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偉大な世子を痛快に演じたのはパク・ボゴム!もう1人は「K-POP出身の人気者」

  • 2024.11.9

朝鮮王朝の世子(セジャ)といえば、国王の正式な後継者のことだ。統治者としても国王に次ぐナンバー2になっている。国王が亡くなったときには、すぐに世子が次の国王となって朝鮮王朝を仕切っていく。とても重要な存在なのだ。

そんな世子は、韓国時代劇でも数多く取り上げられていて、イケメン俳優が颯爽と演じている場合が多い。そうした中でも特に評判が良かったのがパク・ボゴムだ。

彼が世子イ・ヨンを演じたのが『雲が描いた月明り』である。このイ・ヨンは、23代王・純祖(スンジョ)の長男であったが、史実では孝明(ヒョミョン)世子と呼ばれていた。

とにかく頭脳明晰で、将来国王になれば名君になることが間違いなかった。しかし、1830年に21歳の若さで亡くなってしまった。その孝明世子を鮮やかに蘇らせたのが『雲が描いた月明り』である。

パク・ボゴムは、韓服と冠が本当に似合っていた。しかも、ドラマの中では典型的なツンデレであり、キム・ユジョンが演じた内官と胸キュンのロマンスを繰り広げていた。こうして偉大な世子を美しく演じたパク・ボゴムは、キャリアにおいて新境地を開いたと言えるだろう。

もう一人、満を持して取り上げるのがジュノ(2PM)だ。彼が演じたイ・サンは22代王・正祖(チョンジョ)のことであり、改めて説明がいらないほどの名君だ。

「2PM」ジュノ
ジュノは『赤い袖先』でイ・サンを演じた
忘れられないドラマ

ジュノは『赤い袖先』の前半でイ・サンの世子時代を存分に表現しており、イ・セヨンが演じた宮女ソン・ドギムとの宮廷ロマンスは本当に見応えがあった。

また、イ・サンは祖父である英祖(ヨンジョ)の叱責をかなり受けてしまうのだが、真摯に耐える場面でもジュノが落ち着いた表情で演じて好評を博していた。

彼は『赤い袖先』の演技で、百想芸術大賞・テレビ部門で男優最優秀演技賞を受賞するほど高く評価された。ジュノにとっても『赤い袖先』は忘れられないドラマであったことだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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