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日本の工芸家の作品をオンラインで購入・鑑賞できる「ARTerrace」が作品を一挙公開

  • 2024.11.9

オンラインマーケットプレイス「ARTerrace」は、11月5日(火)より、日本を代表する人間国宝や著名な工芸作家の新作40作品の取り扱いを開始した。

著名な工芸作家の作品を一挙取扱開始

「ARTerrace」は、偉大な作家たちの作品をどこからでも手に入れられる唯一無二のプラットフォーム。ブロックチェーン技術を駆使し、作品の真贋を保証することで、コレクターや愛好者が安心して作品を購入できる環境を提供している。

一次市場・二次市場の両方を含むエコシステムを構築し、これまで直接店舗に足を運ばなければ手に入らなかった作品を、オンラインで簡単に入手できる利便性を実現。その歴史と価値を広く発信するまたとない機会を届けている。

代表作品紹介

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作品名:色絵吹墨墨はじき雪文碗[/caption]

有田焼の名門である今泉家の十四代 今泉 今右衛門氏は、江戸時代より続く伝統を守り、現代の表現技術を融合させて新たな美を創造している。

紫綬褒章受章、色絵磁器において陶芸家としては最年少で人間国宝となった。日本伝統工芸展でも数々の賞を受賞し、作品は国内外で高い評価を得ている。

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作品名:蝸牛 打出し器[/caption]

桂 盛仁氏は、金工の第一人者として知られ、江戸時代初期から続く彫金の一派、柳川派の流れを継承している。繊細な造形と独創的なデザインが特徴で、旭日小綬章受章、宮内庁買い上げ、文化庁長官賞を受賞するなど研鑽を積み、2008年に人間国宝に認定された。

明治期の卓越した工芸作品は“超絶技巧”と称され、高い評価を獲得している。同氏は、そうした工芸技術を脈々と受け継ぐ第一人者だ。

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作品名:唐津黒斑茶盌[/caption]

十四代 中里 太郎右衛門氏は、初代中里又七は肥前国唐津藩の御用焼物師の陶家。

桃山時代の古唐津を復興させた人間国宝・中里無庵氏を祖父に持つ。また、現代的な装飾で唐津に新たな方向性を示した、日本藝術院会員の中里逢庵氏が父親に当たる。

十四代 中里 太郎右衛門氏は、伝統を重んじつつも中国的な装飾や技法を加えた作風で新しいスタイルを模索。茶道文化に深い理解を持ち、国内外で展示会を開催するなど積極的に活動している。

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作品名:矧合花器[/caption]

萩野紀子氏は、重要無形文化財「鍛金」の保持者である故・関谷四郎氏に師事した、金工(鍛金)を代表する女性作家だ。

伝統技術に女性らしい繊細さと現代的な感性を取り入れた作品が特徴で、日本工芸会主催の展覧会で多くの賞を受賞。その美しい色合いと柔らかな形状が高く評価されている。

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作品名:堆漆ペンダント ミドリ菱形[/caption]

そのほかにも、伝統的な漆技法を用い、現代のデザインに昇華させる革新的な松本達弥氏、

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作品名:種[/caption]

伝統と現代のデザインを融合させた独自のスタイルを確立し、日本工芸会やその他の展覧会で数々の賞を受賞している庄村久喜氏、

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作品名:色絵洋彩蓋物[/caption]

陶芸家として、一貫して磁器の素地に色彩豊かな絵付を施した器を制作。独自の境地を広げ、新しい色絵磁器の世界を切り拓く前田正博氏、

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作品名:堆漆ブローチ「ストライプ」[/caption]

漆工芸の新鋭として注目される作家であり、東南アジアから伝わった技法の蒟醤を制作する松本法子氏、

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作品名:紺青彩零雨文花器[/caption]

伝統的な技法を用いながらも独自のデザインを追求し、日本工芸会をはじめとする展覧会での受賞歴を多数有する保立剛氏、

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作品名:片口とぐい呑みセット(菱)[/caption]

科学と伝統技術を巧みに融合させ、日本工芸会やその他の展覧会で数々の賞を受賞している小山耕一氏の作品がラインナップ。

「ARTerrace」では、各作品の詳細を画像とともに紹介している。

人間国宝を含む著名な工芸作家の作品を鑑賞し、購入もできるオンラインマーケットプレイス「ARTerrace」を、チェックしてみては。

「ARTerrace」公式サイト:https://arterrace.jp/jp 「ARTerrace」公式Instagram:https://www.instagram.com/arterrace_inc

(丸本チャ子)

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