読切「飼えなくなった猫を押し付けるママ友」
メグさんは、夫と小学校4年生の息子・カイ、猫のまりんの3人と1匹暮らし。ある日、メグさんの家に、同じマンションに住むカイの友だち・まさおくんが遊びにきました。まさおくんはまりんのことを気に入り、自分も猫を飼いたいとママにおねだり。すると数日後、リリーという保護猫を飼い始めたとまさおくん親子から紹介されたのですが、このことがきっかけであるトラブルが発生してしまうのです……。
猫を飼い始めたママ友の言動にモヤッ…
「社宅に入れることになったけれど、ペットの飼育は禁止だから猫を手放そう」というまさおくんママの発想は、やはり無責任だと感じる方が多いと思います。社宅に入らない選択もできるのであれば、お世話している命の責任を持って、猫と一緒に暮らせる選択をしてほしかったですよね。
まさおくんとひさおくんは、メグさんたちのおかげで命を預かることとはどういうことなのか、しっかりと理解できたようです。まさおくんママも、最終的には自分の無責任さに気づいてくれたようで、よかったですね。
子どもからねだられると、つい軽い気持ちでペットを飼おうとしてしまうこともあるかしれませんが、きちんと考える必要があるのだと身に染みるお話でした。お子さんがペットを飼いたいとお願いしてきたら、メグさんやメグさんの夫の言葉を思い出して、お子さんと話し合ってみるのもよいかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター あやかず
男女の双子ママで猫好きです。ブログ「あやかずランド」とインスタグラムでマンガを描いています。
ベビーカレンダー編集部