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『クリスマス・イブ』は竹内まりやのために書いた曲だった しかし、ボツになり…

  • 2024.11.6

2024年11月3日に放送されたバラエティ番組『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演した、歌手の竹内まりやさん。

近年では、ほとんどテレビに出ていなかった、竹内さんですが、「スタッフがものすごい熱量だった」という理由で、出演を決めたそうです。

名曲を数々生み出してきた、竹内さん。

『すてきなホリデイ』の「クリスマスが今年もやってくる」というフレーズを聴けば、クリスマスが近い年の瀬を感じるでしょう。

竹内まりや、40年前の『プラスティック・ラブ』で世界で大ヒット

1984年にリリースした『プラスティック・ラブ』が、近年世界中で大ヒット。海外の人から、ファンレターが寄せられることもあるそうです。

竹内さんは「不思議な現象、なぜ40年前の曲が海外で…」と話し、夫の山下達郎さんと分析してみても、答えがないのだといいます。

日本の若いアーティストも、続々とカバー。

竹内さんは、アーティストの藤井風さんがデビュー前に、YouTubeで弾き語りをしている動画を見て、「すごく才能を感じた」といい、レコード会社に推薦していたそうです。

そんな令和でもヒットし続けている『プラスティック・ラブ』の誕生秘話を、竹内さんはこのように話しました。

自分の中ではあんまりないタイプの、16ビートのダンサブルな曲で、都会の孤独みたいなものを書いてみようって思って。山下達郎が驚くような曲を書こうかなって思って、意気込んで書いたっていう記憶があって。達郎が歌いそうな曲をちょっと書いてやれ、みたいな感じで。それをうまく、すごくいい形でアレンジしてくれたので、あのアレンジの力も大きいですね。日曜日の初耳学

竹内さんは、山下さんの手にかかれば、ポップス曲になるので安心だといいます。

同業者であり、アレンジャーであり、プロデューサーでもある山下さん。竹内さんが「こんな曲にしてほしい」と託すと、それを具現してくれるので「ありがたい」と話していました。

『クリスマス・イブ』は、竹内まりやの曲だった?

クリスマスといえば、竹内さんの『すてきなホリデイ』と山下さんの『クリスマス・イブ』が定番曲。

実は、ボツ曲になった1つだったといいます。

もともと『クリスマス・イブ』は、私のアルバムのために彼が書いた曲がボツになっていたんですって。ディレクターさんが「これはなし」っていってボツにされたのを、掘り起こして彼が『MELODIES』っていう(山下さんの)アルバムに入れたっていう、そういうきっかけだったんですけど。だから特にクリスマスソングを書くぞって感じで書いたわけでもない、アルバムの1曲だったのを、JR東海のCMで取り上げられたっていう感じ。日曜日の初耳学

ボツにされた理由は分からないものの「ボツにされたから彼の曲になり、今があるのは、よかったということですよね」と話す、竹内さん。

ネット上では、クリスマスの定番曲の誕生秘話に驚きの声が上がっていました。

・竹内さんの話し方がとても上品で、素敵な人だと思った。

・え、そうだったの!?本当にクリスマス最強夫婦。

・『クリスマスイブ』ってボツにされていたんですね。

・山下さんのことを心からリスペクトしているのが伝わる。

毎年クリスマスのムードを一段と盛り上げてくれる、竹内さんと山下さんの曲。

長年愛される曲を作る2人は、公私ともに最高のパートナーでしょう。

[文・構成/grape編集部]

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