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「おしゃれのつもりが…」はやりの服で外出した40代。鏡に映った自分を見てがくぜん!【体験談】

  • 2024.11.7

袖にデザインのあるトップスがトレンドのようで、ネットショップや店頭でよく目にしていました。袖を意識したという意味の袖コンシャスという言葉もあり、袖にボリュームやデザインのある洋服は人気のようです。40代の私にとって袖にデザインのある服は、おしゃれを意識しつつ、過度になり過ぎないちょうど良いアイテムだと思っていたのですが、それはイタイ経験となり……。おしゃれ迷子の体験談を紹介します。

デザイン豊富な袖アイテム

ネットや雑誌によると、袖にデザインが施された「盛り袖」の服は7、8年前からずっと流行しているようです。実際に私も店頭やネットショップで、肩周りに丸みのあるパフスリーブ、肘から手首にかけて広がったデザインのベルスリーブ、肩から二の腕にかけて大きく膨らんだバルーンスリーブなど、いろいろな盛り袖の洋服を見かけていました。

ひと口に「盛り袖」と言っても、デザインや膨らんでいる位置によってイメージが異なり、私の感覚だと、フリルやリボンが施されているとガーリーに、スリットと呼ばれる切れ込みが入っているとクールな印象になるようです。

そんな盛り袖の服は、おしゃれをしたいけれど加減が難しい40代の私にはちょうど良いアイテムだと感じました。そしてついに、ショップの店先に飾られていたボリュームスリーブのトップスを購入。色はアイボリーで素材はスエット生地のパーカーです。袖全体が大きめに作られていました。

私は普段からカジュアルな服装が多いのですが、かわいい袖と今っぽいシルエットが気に入り、購入を決めました。

イケてるはずが、まるでアメフト選手!?

しかし実際に着る段階になって、問題が発生しました。せっかく盛り袖の服を購入したものの、その上に羽織るアウターを選ぶのが難しいのです。というのも、盛り袖のパーカーは肩周りから袖にかけてボリュームがあるため、上着の袖が通りにくく、無理に通すとパンパンに膨れて見えるし、窮屈で腕が動かしづらく感じました。

唯一、家にあったオーバーサイズ気味のマウンテンパーカーは窮屈感なく羽織ることができたため、私はそれを組み合わせることにしました。

さて、新調した盛り袖のパーカーを着て意気揚々と出掛けた私でしたが、外出先のトイレで鏡に映った自分を見てがくぜん。そこには、やたらと大きく、膨れたおばさんが……。

その日の私は、新調した盛り袖のパーカーにマウンテンパーカーを羽織り、下はデニムのワイドなズボンにスニーカーという、いたってシンプルなスタイルでした。自分としてははやりの「緩くリラックスした着こなし」をしているつもりだったのですが、肩から腕周りが盛り袖によって膨らんでいるため、上半身全体が2割増しで大きく見えました。

例えるならアメフトの選手のような感じです。さらに、オーバーサイズのマウンテンパーカーにワイドなズボンなので、上から下まで横広がりのドスンとしたシルエット。すっかりメリハリのないだらしないおばさんになっている鏡の中の自分を見ながら、「こんなつもりじゃなかったのに!」とショックを受けました。

盛り袖を着るときに気を付けている3つのポイント

盛り袖パーカーの着こなしには失敗してしまったけれど、盛り袖の服はトレンドが長く続いている分、デザインや素材もさまざま。40代の体型に合ったものを選んで、いろいろな着こなしを楽しむことを諦めたくないと思いました。

そこで、どうすれば40代の私が盛り袖の服をスッキリと着こなせるかを考えてみました。イタイ失敗を踏まえ、私が考えたポイントは次の3つです。

1.肩周りが大きいものは避ける

肩周りが大きいと、どうしても体全体が大きく見えてしまいます。ボリュームのある袖を選ぶのであれば、膨らみの小さなものにするほうが体が大きく見えにくいと思いました。

2.ボトムスにはスッキリしたものを合わせる

袖のデザインを生かすためにも、ボトムスのシルエットはあまり広がらないものがバランスが良いのではと思います。

3.重たく見えない素材、色のものを選ぶ

生地が厚めだとそれだけで体が大きく見えてしまいがちなので、ごわつかずさらりと着られる柔らかい素材を選ぶのも1つの方法だと思いました。

40代にとって、体形を拾わないゆったりとしたスタイルは安心感はありますが、だらしなく見えてしまう可能性もあるため、スタイリングにメリハリをつけることが重要だと感じました。

まとめ

昔から洋服が大好きなので、ママになってからもおしゃれでいたいという思いを持っていました。しかし40代の今は、若いころのように、流行しているから、好みに合うからという理由だけで服を選ぶのは気を付けなければいけないと学びました。

年齢とともに変化する自分の体型や肌のくすみなどには目をそむけたくなります。でも、今の自分のリアルな姿を受け入れつつ、40代に合った大人のおしゃれを楽しめるようにしていきたいです。適度にトレンドを取り入れながら、いくつになってもおしゃれを諦めない自分でいたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:金田 芽衣/40代主婦。男の子2人の母。あちこちガタは来ているけれど、きれいで明るいお母さんでいたい! 体調管理とダイエットのために、緩くマラソンを始めた。

イラスト/村澤綾香

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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