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アリアナ・グランデが、『ウィキッド』のクレジットに本名を選んだ理由

  • 2024.11.6
Ariana Grande attends the "Journey Through Oz" Tour to celebrate the Australian premiere of "Wicked" at State Theatre on November 03, 2024 in Sydney, Australia.

アリアナ・グランデは、ブロードウェイミュージカルを映画化した映画『ウィキッド ふたりの魔女』に本名であるアリアナ・グランデ・ブテラとしてクレジットされている。シンシア・エリヴォとともに受けたジャーナリストのジャスティン・ヒルのインタビューで、その理由を明かした。

「正確に言うと、私の少女時代の名前です。小さな私の名前なのです」。グランデは母ジョアンの、ブテラは父エドの苗字だ。アリアナが8歳の頃に彼女の両親は離婚している。「本作への出演は、私にとって懐かしい場所に帰る経験でした。グリンダとエルファバから学んだことを通じて、いろんな意味で自分自身のルーツに立ち返った気分です。アリアナ・グランデ・ブテラというのは、私がオリジナルの舞台を観に行った10歳の頃の名前なので、その思い出を称えるのにぴったりで、素敵な方法だと思いました。本当に原点に戻ったような気持ちです」

『ウィキッド』は、1995年に出版されたグレゴリー・マグワイアの小説『オズの魔女記』をもとに西の悪い魔女・エルファバと南の良い魔女・グリンダの知られざる友情を描くミュージカル。2003年にブロードウェイで初演され、翌年のトニー賞で10部門にノミネートされた。ニューヨーク出身のアリアナは、子どもの頃に舞台を祖母とともに鑑賞している。

2021年にアリアナのキャスティングが発表されると、ブロードウェイでグリンダを演じたクリスティン・チェノウェスがインスタグラムで幼いアリアナと『ウィキッド』のバックステージで撮影した写真を公開。「これほど誇らしく思ったことなんてない。初めて会ったまさにあの日から、あなたはこの役を演じる運命だったのよ。おめでとう!最高のグリンダになる!」とお墨付きをもらっている。

アリアナは当時の思い出をこう語る。「キャストに会いにバックステージに行くことになったのですが、クリスティンが楽屋に招き入れてくれて、すぐに親しくなりました」「彼女から、魔法の杖とキラキラしたピンクのシャワージェルをもらったんです。毎日ほんの一滴ずつ、なくならないように気をつけながら3年くらいかけて使ったんじゃないかな。そこには本物の魔法があったと信じています」

Text: Tae Terai

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