1. トップ
  2. 恋愛
  3. 振りやすく打ちやすい短尺ドライバーはコレ!岩男健一プロが試打

振りやすく打ちやすい短尺ドライバーはコレ!岩男健一プロが試打

  • 2024.11.10

つるやの「ONESIDER(ワンサイダー)」のニューモデル「Ji+S」は“ 短尺設計” をさらに追求。これまで短尺を使ったことがない人はもちろんのこと、使ったことがある人もあらためて試してほしいクラブに仕上がった。

そのクラブを先入観なくつねに“ よいクラブ” 選びに余念のない岩男健一プロが試打インプレッションする。

つるや ONESIDER Ji+S ドライバー

SPEC
●ヘッド素材/フェース・ボディ:6-4Ti、クラウン・ソール:カーボン
●ヘッド体積/ 455cc ●ロフト角/ 10.5度 ●ライ角/ 60.5 度 ●長さ/ 43.5 インチ
●重さ/ 305g(フレックスR)●シャフト(フレックス)/ ONESIDER Ji+S専用カーボン(R、S)
●価格/ 6 万6000 円

Q 短尺ってどんな人向け?

A:一部じゃなくて全ゴルファーが対象のクラブです!

「2インチ短い」はけっこう違う!

振りやすく打ちやすい短尺ドライバーはコレ!岩男健一プロが試打
左が45.5インチのドライバー、右が43.5インチのONESIDERJi+S。「2インチはアイアンでいえば“6番とPWくらいの違い”といえば、安定性がどれだけ変わるかわかりますよね」(岩男)

「ワンサイダーJi+S ドライバー」を試打しての率直な感想は「短尺も進化している」でした。短尺ドライバーとしての完成度がとても高いので、まったく違和感なく振れる。5球も打てばすぐに慣れて、普通のドライバーと同じ気分で打てますが、気分は同じでも結果は短尺の恩恵をたくさん受けるはずです。ビギナーやエンジョイ派、上達志向のゴルファーでもティーショットを高確率で成功へと導くクラブなので、先入観をもたず全ゴルファーに試してほしいですね。

気になる飛距離性能は「短いから飛ばない」とは思いませんでした。むしろ、ボールを擦って飛距離をロスしているゴルファーにとっては、通常の長さのドライバーよりも最大も平均飛距離も伸びる可能性が高い。シャフトとヘッドが走ってくれるのでボールのつかまりがよく、弾きもいい。打感のよさと、とにかく球が高く上がってくれるのも印象的でした。

あらためて長さについて考えると、43・5インチは通常のドライバーよりも2インチほど短いですが、アイアンに置き換えると6番アイアンとピッチングウエッジくらいの違い。どちらがよりミートしやすく、ターゲットを正確にとらえられるかは言わずもがなですね。

通常の長さのドライバーと二刀流で使うのもオススメ。両サイドが狭いなど方向性を重視したいホールでは短尺が活躍しますが、併用することでクラブやコース攻略の引き出しを増やす知識と経験が積めてゴルフ力もスコアもアップする。ゴルフ人生のなかで1度は手にしてもらいたいドライバーです。

通常の長さと短尺の“ドライバー2本セッティング”も全然あり!「 Ji+S(右)は価格もリーズナブルなので、あまり使わないFW よりもコースで活躍してくれるコスパの高いクラブになりそうです」(岩男)

振りやすさ、当てやすさ、正確性がスタビリティ&グレードアップ!

ONESIDER Ji+S の「S」は「STABILITY(安定)」の「S」。

すべてが「STABILITY」する性能を岩男の試打コメントとともに解説する。

ヘッド全体にスタビリティ(安定感)!

フェースが広く、一体カップフェースボディによるエネルギー効率の高さとオフセンターヒットへの強さは「打点がバラけても、芯に当たらなくても飛ぶ」安心感が得られる。「フェース側のエッジ部の丸みや塗装の仕様でフェースがよく見えるから、やさしさも感じますね」(岩男)。

また、フェースからバックフェースまでの長さは短め、セミグース・フックフェースでスライスを抑えるが、「そうは見えない」ストレートトップラインが構えやすさを演出している。

違和感なし!安心しか感じない455ccヘッド

短いとヘッド体積が小さくなるモデルもあるが、しっかりとした大きさのある455cc は「安心感でしかない」と岩男。ラージヘッドでも、もちろん振りやすさは損なわれていない。

単に“切る”とは別モノ!前作を超えた短尺専門シャフト

最適なシャフト剛性を三菱ケミカルと共同開発。短く切るとバランスが軽くなりすぎる、シャフトが硬くなってしならず加速しない、球が上がりにくくなるデメリットを払拭。

タイミングも取りやすく、手元がしっかりしているので強振してもシャフトが暴れず、ヘッドが走ってくれる。

この視覚効果が効く!「カーボンレール」

大型マレットパターと同じ視覚効果を発揮する「カーボンレール」は、ヘッドをターゲットに対してきちんとスクエアに向けられる。

インパクトゾーンでヘッドを真っすぐ動かす意識ももてて、正確性と直進性がアップする。

やっぱり初級者から上級者にも使ってほしいです

進化した短尺「ONESIDER Ji+S」はより振りやすくなって、正確性だけでなく飛距離性能も向上しています。普段から曲がる、飛ばないなど、ドライバーを苦手としている人はもちろんのこと、競技ゴルファーはタテ距離や平均飛距離を気にしますから、ティーショットに安定感を求める上級者にもオススメ。

ラウンド中、急にドライバーが不調になることがよくある人は「次のホールから短尺で打とう」と使い分けるのも◎。毎ホール、ティーショットが成功し、次打をいいところから打てるとスコアは自然とよくなるので1 日中、楽しいラウンドが過ごせますよ。

「ONESIDER Ji+S」をオススメしたいゴルファー

・ティーショットが苦手
・ドライバーの自信を喪失中
・スライスが出てしまう
・飛距離より安定感重視
・ホールや調子によって1W を使い分ける
・「スコアがいい!」が一番の楽しい人♪

ドライバー以外の短尺仕様もオススメ!

「ONESIDER Ji+S は、ドライバー以外のクラブにも“ 短くすることでのメリット” を突き詰めた機能が満載!ドライバーだけでなく、FW・UT・アイアンまで、フルセットでそろえると、スコアがもっとよくなるでしょう」(岩男)

いかがでしたか? ぜひ“ 短尺設計”のクラブを試打してみてください!

試打・解説=岩男健一
●いわお・けんいち/1987年生まれ、和歌山県出身。ツアープロとして全国の試合に積極的に出場。自ら開発にかかわるなどギアへの造詣も深い。登録者13万人を超える人気チャンネル「わっほーまっちゃんの日常」をYouTubeで配信中。

●商品の問い合わせ/つるやゴルフ
☎ 06-6281-0111 tsuruyagolf.co.jp

写真=相田克己
協力=太平洋クラブ 成田コース

元記事で読む
の記事をもっとみる