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高橋克実“朱雀”が自分の過ちに気付く姿へ「部長えらい!」「感動するやん」の声<無能の鷹>

  • 2024.11.9
祝日にうっかり出社してしまった鷹野(菜々緒)と部長の朱雀(高橋克実) (C)テレビ朝日
祝日にうっかり出社してしまった鷹野(菜々緒)と部長の朱雀(高橋克実) (C)テレビ朝日

【写真】部下の鶸田(塩野瑛久)らに老害部長と煙たがられる朱雀(高橋克実)

菜々緒が主演を務める金曜ナイトドラマ「無能の鷹」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)。11月8日に放送された第5話では、部下から老害部長と煙たがられていた朱雀(高橋克実)が、開発部・部長の鴫石(安藤玉恵)や鷹野(菜々緒)の言葉を受けて自分の過ちに気付いた姿に、視聴者から多くの声が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)

「無能の鷹」とは

本作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)で現在連載中のはんざき朝未による同名コミックを実写ドラマ化した、超・脱力系お仕事コメディー。

テレビ朝日ドラマ初主演を務める菜々緒が、スマートな身のこなしに落ち着いた声、自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞い、どこからどう見ても中堅エース級の風格を備えていて、超有能そうな見た目なのに実は衝撃的に無能な主人公・鷹野ツメ子を演じる。

また、「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」(2021年、日本テレビ系)をはじめ、「監察医 朝顔」(2019年、フジテレビ系)、「正直不動産」(2022年、NHK)など、数々の人気ドラマを手掛ける根本ノンジ氏が脚本を担当。

主人公・鷹野ツメ子役を菜々緒、鷹野と同期の新入社員・鶸田道人役を塩野瑛久、鶸田の指導係の営業部中堅社員・雉谷耕太役を工藤阿須加、営業部の中堅社員・鵜飼朱音役をさとうほなみ、営業部の部長・朱雀又一郎役を高橋、鷹野の指導係の営業部ベテラン社員・鳩山樹役を井浦新、開発部の変人エンジニア・鵙尾弓役を土居志央梨が務める。

変わってしまった朱雀、部下からは老害部長と呼ばれて…

ある日、老害部長・朱雀のフリーズしたパソコンを鳩山が直していた。無事にパソコンは直ったものの、朱雀から感謝の言葉はなく、部下の鶸田や鵜飼、雉谷らはグループチャットで“「ありがとう」が言えない朱雀”について愚痴るのだった。

仕事の後、いつもの飲食店で飲んでいた鶸田や鵜飼らは、鳩山からかつて朱雀がバリバリ働いていた現役時代の話を聞いて、現在との振る舞いの違いに驚く。そして、「誰でも歳は取る。その結果、誰だって老害になる可能性はある」と鳩山は皆を諭すのだった。

朱雀は家庭でも傍若無人な態度で振る舞い、妻の亜矢子(中島ひろ子)や娘、息子からまったく相手にされない日常を過ごしていた。そんな中、部下らが自分のことを「完全なる老害」と話しているのを偶然聞いてしまった朱雀。気分を害して早退するが、帰宅後、亜矢子から離婚届を突き付けられてしまう。

後日、祝日にうっかり出社してしまった朱雀は、同じく間違えて会社に来た鷹野と二人きりに。そして、パソコンがまたもやフリーズした朱雀は、開発部・鵙尾の連絡先のメモらしき、「MOZU」と書かれた電話番号に電話するよう鷹野に指示をする。

電話をかけた先は鳩山と鴫石がたまたま訪れていた純喫茶「MOZU」で、相手が朱雀だと知った鴫石は、かつての朱雀と交わした約束を実行するべく、あることを進言するのだった。

朱雀が過ちに気付いた瞬間…SNSが盛り上がる

いつの間にか「ありがとう」と「ごめん」が言えない老害部長になっていた朱雀は、自分の過ちに気付く。

そして、休みの日にデータ分析を頑張った鶸田に「ありがとう」と言う朱雀の姿に、SNSでは「部長えらい!」「感動するやん」「変われるのってすごい!」「なんでいつもホロっとさせられるんだ」「これが朱雀部長の当たり前になるといいな」などの投稿で盛り上がった。

番組終盤、純喫茶「MOZU」のママと鷹野のすれ違いながらも成立してしまう会話で視聴者を爆笑させた第5話。次週は鷹野と鶸田が大きな案件のプレゼンへと向かう展開があり、またもや鷹野がありえない奇跡を起こすことが予想される。第6話が待ち遠しい。

◆文=奥村百恵

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