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多目的トイレを使おうとしたら… 車いす利用者が困った理由に「酷い」「ダメでしょ」

  • 2024.11.10

「今日、一番困ったこと」

Xでそんなコメントを添えて、写真を投稿したのは、車いすで生活をしている浅葱(@hachiware0418)さん。

多目的トイレを使おうとした際の出来事に、大きな反響が上がりました。

多目的トイレは、車いすを利用する人や小さな子供を連れた親、介助が必要な人たちに配慮した、特別な設備が備えられています。

2024年11月5日、多目的トイレを使おうと扉を開けた浅葱さんは、困ってしまったそうです。

こちらの写真をご覧ください。

なんと、多目的トイレに設置してある、折りたたみ式ベッドが出しっぱなしで放置されていたのです。

一部の多目的トイレには、オムツの介助が必要な人などが使用できるように、折りたたみ式ベッドが設置されています。

浅葱さんより前に入った人が、折りたたみ式ベッドをたたみ忘れたてしまったのでしょう。

この状態だと、トイレ内の通路をふさいでしまい、浅葱さんは多目的トイレを使うことができません。また、車いすを使う人が1人で折りたたみ式ベッドを収納するのは困難で、転倒の危険もあります。

すっかり困り果ててしまった、浅葱さん。この時は幸いにも、通りかかった人が代わりにたたんでくれたといいます。

先述したように多目的トイレは、身体が不自由な人が多く利用するため、十分な配慮が必要です。

「自分が使い終わったらもういいや」や「ほかの人が戻してくれるだろう」という安易な気持ちが、後に使う人を困らせてしまうことを、忘れてはいけませんね。

浅葱さんのエピソードには、さまざまな意見が寄せられました。

・これはマナーとしてダメでしょ。使ったら戻すのが当たり前。

・普段、多目的トイレを使わないので知らないことも多いけど、こういった情報は広まってほしい。

・私も車いすで生活していますが、よくあります。大変でしたね…。

・これは酷い。もし見かけたら戻すようにします。

・もっと周囲の人のことを考えるべき。親切な人が通りかかって本当によかった。

浅葱さんが体験したようなことが少しでも減るように、私たち一人ひとりの心掛けがとても大切です。

周囲に気を配り、支え合うことで、誰もが住みやすい、思いやりにあふれた社会を築いていけるでしょう。

[文・構成/grape編集部]

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