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プロが選ぶ“世界最恐”のクリーチャー・ホラー(4)残酷な狂気に襲われるのは?神話の恐ろしい力を描いた異色作

  • 2024.11.10
ニコラス・ケイジ【Getty Images】

ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく。今回は、人類VSモンスターの命をかけた戦いを描く、クリーチャー・ホラーを6本セレクト。暗闇の先でうごめく気配、グロテスクなフォルム…。人類を絶望に突き落とす、化け物たちの饗宴をご覧あれ! 今回は第4回。

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『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』(2019)
上映時間:111分
製作国:アメリカ、ポルトガル、マレーシア
監督:リチャード・スタンリー
脚本: リチャード・スタンリー、スカーレット・アマリス
キャスト:ニコラス・ケイジ、ジョエリー・リチャードソン、マデリン・アーサー、クオリアンカ・キルヒャー

【作品内容】

閑静な田舎に引っ越したばかりのガードナー一家の庭に、ある日突然、隕石が衝突。明くる日になると隕石の姿はすでにない。それからというものの、庭では植えたはずのない花が育ち、ペットは異常行動を示すようになる。そうこうするうちに、隕石がもたらす奇妙な現象は、夫のネイサン(ニコラス・ケイジ)や妻のテレサをはじめとした家族の面々にも影響を与えていく。

原作は、幻想小説の旗手であり、「クトゥルフ神話」の創始者であるH・P・ラヴクラフトによるSF小説「宇宙からの色」。

『遊星からの物体X』のようなクリーチャーデザインと、抵抗を許されない残酷な展開がこれでもかと繰り広げられる。常人には決して抗えない、神話が持つ恐ろしい力の一端に触れることのできる作品だ。

色彩表現が非常に目に刺さるため、視聴後はよく目を休ませましょう。

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