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【色移り・漂白剤など】色落ちした服を復活させる方法 黒や紺、濃い色の服も

  • 2024.11.7

服が色落ちする原因

イエコレクション iecolle

色落ちした服の色を復活させたい人も少なくありません。
服はなぜ色落ちするのか、服が色落ちする原因を紹介します。

紫外線や蛍光灯による日焼け・色あせ

日光の下で長時間着たり、日光が当たる場所で服を保管したりすると、日光の紫外線が染料を劣化させ、服が色褪せたり日焼けしたりします。
蛍光灯でも同様です。

服に汗がついたまま放置

汗つきの服を放置するのも染料にダメージを与えます。
汗に含まれる水分や塩化ナトリウム、尿素などが染料を分解し、服の色落ちに繋がります。

洗濯の回数が多い

よく着る服が色落ちした経験がある人も多いのではないでしょうか。
洗濯の回数も色落ちにつながります。
洗濯絵表示を確認し、素材に合う洗濯方法を選びましょう。

漂白剤や洗剤の相性が合わない

服と漂白剤や洗剤の相性が合わず、洗濯で色落ちすることも。
特に、黒や紺など濃い色の服は漂白剤や蛍光増白剤入り洗剤を使うと、色落ちしやすい傾向があります。

排気ガスや防虫剤による化学反応

排気ガスや複数の防虫剤を使用した際に発生するガスによる化学反応にも要注意です。
排気ガスはストーブでも発生し、服の染料が反応して色落ちしてしまうことがあります。

色落ちした服を復活させる方法

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日焼けや色落ちした服の完全復活は難しいですが、色や服の状態によっては、元の色に近づけるよう復活させることは可能です。
色落ちした服を復活させる方法を紹介します。

染色ペンやカラー剤で染め直す

自分で色を復活させるなら、染色ペンやカラー剤での染め直しがおすすめです。
思い通りに染めるのが難しく、商品や使い方によっては色落ちすることもありますが、業者へ依頼するより安上がりというメリットも。
染色ペンやカラー剤は、使い方をよく読むことが大切です。

クリーニングや専門店などの業者へ依頼する

自分で染め直すのに抵抗がある人やデリケートな素材なら、クリーニング店の染め直しサービスや専門店など業者への依頼がおすすめです。
クリーニング店や業者へ依頼すれば、部分補修や風合いの復元などが可能なことも。
クリーニング店で対応していないときもあるため、事前に確認しておくと安心です。

黒や紺などの濃い服の色落ちは復活シートで染め直す

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黒や紺など濃い色の服が日焼けなどで白っぽくなったら、復活シートで染め直すのがおすすめ。
Tシャツやトレーナー、ジーンズなど黒や紺など同じ濃い色の衣類をまとめて洗濯機に入れ、復活シートと漂白剤や蛍光剤の入っていない洗剤で洗濯して乾燥させましょう。
失敗のリスクが少なく、色落ちした黒や紺の服を復活させられます。

色落ちした服を復活させる際の注意点

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色落ちや、日焼けで白っぽくなった黒や紺といった色の濃い服を復活させる際は、いつくか注意点があります。
色落ちした服を復活させるときの注意点を紹介します。

洗濯表示や素材をチェック

染め直す前には、素材と洗濯絵表示で洗濯の可否を確認します。
撥水や樹脂、ポリウレタンなどの加工が施されたものは染まりにくいため、クリーニング店や業者への依頼も検討してみましょう。

パーツや金具を外しておく

服についたパーツや金具は外しておくことが基本です。
染料の影響で、変形したり変色したりするおそれがあります。

衣服できるだけきれいな状態にしておく

染色前には、洗濯をして汗や汚れを落としておきましょう。
ただし、色ムラが出る可能性があるため、シミ抜き処理は不要です。

色移りした場合の復活方法

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白い服と色の濃い服を一緒に洗濯し、色移りした経験がある人も多いのでは。
ここでは色移りした服の復活方法を紹介します。

50°C前後のお湯で再洗濯

色移りに気付いたら、再度早急に洗濯しましょう。
洗濯機の耐熱温度を確認してから、50°C前後のお湯で洗うのがポイント。
お湯で洗濯すると通常は色落ちしやすくなりますが、色移りの際にはそれを利用して色移りした色を落とします。

普段より多い量の洗剤で洗う

色移りを落とすには、通常の2倍~3倍程度を目安に洗剤を使うと良いでしょう。
白い服なら漂白剤を併用するのもおすすめです。

重曹とお酢で落とす

部分的な色移りには、重曹とお酢で色を落とす方法も使えます。
重曹、お酢、ぬるま湯でペーストを作り、歯ブラシに付けて色移りした部分をこすれば、色移りした部分を復活させることができます。
重曹とお酢は、衣類の汗じみにも有効です。

オキシクリーンなどの酸素系漂白剤でつけ置き

白い服の色移り対策には、オキシクリーンのような酸素系漂白剤でのつけ置きがおすすめです。
50度前後のお湯に通常の2~3倍量の洗剤とオキシクリーンを入れて、30分から1時間程度つけ置きし、通常通り洗濯しましょう。

白い服には塩素系漂白剤や還元型漂白剤を使う

白い服の色移りには、塩素系漂白剤や還元系漂白剤を使うのがおすすめです。
もちろん白い服の色移りだけでなく、シミ抜きや黄ばみ対策にもぴったり。
ただし、これらは漂白剤のなかでも強力なので、服の色まで落ちるおそれがあるため色柄ものには不向きです。
また、塩素系漂白剤は酸性のものと混ぜると有毒ガスが発生するため、使用の際には注意が必要です。

クリーニングへ持ち込み

家庭で色移りが取れないときやデリケートな素材は、クリーニング店への依頼がおすすめ。
時間が経つと落ちないこともあるため、早急にクリーニング店や専門業者へ依頼しましょう。

色移りを防ぐ方法

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洗濯の際にちょっとした工夫をするだけで、色移りを防ぐことができます。
洗濯物の色移りを防ぐ方法を紹介します。

色物と白物を仕分けて洗濯

色移りを防ぐ基本は、洗濯物を分けることです。
色の濃いものは、白いものや色の薄いものと分けて洗濯しましょう。

洗濯ネットを使う

洗濯ネットは洗濯物同士が触れるのを防げるため、色移り防止に役立ちます。
色の濃いものは洗濯ネットに入れることをおすすめします。

クエン酸や塩で色止め

色の濃いものの洗濯には、クエン酸や塩で色止めするのもおすすめです。
水2Lに対し、100cのクエン酸や塩を柔軟剤の投入口に入れて洗濯します。
洗濯前の30分~40分のつけ置きを併用するとより高い効果が得られるでしょう。

中性洗剤で洗濯

一般的な洗剤は洗浄力の高い弱アルカリ性です。
色落ちや色移りが気になるものは、洋服を傷めにくい中性洗剤を使うのもおすすめです。

40°C以下で洗濯する

洗濯水の温度が高いと汚れはよく落ちますが、染料も流れやすくなります。
色移りを予防するには、水温40°C以下で洗濯しましょう。

洗濯後はすぐに干す

塗れた洗濯物が触れ合った状態だと、色移りしやすくなります。
濡れたまま放置するとシワや嫌な臭いの原因にもなるため、脱水後はすぐに干すことが基本です。

色移り防止シートを使う

紺や黒など色の濃いものと色の薄いものは、分けて洗濯するのが基本。
分けるのが手間な人には、色移り防止シートがおすすめです。
洗濯の際に入れるだけで洗濯中の色移りを防げます。
ただし、洗濯後の色移りには効果がないため、脱水後はすぐに干しましょう。

まとめ

衣類は日焼けや汗で色落ちしたり、洗濯の際に色移りしたりすることがあります。
色落ちしたものを復活させるには、色落ちの範囲や程度で染色ペンやカラー剤で染め直すか、クリーニング店へ依頼するのがおすすめ。
色移りも対処方法がありますが、日ごろからの工夫で防ぐことが大切です。
お気に入りの衣類をきれいな状態で楽しめるよう、洗濯のやり方を知っておくと便利でしょう。

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