リアム・ペインの転落死めぐり、ホテル従業員ら3人起訴

リアム・ペインの死をめぐり、アルゼンチン当局が容疑者3人を起訴したという。11月7日（以下、現地時間）に発表された地元検察局の声明によると、起訴されたのは、リアムが「ブエノスアイレス滞在中、日常的に行動をともにしていた人物」、彼にコカインを渡したとされるホテルの従業員、そして「ドラッグディーラー」の3名。いずれも名前は公表されていないが、死体遺棄と麻薬供給及びほう助の罪に問われている。

リアムは10月16日、ブエノスアイレスのカサスール・パレルモ・ホテル3階の部屋のバルコニーから転落し、駆けつけた救急隊員によりその場で死亡が確認された。当時リアムが意識不明かそれに近い状態だったこと、そして亡くなる前に少なくとも72時間の間にアルコールとコカイン、抗うつ剤の処方薬を併用した痕跡があったことが改めて公表された。死因については、「自称行為や第三者による身体的介入」はないとされた。

捜査が続いていたことを受け、リアムの遺体はアルゼンチン当局の管理下に置かれていたが、11月6日に遺族に引き渡され、父ジェフ・ペインとともに母国イギリスへ帰国の途に就いたという。この後、イギリスで行われる葬儀には、ワン・ダイレクションのメンバーであるルイ・トムリンソンとナイル・ホーラン、ハリー・スタイルズ、そしてゼイン・マリクらも参列するとみられる。

Text: Tae Terai

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