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松下洸平“牧野”が児童の心も救う…自傷行為にはしる娘と父親の関係修復「涙腺崩壊がとまらん」の声<放課後カルテ>

  • 2024.11.10
「放課後カルテ」第5話より (C)日テレ
「放課後カルテ」第5話より (C)日テレ

【写真】ドクターコートを着用した病院勤務時代の牧野(松下洸平)

松下洸平主演のドラマ「放課後カルテ」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/※Hulu・TVerでも配信)の第5話が11月9日に放送。心の病に悩む羽菜(小西希帆)と向き合う姿や心を救うシーンに、X(旧Twitter)では「涙腺崩壊」といった投稿が相次ぎ反響を呼んでいる。

学校医が主人公の保健室ヒューマンドラマ

日生マユの同名漫画(講談社「BE・LOVE」所載)が原作の本作は、世代を超えて多くの読者から愛されている作品を初めてドラマ化。学校医として小学校に赴任してきた、文句ばかりで口も態度も大きい問題の小児科医・牧野(松下)が、鋭い観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来へ向かう子どもたちの背中を押す、保健室ヒューマンドラマとなっている。

「放課後カルテ」第5話より (C)日テレ
「放課後カルテ」第5話より (C)日テレ

牧野の病院時代の過去

両親との関係で心に傷を負った羽菜(小西)を心配し自宅へ駆けつけた牧野。「お前を助けたい」と羽菜に語りかける背景には、彼の苦い過去があった。

牧野が大学病院で勤務していた際に、シングルファーザーの貴之(塚本高史)が息子の真琴(三浦綺羅)を連れてやってきた。牧野は真琴の症状と検査結果からインフルエンザと診断するが、2週間たっても熱は下がらず、貴之は再び真琴を連れて病院へ。

高崎(田辺誠一)から別の細菌に感染していると診断を聞いた貴之は、牧野への不信感を募らせる。高崎は、患者や保護者の気持ちに寄り添うよう牧野に忠告するが「精神論で救えるのか」と聞く耳を持たない。そんな中、真琴が足を痛がる様子に違和感を感じ、カルテを見なおした牧野。そこで、発熱の原因がリウマチ熱と気付き、吉田(加藤千尋)が止めるのも聞かず、真琴の家に電話をかける。

しかし、牧野の強い口ぶりに怯えた真琴は、電話を切ってしまう。その後、貴之が来院予約をキャンセルしたと聞いた牧野は、貴之に無断で真琴を病院に連れてきてしまう。その後の診断の結果、心臓弁の逆流が起こっており、入院することになった真琴。牧野は不信感を募らせた貴之と口論になり、患者の担当を外されてしまうのだった。

「放課後カルテ」第5話より (C)日テレ
「放課後カルテ」第5話より (C)日テレ

親子が向き合う姿に「涙腺崩壊」

場面は変わり、牧野の心の訴えにより扉を開けた羽菜。母親が家を出て行ったことにより心に傷を負い、「私なんていない方がいい」と自傷行為を続けていた。手のひらの傷を見て「このままでいい」という羽菜に対し、「手当をしよう、痕が残らないように」と学校の保健室へと連れていく牧野。手当が終わると、羽菜は「ありがとうございました、うれしかったです」と牧野に頭を下げ、笑顔を見せた。

そんな中、篠谷(森川葵)が羽菜の父親(和田聰宏)に電話をかけ、牧野を含む3人で面談をすることに。羽菜が問題を起こしたから呼び出されたと思っていた父親。牧野が羽菜の自傷行為について話すと、驚いた表情を見せる。

牧野は、羽菜自身を見ようとしない父親に「あなたは、本当に父親ですか?」と問う。牧野の言葉に感情的になった父親が「羽菜は!俺の娘だ!」と叫ぶ姿を見て安堵し、「医師だけではあいつを救えません」と涙を浮かべながら訴える牧野。自傷行為の裏に隠された羽菜の本心を受け入れ、羽菜と向き合うように説得するのだった。

父親に少しでも羽菜の学校での様子を知ってもらおうと、案内をする篠谷。すると、教室に藤野(上田琳斗)と隠れて残っていた羽菜が姿を見せる。牧野の誘導により、羽菜は本心を少しずつ父親に話す。親子としてしっかり向き合い始めることができた2人。父親は羽菜の自傷の痕を手当しつつ、羽菜に向き合う。牧野が羽菜の心に寄り添い働きかけたことで、心の傷までも手当をしたのだった。

精神的な病気の児童の心が救われた第5話。SNSでは「ボロ泣き」「涙腺崩壊がとまらん」「目がパンパンに腫れてる」「牧野先生も成長してる」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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