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スーパー青果部が教える「美味しい大根の選び方」部位別おすすめの食べ方も!

  • 2024.11.8

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

今年の夏も暑かったですね〜。残暑が長かったですが、さすがに11月ともなれば、かなり肌寒くなってきました。

このくらいの気温になると、突然おでんが食べたくなってくる方も多いのではないでしょうか。はい僕もその一人です。

おでんの具材といえば、ちくわ、はんぺんなどの練り物やたまごや昆布などが美味しいですが、やはり主役となるのは熱々で煮汁がジュワジュワとあふれ出す大根ではないでしょうか。

少し肌寒くなってきたタイミングのおでん大根……たまりませんよね。

そこで今回は新鮮で美味しい大根を選ぶために、「こんな大根は選んだらダメ!」というお話をしていこうと思います。

スーパー青果部が選ばない!「美味しくない大根」の特徴

私だったら選ばない、鮮度が落ちていて美味しくない大根の特徴をお伝えします。

【NG大根の特徴】

  • 葉が黄色く変色しているもの
  • 葉の断面に空洞ができているもの
  • 皮にシワがよっているもの

それぞれ詳しく紹介していきます。

NG大根①葉が黄色く変色している

ヨムーノ

大根の鮮度をチェックするときは、最初に葉の部分をチェックしましょう。葉が切り落とされている場合でも、茎の部分が少し残っているはずなので確認してください。

茎の部分まで全て切り落とされていることも稀にあるかと思いますが、それはそれで鮮度が落ちて葉の部分を見せたくないから切り落としているはずなので、そのような大根は避けた方が良いです。

葉や葉の茎が萎れているものや黄色く変色しているものは、収穫から時間が経っている証拠なので避けましょう。

NG大根②葉の断面に空洞ができているものは避ける

葉の断面も確認しましょう。

葉の断面に空洞ができている大根は、根(可食部)の部分にも「ス」が入っている可能性が高いので避けた方が良いです。

「ス」というのは食べる部分がスカスカになって、スポンジ状になったり空洞になったりすることを指します。

「ス」が入った大根は繊維が固く、味も落ちてしまいます。春先によくみられる現象なので、今の時期の大根に「ス」が入っていることは稀ですが、念の為チェックしておくと◎。

NG大根③皮にシワがよっているもの

ヨムーノ

最後に皮の状態をチェックしましょう。

皮にハリやツヤがあるものは鮮度が良い状態ですが、逆にシワがあるものは陳列されて時間が経ち、乾燥して水分が抜け始めている証拠です。

スーパー青果部が選ばない!「美味しくないカット大根」の特徴

ヨムーノ

最後に、私だったら選ばない、鮮度が落ちていて美味しくないカット大根の特徴をお伝えします。

NGカット大根:断面がもやもや&変色している

ヨムーノ

カットされた大根を選ぶ時は「切り口が均等に白いもの」を選びましょう。断面がもやもやとしていたり、青や黒に変色しているものがよくあります。

断面がもやもやとしているものには「ス」が入っているので避けた方が良いでしょう。

青や黒に変色しているものは青あざ症の可能性が高いです。食べられないことはありませんが、変色した部分はかたく苦いので取り除くのをおすすめします。

変色は夏によく見られる現象ですが、念の為、要チェック!

カット大根は料理に合わせて部位を選んで!

大根は部位によって味や食感が変わります。

先端は果肉がやわらかく辛みが強い傾向があります。逆に葉に近い部分は甘くてかたさがあります。

真ん中はみずみずしくやわらかいという特徴があるので、料理用途によって選ぶ部位を変えると、より大根料理のクオリティがあがりますよ。

辛味のある先端は大根おろしに、シャキシャキ食感の葉に近い部位はサラダや炒めものに、真ん中は煮物やおでんに使うのがおすすめです。

甘みのある葉に近い部位が人気があり、スーパーでもよく売れますので、お店では先端側を大きくカットし、葉側は小さくカットしています。例外があるかもしれませんが、そうしているお店が多いと思います。

部位によって値段を変えている場合もありそうですね。

美味しい大根を選び抜いて、冬を楽しもう

今回は大根の選び方について紹介しました。

ぜひ今回紹介した方法を使って、これから美味しくなってくる大根をたくさん食べてくださいね。

ライター:青髪のテツ

野菜のプロ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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