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お色直しをするのはなぜ? 起源やお色直しをする時のポイントを紹介

  • 2024.11.9

結婚式や披露宴の途中で新郎新婦が衣装を変える「お色直し」。衣装にこだわりがあるカップルや、和装と洋装どちらも着てみたいというカップルにとっては、楽しみな演出のひとつなのではないでしょうか。結婚式の定番というイメージが強い「お色直し」ですが、実は日本ならではの風習なのだそう。この記事では、お色直しをする意味とその起源、最近のお色直し事情からお色直しをする時のポイントまでを解説します。

お色直しとは?

「お色直し」とは、披露宴の途中で新郎新婦が衣装を着替える演出のこと。新婦が白いウエディングドレスからカラードレスに着替えるパターンが多いですが、ドレスやタキシードなどの洋装から、色打掛や紋服といった和装へ着替えるなど、お色直しはカップルによってさまざま。ここでは、お色直しをする意味とその起源、最近のお色直し事情について解説します。

お色直しをする意味は?
現在では、複数の衣装を着たいという希望をかなえたり、再登場で披露宴を盛り上げたりするために、お色直しをすることが多いです。お色直しのタイミングで、「中座」と呼ばれる新郎新婦が一時退出する時間が設けられるため、ゲスト同士で歓談することができ、披露宴にメリハリが生まれるというメリットもあります。

お色直しの起源
諸説がありますが、花嫁が衣装を変える「色直し」の風習が定着したのは、室町時代と言われています。室町時代の婚礼では、花嫁は婚礼から2日間白無垢を着て過ごし、3日目から色のついた着物を着ていました。この色直しによって、花嫁が正式に婚家の人間となったとされていたようです。

最近のお色直しはどうなっている?
最近のカップルの間では、お色直しは1回が主流とのこと。また、結婚式の費用を抑えたり、ゲストとの時間を大切にしたりするために、お色直し自体を省略するカップルも増えているようです。2wayのドレスを着て、後半に着方をアレンジしたり、小物やヘアスタイルのみを変えたりと、お色直しのスタイルも自由になり、ふたりらしさが重視されるようになっています。

お色直しをする時のポイント

必須ではないものの、せっかくならお色直しをして、複数の衣装を着てみたいというカップルも少なくないのではないでしょうか。ここでは、お色直しをする時に押さえておきたいポイントをご紹介します。

お色直しのタイミングを決めよう
披露宴の流れを決める時には、お色直しのタイミングも考慮しましょう。お色直しが一回の場合は、披露宴の中盤に「中座」の時間をとり、その間に着替えることが一般的とされています。その他にも、結婚式と披露宴の間や、お見送りの前にお色直しをすることも。披露宴の進行に合わせて、タイミングを決めましょう。

お色直しの時間も考慮して
着替える衣装の種類や、ヘアスタイルの変更の有無などによって所要時間も変わるため、事前に確認しておきましょう。和装から洋装にお色直しするのに必要な時間は、平均20〜30分です。ドレスなどの洋装に着替える場合は着物を脱ぐだけなので、比較的短時間でお色直しできますが、和装は着用するときに時間がかかるため、和装と洋装どちらも着たいという人は、順番に注意しましょう。

ゲストを飽きさせない演出も取り入れてみよう
お色直しをしている中座の時間に、ゲストを飽きさせないような演出を取り入れてみるのもよいでしょう。ふたりの生い立ちや馴れ初めを紹介する「プロフィールムービー」の上映は、ゲスト同士の会話のきっかけにもなるため、オススメの演出です。また、お色直し後の再入場でも、プロジェクションマッピングやお気に入りの音楽を使った華やかな演出を取り入れると、会場がより盛り上がるのではないでしょうか。

ふたりらしいお色直しを

お色直しの回数や衣装の色、タイミングにルールはありません。結婚式当日にお色直しをしないカップルは、前撮りの際に衣装を変えるなどの方法もあります。ふたりでよく話し合い、後悔のないように計画を立ててみてください。

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