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88歳レジェンド、死去…軍人W杯優勝後、独立した国家の初代代表に

  • 2024.11.9
88歳レジェンド、死去…軍人W杯優勝後、独立した国家の初代代表に
88歳レジェンド、死去…軍人W杯優勝後、独立した国家の初代代表に

Text by 井上大輔(編集部)

アルジェリアサッカー連盟とサンテティエンヌは、ラシド・マフルフィ氏が11月8日に88歳で亡くなったと訃報を伝えた。

1936年生まれのマフルフィ氏は、サンテティエンヌ史上2位となる通算得点記録を持つ名ストライカー。

当時フランス領だったアルジェリアで生まれ、1957年にはフランス代表の一員として軍人ワールドカップ優勝を経験。1962年にアルジェリアが独立した後はアルジェリア代表としてプレーした。

サンテティエンヌは「名誉大使であり、稀有な才能でクラブのカラーを守り続けたサッカーの美学者マフルフィ氏が亡くなった。当クラブの伝説的人物のひとり。そのポジション、知性、そして素晴らしい礼儀正しさで『革命的紳士』というニックネームを与えられた」とその死を悼んでいる。

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