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夫の暴力から逃げ実家に帰った妻「もう無理。離婚します」家族に決意を伝えると?<話を聞きかない夫>

  • 2024.11.8

主人公の橘はるかさんは、フリーのイラストレーターをしている主婦。夫・まさるさん、1歳の息子・ゆうと君と3人暮らしをしています。はるかさんは、普段育児に関与せず、大切な話も過去の自分の言動も忘れているパパに苛立ちを募らせています。

ママがパパにゆうと君を任せて買い出しに出かけた日、パパの行動がきっかけでゆうと君は熱中症にかかってしまいました。

自分の不注意が原因だったにもかかわらず、事態を軽視しすぎているパパ。ママが指摘すると逆上して壁に穴を開け、そのまま家から飛び出してしまったのです。

苛立つパパは同期の竹之内さんを呼びだし愚痴を聞いてもらおうとしますが、話を聞いた竹之内さんは激怒! 説教されてしぶしぶ帰宅すると、ママはすでにゆうと君を連れて家を出てしまっていました。

「明日からの俺の! 飯!! 洗濯!! 誰がやんだよ!!」

妻が家出して一番に心配したのは、自分の身の回りをどうするのかというなんとも自己中心的な考えのパパ。

「母親として失格」「妻としても失格」などと、ひどい長文をママに送りつけ連れ戻すそうと決意するも、酔いも手伝って、そのまま寝入ってしまうのでした。

一方、実家に戻ったママは、両親と妹に一連のできごとを話し始め……。

固まる妻の意思

温かく迎え入れてくれた両親と妹の優しさに思わず涙ぐむママ。

落ち着きを取り戻すと同時に、両親と妹に自分の意思をはっきりと伝えます。

「私は、まさるさんと離婚します」

「彼は、私とゆうとを軽んじている」

日ごろからパパに話を聞いてもらえていなかったママはそう感じ、万が一の事態が生じたときを想定して着々と準備を進めていたのでした。

大切な話をまともに聞かず、息子に異常事態が起きても無責任な態度をとり続けたパパ。

ママには、とんでもなく大きな負担がかかっていたことでしょう。

大切な家族は、失ってからでは遅いのです。

何気なく過ごしている毎日も、家族の存在があってこそ。

日ごろから感謝の気持ちを伝えながら、支え合って過ごしたいものですね。


著者:マンガ家・イラストレーター くまお

ベビーカレンダー編集部

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