がやったら非効率になると言い訳をします。何が1番非効率なのかわかっていないのです。私より給料が低くて、貞操観念にかけ、おまけに家事スキルゼロ、妻へのリスペクトゼロ。夫と歩む人生そのものが、まさに最たる非効率。

夫は、離婚したくない、変わるから許してほしいと懇願。反省もするし家事もするとあれこれ言ってきますが、しつこくて本当にうっとうしい! もう二度と私の前に現れないでほしいです。

私が今までのことを家族に話すと、味方になってくれて離婚を後押ししてくれました。義両親も相当あきれたようで、夫を勘当したそうです。何もできない人が家族からも見放される、その結果どんなことになるか……。悲惨な現実が待ち受けていることは確定ですが、自業自得なので仕方ありません。私は今後は自分のことだけを考え、夫との生活によって傷ついた心を回復させていこうと思います。

どちらか一方にのみ、負担がかかる夫婦関係を続けるのは難しいですよね。話し合い、助け合うことで、生活を改善、関係を修復できる場合もありますが、それはお互いを想いあってこそできることです。

自分を大切にしてくれない相手や環境には、潮時を見極め、行動を起こすことも大切なのかもしれません。自分を犠牲にせず、難しい要求はしっかりと断る、そんな強い心を持って生きていきたいですね。

【取材時期:2024年10月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる