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鈴木唯、新人アナウンサー・上垣皓太朗は「軽部さんと一緒にいるみたいな安心感がある」<Lady go>

  • 2024.11.11
鈴木唯&上垣皓太朗 ※ザテレビジョン撮影
鈴木唯&上垣皓太朗 ※ザテレビジョン撮影

【写真】8月に乳がんを公表した梅宮アンナがスタジオに登場

鈴木唯がMC、上垣皓太朗が進行を務める、11月14日(木)からスタートする新番組「Lady go」(毎月1回木曜深夜放送、初回は深夜0:25-0:55、フジテレビ系)。「女性の身体のこと、健康のこと、生きづらさのことを本音で語ることがファッションになる世界を」をテーマとした番組で、初回放送には乳がんであることを公表した梅宮アンナが登場。この度鈴木、上垣、梅宮が囲み取材に応じ、番組の見どころや、番組を通して視聴者に伝えたいことなどを語った。

梅宮アンナ「1人でも多くの方に情報をどんどん伝えていきたい」

――初回収録ということで、収録を終えてみて率直な感想をお願いいたします。

鈴木:私はちょうど今30歳で、やっぱりこういった話題が1番気になってくる年頃で、すごく身近なトピックなはずなのですが、何かきっかけがないと知ることもなくて、知っているつもりだったことばかりだったなと思いました。

実際に今日梅宮さんに来ていただいて、ネットで調べるようなことではない実体験を率直に語っていただき、学べたことが多かったです。なんでも語ってくださる梅宮さんの強さや、自分だけじゃなくて周りの人の意識も変えたいという気持ちの強さも感じました。

上垣:私は、乳がんは自分からは遠い話題だと思っていたんです。それは男性であるということと、年齢的なことと2つの理由でだったのですが、よく考えてみれば男性も乳がんになるし、若くても乳がんになる。他にも身近な人になる可能性があると考えれば、もちろん全然遠くないわけで、その距離が今日少し埋まったのかなと。

梅宮さんはがんについてすごく語る言葉を持っていらっしゃって、梅宮さんの暮らしている世界のことを少しこちらにも分けていただいたような感じがしました。梅宮さん自身のことなんだけれども、同時に誰かのことでもあり、自分や自分の周りの人にも置き変えられる、そういう聞き方ができたので、視聴者の方にも伝わるといいなと思いました。

――梅宮さんは、8月にがんを公表されてから、ご自身のこれまでの体験などを振り返る機会になったと思います。

梅宮:やはり公表したことはよかったなと思っていて、その理由はこういう形で番組に呼んでいただいたり、1人でも多くの方に情報をどんどん伝えていきたいなっていう思いがあるからです。私のSNSだけでは難しいので、テレビやイベントを通して、この自分の経験を活かしていけたらなっていうのは改めて思っています。

大事なのは検診に行くこと

――今回の放送を受けて、具体的に視聴者の方にどんな変化が生まれていったらいいと思っていますか?

鈴木:まずは検診に行くことですかね。私も毎年会社から婦人科検診に行ってくださいって来るんです。でも正直2、3年に1回しか行っていなくて。それは忙しさに負けていたり、あとは万が一なにかあったらどうしようとなって、知らないふりしておこうみたいな気持ちが心のどこか奥底にあったからだと思います。でもそれをしてしまうと、もっと大変なことになるので、やっぱり検診にみんなが行くようになればいいなと思います。

あとは周りの人の支える気持ちですかね。なんて言葉をかけたらいいのかと言った時に、「こういうこと言われたら嫌です」と梅宮さんがおっしゃってくださったので、相手のことを思いやることができるようになれればいいなと思いました。

上垣:対応に関しては梅宮さんのケースパターンを今回お聞かせいただいたわけですが、本当に1人1人感じ方が違うだろうなと。推測する力って常識力とかではないような気もするんです。「それが嫌だよ」って言われてから気づくこともやっぱりあるかもしれないですし、そう思うと1歩踏み出して会話してみよう、という世の中になってもいいのかなと思いました。それから、私は保険に入ろうと思いました。

――「本音で語ることがファッションになる」というのが番組のテーマですが、病気のことや自分の体調を相手に伝えることを、ためらうこともあるかと思います。今回の番組を通して、ご自身には変化がありそうですか?

鈴木:私はまさに言えないタイプで、風邪を引いていても本当に限界まで隠しちゃうんです。弱みを見せたくないという思いがあって、もちろん風邪は弱みではないのですが、自分のことになると弱みに思えてきて、見せたくないという風に思ってしまい、本当は全く本音で話し合えないタイプの人間なんです。なので、この番組を機に変わっていきたいという思いはあります。

上垣:今回女性の体と心というのがテーマで、正しい言い方ができているかわからないのですが、男性社会の方がより自分の弱い部分を言いにくい環境のような気もするんです。それは、人に相談できる機会や相談しやすいような心境になるチャンスを獲得しづらいっていうことでもあると思っていて、最近は自分の弱い部分や「ここで今困ってる」「調子が良くない」というのを、ちゃんと言おうという気持ちになってきています。

上垣皓太朗は「最初からアップデートされてました」

――上垣アナは1年目ということで、この番組にかけて上垣アナのアップデートっぷりを教えてください。

鈴木:最初からもうアップデートされてました(笑)。上垣アナと仕事をするのが、大勢での仕事をのぞいたら今日が初めてで、全くそうとは思えない、いつも横にいてくれる先輩感がありました。今日、蝶ネクタイもしてて、私はいつも軽部さんの隣にいるので、軽部さんと一緒にいるみたいな感じで安心しました(笑)。なので元々アップデートされています。

上垣:いやいや、されてないですよ。日々未熟なところを感じてます。

鈴木:今日も自分の意見を交えつつ話を振っていて、普通に受け入れてた自分がいたんですけど、冷静に考えると本当に1年目か…?と(笑)。

上垣:ありがとうございます。でも今日はもう少しざっくばらんに行きたかったなという思いもありました。

――上垣アナご自身は、アップデートしたなと感じる部分はありますか?

上垣:そんなに身構えなくなってきたかなという感じはあります。

鈴木:それで言うと、収録が始まる前は緊張しそうじゃないですか。なのですが上垣アナは歌を歌っていました(笑)。

上垣:「なつだ!プールだ!レッツゴー!」を歌っていました。オシャレ魔女 ラブ and ベリーの曲で、別番組なんですけれども、その関係でキャラクタービジネスのことを色々と調べていて。印象的な曲だったので、最近頭から離れないんですよ(笑)。

――では最後に、この番組の見どころや意気込みをお願いいたします。

鈴木:女性なら誰しも身近にあるトピックを毎回放送していくと思います。なかなか同性同士でも相談しにくい内容だったり、特に異性間なら尚更だと思うのですが、そういう壁をぶち破る、突破口になる番組になったらいいなと思っていますので、ぜひ見ていただけたらなと。

上垣:唯さんがMCで私が進行という立場なのですが、まずは番組をきっちりと進行するということを前提にしながら、自分の素直な疑問だとかリアクションは、なるべくスタジオに返す努力をしていきたいなと思います。

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