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「私は家族の奴隷じゃない!」同居の義母爆発…「喜んで♪」お望み通り家事から解放した結果

  • 2024.11.10

結婚後は義実家に同居し、義両親と義兄夫婦とともに暮らしていました。義実家は昔ながらの大きな家で、「部屋がたくさん空いているし、家事は私に任せて稼いでおいで!」と義母に言われ、悩んだ末に同居を決めたのです。しかしこれが大きな間違い……。私は、猛烈に後悔する日々を送っていました。

義母が家事をすると言ったから同居したのに…

「家事は私に任せて」と言ったはずの義母は、ほぼ家事をしません。義母はやっているつもりですが、全然できておらず、家の中はぐちゃぐちゃです。

だからといって家族の誰かが代わりに家事をすると、当てつけだとキレられてしまいます。おかげで家族がコソコソ隠れて家事をするはめに……。

夫とは何度も家を出る相談をしたのですが、義父や義兄夫婦を置いて自分たちだけ出ていくのはなんとなく気が引けてしまいます。

義両親の喧嘩、もう見ていられない!

ある日、見かねた義父が義母に意見しているところを目にしました。すると義母は激怒! 「朝から晩まで家のことを任されてクタクタだって言うのに、ギャーギャー言われたらたまったもんじゃないわよ!」と大声を出します。

義母の口から次々と出てくる家族への暴言の数々を聞いていると、私もだんだんとイライラが募ります。

ついには、「いや、何もしてませんよね?」「やらないだけならまだしも、私たちに文句を言うのはやめてくれませんか?」とこれまで我慢していた不満を口に出してしまいました。

それを聞いた義母の怒りはヒートアップ! 家を飛び出していったのです。

冷静になった私は、こんなことを言うはずではなかったと義父に謝罪しました。義父は笑って私を許し「言いたいことは言わなくちゃね!」と笑います。

その後、夫と義兄夫婦が帰宅。事情を話すと、みんな「見たかったなぁ」と笑ってくれました。「これからは自分たちも言いたいことを言おう」と私の行動を肯定してくれたので、私の気持ちも楽になりました。

私は家族の奴隷じゃない!

数時間後、義母が帰宅。義母はまだ怒っているようで、みんなの顔を見た途端、再び不満を爆発させました。

「私は家族の奴隷じゃない、いい加減自由にさせて!」と怒鳴る義母。すると、それを聞いた義父は喜んで同意し、「世話のかかる自分たちはみんな出ていく」と、宣言したのです。もちろん言いたいことを言うと決めた私たちも同じ意見です。義兄と夫も、義父に続きました。

「自由にさせて」と言ったのは自分なのに、義母はなぜかまた逆ギレ。義母の負担を減らすためだと言っても怒りはおさまりません。断固として譲らない私たちに、最終的には「出ていけるものなら出ていけ」と大きな態度に出ました。

義母は、家事を任せきりにしていた私たちが、自分なしで生活できるわけがないと踏んだようです。

私たちはそれぞれに部屋を探し、家を出ました。家事は自分たちでやる必要がありますが、義母が予測していたようなことはまったく起こっていません。なぜなら、今までも自分たちでこっそり家事をしてきたのですから……。

ヒステリック義母の末路

義実家を訪ねたのはその少しあと。義母が泣きながら電話をしてきたので、久しぶりに義実家に家族が集まりました。

義母が泣いていた理由は、義父が勝手に離婚届けを出したこと。しかしその離婚届は、義父と喧嘩するたびに、義母が突きつけていた記入済みのものでした。義父がしっかり保管していたようです。捺印までしっかりしていたので、受理されて当たり前なのでした。

離婚されるようなことは何もしていない、自分はちゃんとやっていたと主張する義母でしたが、私たちが出ていた義実家はメチャクチャです。最低限でも家事をしていたら、こんなことにはならないでしょう。

義父の離婚の意思は固いとわかった義母は、今度は義兄や夫に一緒に暮らそうと言います。しかし「家事はするから!」と言われても、もう誰も信じません。「ひとりは嫌だ」とシクシク泣きますが、私たちこそ一緒は嫌です。当然のごとく誰も助けることはありませんでした。

その後、何とか部屋を借りて仕事を始めた義母でしたが、壊滅的な要領の悪さとヒステリックな性格はそのまま。まったくうまくいっていないようです。もはや私たちの知ったことではありませんが……。

大家族を支える家事には並々ならぬ苦労があったことでしょう。できないならできないことを認め、家族に相談できればよかったですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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