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「やられた、、、」気になる彼と再会! 夜景が素敵な店に誘われるも → 淡い恋心が一気に冷めた瞬間

  • 2024.11.8

好意を寄せていた人からの突然の連絡に、心躍ったことはありませんか。昔気になっていた人からの久しぶりの連絡に、ノコノコ出かけていったらとんでもない目に遭った……。そんな体験を友人が聞かせてくれました。

画像: 「やられた、、、」気になる彼と再会! 夜景が素敵な店に誘われるも → 淡い恋心が一気に冷めた瞬間

大学時代の淡い恋心! 彼との思い出

私には、大学時代に好意を寄せていた男性がいました。彼とは帰る方面が同じだったので、よく一緒に帰っていました。

彼は電車でうとうとすると肩にもたれかかってくることがあり、私はそのたびにドキドキ。そして私はまったく興味がないのに、彼の趣味に付き合って渋谷のレコードショップに行ったり、家のDJセットを見せてもらったりしていました。

思わせぶりな態度が多かった彼ですが、私も「告白されたら付き合うが、自分から告白するほどではない」という感じでした。一緒に買い物に行くし、私に合わせて帰りの電車を待っててくれたりもしましたが、その後発展することはなく……。

そしてどちらからともなく、連絡をとらなくなりました。

37階の夜景と意外な展開! 忘れかけた恋心の行方

社会人になって、そんな過去のことは忘れていたころのこと。ある日突然、彼から連絡がありました。「今更何の用だろう?」という思いもありましたが、うれしい気持ちのほうが大きかったです。

久しぶりの連絡にうれしく思い、呼び出された場所は新宿のビルの37階。昔のことを思い出しながら上るエレベーター。そこには見たこともないような夜景が広がっていて、私はすごいところに来てしまったという感覚でいました。素敵すぎるお店に誘ってくれたことに、私は浮かれていました。

恋心が試される瞬間! 予想外の再会に私は

そして待ち合わせのお店につくと、髪を切った彼の姿が。昔はアフロヘアーのような髪型だったのに、短くなっていて、なかなか様になっていました。見慣れない姿に私は戸惑いつつも、「久しぶりだねー!」と話しながら席へ着くと、そこには見知らぬ男性が。

「この人、おれの師匠なんだ」と話をされ、よくわからないまま「師匠」の話を聞いていました。「普通の人は働き蜂のように一生懸命働いても、わずかな報酬しか得られない。でも、このビジネスなら君は女王蜂になれる」、みたいな話を延々とされました。

「師匠」の隣に座る彼は特に何も言わず、ただただ頷いて話を聞いています。私も初めは状況が掴めず、戸惑いました。でも落ち着いて聞いているうちに、これがマルチ商法の勧誘だと気付き、血の気が引きました。そして、私の淡い恋心は一気に冷めました。

悪気はなかったのかもしれませんが、私の好意を利用してマルチの勧誘なんて、言語道断! なんとか誘いを断り、彼とはそれから音信不通で、今何をしているかも不明です。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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