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【鹿児島県の農家直伝】豚の角煮は「黒砂糖」を加えるべし!こっくり甘旨シミシミで急激レベルアップな件♪

  • 2024.11.7

こんにちは!鹿児島県でとうもろこし・西洋野菜を栽培する農家の瀬川知香です。みなさん豚の角煮って家で作ったことありますか?圧力鍋を使ったり、さまざまな香辛料を使ったりするハードル高いイメージをお持ちの方も多いかもしれませんね。でも大丈夫。「黒豚」の本場である鹿児島県から、手軽に本格的な「豚の角煮」レシピをお届けしますよ♪ポイントは黒砂糖を入れること。照りとツヤが出て、おいしさが格段にレベルアップするんです!それでは、作っていきましょう~。



黒砂糖でこってり♡「豚の角煮」



材料(3人分)
豚バラブロック…600g
しょうが…1かけ(約15g)
卵…3個

[A]
濃口しょうゆ…大さじ5
黒砂糖(※)…30g
酒…10ml
水…400ml

※今回、家にあった粉末の黒砂糖を使用しましたが、固形タイプでもOK。

作り方
1.鍋に水(分量外)を入れ、沸騰したら卵を入れ10分ほど茹でて殻を剥く。



茹で時間を7~8分にして急冷し、半熟卵にしてもOK!



2.しょうがを薄切りまたは粗みじんに切る。



3.鍋に豚肉がかぶるほどの水(分量外)を入れ、2のしょうがを加えて強火にかける。



沸騰してきたらアクを取り、弱火にして約1時間茹でます。



4.茹でた豚肉は湯を切って3~5cm幅に切る。鍋に豚肉と[A]を加え、沸騰したら弱火にし、フタをして約30分煮る。





アクが出てきたら丁寧に取りましょう。



こうすることで、雑味のない味に仕上がります。


5.火を消す直前に茹で卵を加えて煮る。そのまま冷まして味を染み込ませたら完成。



出来上がりをすぐ食べてもいいですが、冷ます過程で食材に味がよく染み込むので、少し置くとグンとおいしくなりますよ♪

一口食べると、豚肉がほろほろと口の中でほどけます~。
黒砂糖ならではのこっくりとした甘さとコク!そして、程よい照りが食欲を増進させますね。黒砂糖を使うことで、いつもの豚の角煮がより味わい深くなっています。



お好みで大根や豆腐を入れても合いますよ。
豚の旨味をたっぷりと含んだシミシミ大根も最高です!



みなさんも、寒い時季にぴったりな黒砂糖を使った「豚の角煮」を作ってみてくださいね。

お漬物用の大根がすくすく育っています



わたしの暮らす、鹿児島県南九州市頴娃(えい)町では、冬になると大根の栽培が盛んに行われます。
たくあんなどのお漬物になる大根なので、普通の大根と比べるとスラっと長いのが特徴です。
今の時期、どんどん大きく育ちます。



収穫までもう少し…無事に収穫期を迎えられますように。

今後も農家として、また宿の女将として、畑の様子・宿やまちの様子を鹿児島からお届けしていきます!

頴娃のお福分け

瀬川知香(せがわ ちか)さん

鹿児島生まれ、鹿児島育ち。高校卒業後、旅行業界を志し、大阪の旅行系専門学校に進学。大阪の旅行代理店、高知県の観光協会、鹿児島県内の観光系NPO法人勤務を経て2015年に南九州市頴娃町に移住。これまでの観光業での経験を活かし、宿泊施設の運営や農業体験プログラム「畑旅(はたたび)」の企画等を行う。2018年にとうもろこし農家に嫁ぎ農業にも従事するようになる。農業と観光の連携に邁進する。

★暮らしの宿 福のや、(宿泊施設案内)
https://www.fukunoya-ei.com/
★大野岳の麓 茶や、(宿泊施設案内)
https://chaya-ei.jimdofree.com/
★頴娃のお福分け(畑の様子や農産物の案内)
https://eino-ofukuwake.jimdofree.com/

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