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衣替えや旅行に超使えるプロのテクニック!今さら聞けない簡単キレイな【Tシャツのたたみ方】3選

  • 2024.11.6

オールシーズンで活躍するTシャツは、何枚も所有している人がほとんどだと思います。そこで困るのが収納方法。なにかと楽だから、ハンガーにかけている人も多いですが、サイズが合っていないと型崩れの原因になってしまうんです。Tシャツはブランドによってサイズ感が異なることもあるので、1枚1枚に合わせたハンガーを揃えるのは正直不可能。さらにお気に入りを長く愛用するなら、やはりたたんで収納するのがベストなのです。
 
というわけで、今回はTシャツのたたみ方をレクチャーします。基本から応用編まで、覚えておくと便利な3つのたたみ方をご紹介するのですが、その前にひと言。たたむ前にきちんとシワを伸ばしておくことを忘れないようにしてください。基本的に手で伸ばせばOKですが、頑固なシワはアイロンなどを活用するようにしましょう。そうすれば、キレイにたたむ意味もありますし、ベストな状態で保管できますよ!

まずは基本のたたみ方を覚えよう!

Tシャツのたたみ方の基本といえるのが、最終的に長方形になるように畳んでいく方法です。何枚か重ねて収納できますが、大きさが合っていないと崩れてしまったり、見た目も美しくありませんよね。ただ、いつも同じ大きさにたたむのは至難の業。そこで今回は、クリアファイルを使った方法をご紹介。これはメンズのスタイリストが商品撮影の際に使っているテクニックなのですが、かなりキレイにたたむことができるのでかなりオススメです!

①Tシャツを平置きしてクリアファイルをセット

Tシャツの後ろ身ごろを表に置いて手でシワを伸ばしたら、クリアファイルをセットします。今回はジャストめのTシャツだったのでネックのギリギリにファイルを置いていますが、置く場所はTシャツのサイズなどによって変えてOK。ちなみに袖や裾の縫い目を揃えておくとキレイに仕上がりますよ。

②内側に向かって袖を折りたたんでいく

次に袖だけを内側に向かって折りたたんでいきます。身ごろも一緒にたたんでいく方法もありますが、じつはこちらのほうが崩れにくいんです。

③身頃を内側に折りたたむ

袖に続いて、身ごろもネックを起点に内側に折っていきましょう。裾と折り目はきちんと垂直になるように折るのが、美しく仕上げるコツになります。

④反対側も同じ手順で折りたたんでいく

もう片方も同じ方法で折りたたんでいきます。折りたたんでいる幅が左右均一になっているか、ここで確認しておきましょう。

⑤身ごろを半分に折ってカタチを整えたら完成

ネックから裾が見えないように半分に折りたたみます。クリアファイルをそっと抜き、最後にシワを伸ばして全体を整えたらフィニッシュ。オーバーサイズなどの大きめのTシャツの場合は、裾を全体の1/5程度折ってから半分に折るとバランスよく仕上がりますよ。

覚えると超時短になる!ショップ風のたたみ方

基本のたたみ方もいいけど、もっと素早くたためる方法が知りたい! そんな時短派の人には、ショップ風のたたみ方が最適。慣れるまではちょっと時間がかかるけど、マスターしたらなんと5秒ほどでたたむことができるんです。これなら一度にたくさんのTシャツをたたんでも苦にならないですし、覚えておいて損はありませんよ!

①前身ごろを表にセットし、肩線と真ん中部分をつまむ

基本のたたみ方と違い、ショップ風は前身ごろを表にセットします。自分のカラダに対して横向きに置くと、この後の行程がやりやすいですよ。ネックから3〜5cmくらいの肩線と真ん中部分をつまみます。

②つまんだまま上下を重ねる

Tシャツをつまんだ手はそのままに、裾を肩線に向けて折りたたんでいきます。前身ごろではなくて後ろ身ごろで重ねること、折りたたむ際につまんだ手を絶対に離さないのがポイントになります。

③全体を持ち上げてカタチを整えていく

つまんだままTシャツを持ち上げたら、カタチを整えていきましょう。両端を少し引っ張ったり、軽く揺らしたりすると両手がふさがっていても整えやすいですよ。

④左右対称になるようにもう片方をたたんで完成

もう片方は袖をそのまま下に折り込むように置いていきます。左右の肩線が対照になるようにカタチを整え、お好みで片方の袖を出したらフィニッシュ。

旅行にもうってつけ!コンパクトに収納できるミリタリーロール

限られた収納スペースに効率的に収納でき、旅行にも重宝するミリタリーロール。これは実際に軍隊などで活用している方法で、ロール状にコンパクトにたたむことができます。シワになりにくく、縦に置いても自立するので、タンスやケースなどに立てる収納ができるというのも魅力的なたたみ方です。

①平置きして裾を折り返す

まずは後ろ身ごろが表になるようにTシャツを平置きして、裾を折り返しておきます。裏返す幅が短いと固定できずに型崩れしてしまうので、その幅は身ごろの1/5程度を目安に。

②基本のたたみ方と同じようにたたんでいく

次は先に紹介した「基本のたたみ方」と同じ。袖を内側に折り返して身ごろをたたむ行程をおこなっていきます。ちなみに両端が重なるようにセットすると、よりコンパクトにたたむことができます。

③ネックから裾に向かって巻いていく

ネックから裾に向かってクルクルとロールさせます。ゆるく巻くとカタチが崩れることもあるので、少しきつめに巻くのがコツ。また、両手をやや外側にセットすると、両サイドがきちんと重なって仕上がりもキレイです。

④裏返した裾を返して全体を包んだら完成

裾部分までTシャツを巻いていったら、裏返した部分を返して全体を包んでいきます。最後に全体を整えたら、ミリタリーロールはフィニッシュ。

基本のたたみ方はニットやスエットといったトップスにも応用できたり、ショップ風は時短になったり、ミリタリーロールは省スペースにスッキリ収納できたり。この3つは覚えておくとかなり重宝するので、この機会にぜひマスターしてくださいね!

text:KYOKO CHIKAMA

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