小松菜は生のまま塩もみできます。しんなりさせることで、ささみや大根おろしとおいしく一体化します。料理研究家のワタナベマキさんに大好きな食材とそれを使ったレシピを教えてもらいました。
■“塩もみ小松菜とささみの梅おろし和え”のつくり方
◇材料 (2人分)
小松菜:150g
ささみ:4本(スジを取る)
大根:250g
梅干し:3個
塩:小さじ1/4
酒:小さじ1
削り節:5g
(1)下ごしらえ
小松菜は長さ1cmに切り、塩をなじませて10分置き、出てきた水気をしっかり絞る。大根は皮をむかずに鬼おろしですりおろす。梅干しは種を除いて果肉を包丁でたたく。
(2)ささみをゆでる
ささみは酒を加えた熱湯に入れ、弱火で2分ゆでる。火を止めてそのまま冷まし、食べやすい大きさに裂く。
(3)和える
①、②、削り節をよく和える。
――教える人
「ワタナベマキ 料理研究家」
料理研究家。食材や調味料の組み合わせのセンスが抜群で、つくりやすいレシピが人気。自身の食のブランド「wa&_(ワンダー)」で、新しい発想の調味料も提案している。
この記事は『四季dancyu2023 秋』に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:安彦幸枝