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「久保建英は絶対的スタメンでないことに傷ついた」ソシエダ地元紙が『久保伝説』を特集

  • 2024.11.6
「久保建英は絶対的スタメンでないことに傷ついた」ソシエダ地元紙が『久保伝説』を特集
「久保建英は絶対的スタメンでないことに傷ついた」ソシエダ地元紙が『久保伝説』を特集

Text by 井上大輔(編集部)

2022年にレアル・マドリーからレアル・ソシエダに移籍した久保建英。

ソシエダでの99試合で19ゴールを決めてきた彼を、地元紙『El Diario Vasco』が特集していた。

「ソシエダは木曜に100試合出場に到達する予定の久保がゴールを決めた18試合で17勝1分という戦績を残している。

この日本人はソシエダ加入以降、スター選手のひとりになっている。久保がゴールを決めれば問題なし(負けない)。

セビージャ戦でのゴールはトレードマークと言える形で、その揺るぎない現実を確固たるものにした。彼のゴールは勝利と同義である。そのすべてがリーグ戦でのもので、そのほとんどは左足で決めている。ホームでもアウェーでも、共通するのは勝利の味だ。データが雄弁に物語っている。久保がゴールを決めた18試合のうち、勝利は17回、引き分けは1回、負けはゼロ。

久保がソシエダで決めた19ゴールは、わずか2年と3分の1の期間でチームに勝点52ポイントをもたらした。

99試合で19ゴールなので、平均すると5試合に1ゴールということになる。久保のゴールは、量よりも質で決まる。美的観点でも、その重要性でもだ。

今シーズン、久保はソシエダの史上最多ゴールを挙げた外国人選手のトップ10に入るかもしれない。

こうしたデータにもかかわらず、久保は自分がソシエダで絶対的なスタメンではないという事実に傷ついていた。

彼は野心的で、試合やタイトルを勝ち取りたいだけでなく、あらゆる試合に出場したがっている。なぜなら、自分がローテーションされる必要のない選手の一人であることを理解しているからである。

久保は近年、移籍市場のたびにソシエダを離れる機会があったが、これまでは常に残留を選択してきた」

久保がゴールした試合でソシエダは一度たりとも負けていない『伝説』をあらためて特集していたようだ。

ソシエダは7日にELヴィクトリア・プルゼニ戦、そして、10日にはバルセロナ戦が控えている。

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