1. トップ
  2. レシピ
  3. りんごの皮、家事にまだまだ使えます!むいたらすぐ冷凍or乾燥が正解♪

りんごの皮、家事にまだまだ使えます!むいたらすぐ冷凍or乾燥が正解♪

  • 2024.11.11

こんにちは。家事コツ研究員のFumiです。リンゴがおいしい季節ですよね!剥いた皮は家事に使えることが知られていますが…、面倒臭がりな私は「リンゴを切って剥くのもちょっと面倒なのに、その後に皮でまた掃除するなんて!!」と思っていました。そこで、皮をとりあえず冷凍または乾燥してみることに。こうすれば、いつでも好きな時に家事に使えるはず。

果たしてそれでもリンゴの皮は効果を発揮してくれるのでしょうか?!家事への活用を試してみました!

冷凍のリンゴ皮で鍋の黒ずみ取り!

焦げ付いて黒くなった鍋。調べたところ、リンゴの皮を使ってこうした黒ずみを落とせるようなのです。冷凍したリンゴの皮でやってみました。

【用意するもの】

リンゴの皮(冷凍)、水、タワシ、クレンザー

まず、鍋の八分目まで水を張ってリンゴの皮を投入。今回は1L容量のスープ鍋にリンゴ1個分の皮を使用。

15分ほど煮込みます。沸騰するとあふれそうになるので火加減にご注意を。

15分後、鍋が冷めてきたらタワシでこすります。クレンザーをかけて軽くこすると、黒ずみがスッキリ落ちました!

ビフォーアフター写真はこの通り。

↑before/黒い焦げ付きがしっかり付いています。

↑after/皮を煮立てて冷めてからタワシでこすったもの。クレンザー不使用。

↑after/さらにクレンザーをかけて軽くこすったもの。ピカピカです!

リンゴの皮を煮立てただけの段階でも、黒ずみがかなりキレイになりました。

クレンザーを使ってこする時も、いつもより軽い力でスルンと落ちた印象。冷凍しても、リンゴの皮パワー健在と言えそうです!

煮立てたあとのリンゴの皮は、さらにシンクを磨くのに使ってから捨てました。こちらもとってもキレイになりましたよ♪

冷凍皮を肉と漬け込んで、安い肉を柔らかに?!

料理では「リンゴの皮を使ってお肉を柔らかにできる」との情報もキャッチ。これも冷凍したリンゴの皮で試しました。

長く漬けるほどよい、との噂もあったので、漬け置き時間を変えた3パターンで食べ比べ!

【用意するもの】

よく洗ったリンゴの皮(冷凍)、お好みの肉、密閉できる容器やビニール袋

スーパーで買った安い鶏胸肉。比較用に1枚の鶏胸肉を横3つに切り分け、一口大のそぎ切りに。密閉できる保存容器A、B、Cにそれぞれ入れます。

最初はCだけ、肉表面にリンゴの皮をのせました。蓋をして3つとも冷蔵庫へ。

50分後、Bの鶏肉にもリンゴの皮をのせます。これで「A=リンゴの皮なし」「B=漬け置き時間10分」「C=漬け置き時間60分」の3パターンに。

シンプルに焼いて、塩をふって食べ比べました!息子2人と私で目をつぶって、どれが口に入ったか分からない状態で3種類を実食。3人の感想は次の通りです。

A(漬け置きなしの鶏肉)…「固い」「パサパサしている」

B(リンゴの皮に10分漬け置いた鶏肉)…「柔らかい」「繊維がほぐれやすい気がする」

C(リンゴの皮に60分漬け置いた鶏肉)…「一番柔らかい」「おいしい」

まとめると、漬け置き時間は10分でもいいし、長いとお肉がより柔らかになる!という感じ。漬け込む時に一緒に調味料を入れて味付け肉にしてもいいですね♪

皮表面の農薬は、国産リンゴは水洗いで十分取れるようなので、よく洗ってから冷凍し、活用してくださいね。

乾燥させてポプリに!消臭剤にもなって◎

もう1つ、簡単にできるのが乾燥。リンゴの皮は乾燥させるとポプリや消臭剤になるそうなのです。

ザルにリンゴの皮を置いて外に干しました。カラス除けにネットをかけ、洗濯ものと一緒に日中は外へ出し、朝夕に家の中へ。

天日干しは1~2週間が目安。気温や天気、湿度などに合わせて期間を調整してみるとよさそうです。待ちきれない場合は耐熱皿に置き、100Wの電子レンジで10分以上温める方法でもOK。

出来上がったら小さくカット。このままでアロマや消臭剤になるのだとか!香りはほんのり。アロマにするなら、好みの香料オイルを垂らしブレンドするともっと満足できるかも。

私はネットに入れて消臭剤として、ゴミ箱の底に忍ばせました。劇的な変化はないけど、ゴミ箱の臭いがちょっと軽減されたような気が?!

リンゴの皮は冷凍しても頼れるヤツだった!

今回試した限りでは、リンゴの皮は冷凍しても役立つことが判明。お掃除にも、お肉を柔らかくするのにも一役買ってくれました~。乾燥させる場合もほぼ放置でラクチン。

リンゴは皮を剥いたら冷凍または外干しに。「皮をすぐ活用する気分じゃないよ~」という時などに、試してみてくださいね。

写真・文/北浦芙三子 ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる