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【素敵なおうち訪問】 使い勝手のよさとお気に入りを詰め込んだ一軒家(江成さん宅前編)

  • 2024.11.7

江成さんのおうちDATA

結婚を機に夫の実家の横に建てた住まいは、長野県松本市の中心地から離れた山の中腹に位置する一軒家。新築時は二人暮らしだった住まいも、子どもが生まれたことにより、部屋のインテリアや使い方が変化。自然豊かな静かな環境で子どもの成長を身近に感じながら、日々変化する暮らしを楽しんでいます。

・間取り:1LDK
・世帯人数:三人暮らし

PROFILE
江成さん(IFUJI工房スタッフ)、夫(会社員)、お子さん一人

子どもの隣で料理ができるL字型キッチン

ダイニングの家具によくなじむ、L字型の木製オープンキッチン

江成さんが強い憧れがあったというL字型のキッチン。
棚板も天板も全て木製で、職人さんに造作してもらった空間は、住まいの顔にもなっています。

「木製ということもあり、建てた当初から時間が経ち、汚れやシミも目立ってきました。数年前に削って、オイルで磨いて綺麗にしましたが、日々の暮らしのなかで、また少しずつ、生活の跡が残ってきています。ただ、それも味だと思い気にせずガシガシ使っていきたいですね」

「子どもが生まれる前は、キッチンの中心にステンレス台を設けて作業場と収納を兼ね備えたスペースを設けていました。今は子どもの成長に合わせて一旦撤去しています」

L字型カウンターの上はオープン収納ができる棚を設置。よく使う調理道具のほか、ステレオを置いています。
以前は作業台の中に収納していた使用頻度の高い保存容器などは、カウンター上ですぐに取り出せるよう収納。

\ ダイソーの保存容器がお気に入り /

便利でコスパもよい耐熱ガラス容器

「ダイソーの耐熱ガラス容器が作り置きや常備菜の保管に便利でお気に入りです。ガラス製なのでにおいも残りにくく、レンジやオーブンも使え、そのまま冷蔵庫にしまえるので重宝しています。冷蔵庫内も同じ種類の保存容器で揃えると整然とした印象になりますし、何より100均でお手頃に揃えられることがうれしいです」

器類は、アンティークの収納棚にまとめて収納

日々使う大切な器たちは、SHARK ATTACKで購入したというヴィンテージの収納棚へ。子どもの手の届かない高い位置にまとめて置かれていました。

「子どもの成長や自分の好きなものが変わっていくなかで、キッチンの収納を考えていけたらと思っています」

ダイニングテーブルは、キッチンのすぐ後ろが定位置

新しく購入したIKEAのダイニングテーブル。

毎日のお弁当作りも卓上でささっと。

「ワゴンを置いていた場所には、ダイニングテーブルとしてイケアの丸テーブルをキッチンに寄せて使っています。子どもがおやつを食べたり、テーブルで遊んでいる間もすぐ隣で料理ができる距離感が気に入っています」

カートとベンチで身支度が整う洗面所

白のタイルが特徴的な洗面スペース

キッチン以外で住まいを建てる際にこだわったというのが、白タイルを使った洗面スペース。

「白タイルを住まいに使いたいという思いがあって、洗面所で取り入れました。お気に入りの空間だからこそ、きれいに使うことを自然と意識するようになっています」

収納に便利なミラーキャビネット

中にはヘアアイテムなどを収納

「収納がないので洗面ミラーの中に棚がついたPACIFIC FURNITURE SERVICEのMEDICINE CABINETを選び、主に夫のヘアアイテムなどを収納しています」

メイク用品はオーバルのシェーカーボックスに収納

身支度に必要なアイテムは、洗面台横に置いたカートの上にまとめています。ボックスでひとまとめにしてすっきり見せる収納。

「洗面台の横に置いた医療用カートには、鏡やメイク道具をIFUJIのオーバルボックスに収納し私のドレッサーとして使っています。ボックスでまとめられている分、片付けや洗面スペースの掃除の際も楽ですね」

新しく加わったオールドベンチ

「お風呂上がりに着替えを置いたり、腰掛けて髪を乾かしたり、子どもがベンチにつかまり立ちをしながらお着替えをしたりと使い勝手がよくなって、更にお気に入りの空間になりました」

おもちゃも服も収納できるキッズスペース

リビングスペースの一角に設けられたキッズコーナー

お子さんがまだ小さいこともあり、衣類やおもちゃなど新しく住まいに加わったものは1か所にまとめて収納。

「子どもの衣類やおもちゃが市のお譲り会や、お祝いなどで一気に増えたため、収納スペースを新しく作りました」

テーブルの引き出しや、テーブル下のスペースも有効活用

小さなお子さんとの生活と、落ち着いた空間を演出するのに大切にされていたのが間接照明。

「ローテーブルの上は、おもちゃ置き場に。引き出しを子どもの服の収納にしています」

1か所でまとめたことで家事動線もよい設計に

「リビングで子どもが遊んでいる横で洗濯物をたたんだり、書き物をしたり、おむつに名前を書いたり、日常的な家事ができて気に入っています。たたんだ洗濯物はそのまま引き出しにしまったり、クローゼットにも一番近い場所なので作業効率も上がりましたね」

子どもとの暮らしで変わってきた住まい

小さなお子さんとの暮らしで、インテリアやお部屋の使い方に変化が生まれてきた江成さん宅。
自身の好きなインテリアは楽しみつつ、お子さんとの時間も大切に。日々、住まいや暮らしを考え、実践されている様子が印象的でした。   次回は、家族の環境変化が大きななか、家事に無理なく、住まいを楽しむ暮らしづくりについてお話を伺っていきます。 >>

photograph & text:Tsubottle

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