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<試写室>藤原竜也“興玉”&広瀬アリス“小夢”がヒルコの爆破予告に挑む…情報提供者の“千里眼”は本物か<全領域異常解決室>

  • 2024.11.5
「全領域異常捜査室」第5話より (C)フジテレビ
「全領域異常捜査室」第5話より (C)フジテレビ

【写真】ヒルコからの新たな犯行予告に捜査会議中の警察と全決のメンバーにも緊張が走る

藤原竜也が主演を務めるドラマ「全領域異常解決室」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODでは毎週放送終了後から次週のエピソードを先行独占配信)の第5話「連続爆破!首都大パニック!千里眼VS爆弾魔」が、11月6日に放送される。第5話では、東京のあちこちで爆破予告が相次ぎ、ヒルコから犯行声明が出された。予告は爆発の1時間前にマスコミに向けて行われるが、そのすぐ後に警察に爆発物の場所を伝える電話があったため未遂に終わっていた。その電話で知らせた人物は何者なのか…。

WEBザテレビジョンでは、同作を事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。(以下、ネタバレを含みます)

“不可解な異常事件”をテーマにした本格ミステリー

本作は、「マイファミリー」(2022年、TBS系)、「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年、TBS系)など、オリジナルで数々のヒット作を世に送り出してきた黒岩勉が脚本を、映画「変な家」(2024年)や公開中の映画「赤羽骨子のボディガード」など、映画監督としても活躍する石川淳一が演出を務める本格ミステリー。身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を、全決(ゼンケツ)と呼ばれる世界最古の捜査機関「全領域異常解決室」が解決していく1話完結型ドラマとなっている。

扱う事件の対象は、まさに“あらゆる領域”におよび、「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった“超常現象”で、現代科学の常識では考えられない“異常”に挑む。そして、全話通して描かれる“大きな事件”は予測不能で、ハラハラドキドキの展開となっている。

全決所属で超常現象のスペシャリスト・興玉雅(おきたまみやび)を藤原、元警視庁音楽隊カラーガード出身の警察官で全決に出向を命じられた雨野小夢(あまのこゆめ)を広瀬アリス、全決の局長・宇喜之民生(うきのたみお)を小日向文世が演じる。

他に、全決に異常事件の捜査を依頼する内閣官房国家安全担当審議官の直毘吉道(なおびよしみち)を柿澤勇人、警視庁捜査一課の警部・荒波健吾をユースケ・サンタマリア、警部補の二宮のの子を成海璃子、巡査部長の北野天馬を小宮璃央が演じ、デリバリースタッフ芹田正彦役で迫田孝也が、謎の女性・豊玉妃花役で福本莉子が出演している。

爆発物の場所を知らせた人物は特殊能力“千里眼”の持ち主

東京のあちこちで爆破予告が相次ぎ、ヒルコから犯行声明が出された。これまでの4件は全て爆発の1時間前にマスコミに向けて予告があり、そのすぐ後に警察に爆発物の場所を伝える電話があったため、未遂に終わっていた。全決と警察による捜査会議では、現場の映像を確認すると、全ての場所に謎の女性・豊玉妃花(福本莉子)が現れていた。小夢(広瀬アリス)は彼女がヒルコではないかと推測する。

一方、興玉(藤原竜也)はマスコミに予告している人間と警察に通報している人間は別だと話す。そんな時、新たな爆破予告が届く。今回は爆破までの猶予は30分しかない。すぐに爆破場所を伝える電話が警察に入り、一同は現場へと向かう。

そのころ、現場では人々の避難が始まっていた。そこに薬剤師・生嶋未智(星野真里)がやってくる。未智は爆発物の入ったカバンを見つけるが、逃げ遅れた子どもを助けようとして爆風に巻き込まれ、病院へと搬送される。

病院では、幸い命に別状がなかった未智の取り調べが行われていた。現場から5kmほど離れた薬局で働いていた未智は、爆破予告のニュースを見た直後に薬局を飛び出し、公衆電話からどこかへ電話をかけていた。なぜ爆弾の位置が分かったのかと問われた未智は「私には“千里眼”の能力がある」と話す。そして、そこに、未智の娘で小学一年生の未琴(諸林めい)もやってくる。

「全領域異常捜査室」第5話より (C)フジテレビ
「全領域異常捜査室」第5話より (C)フジテレビ
「全領域異常捜査室」第5話より (C)フジテレビ
「全領域異常捜査室」第5話より (C)フジテレビ

謎の女性・豊玉がヒルコなのか? 爆破予告するヒルコの狙いは?

爆破予告が相次ぎ、警察は捜査会議を開き、全決の興玉と小夢も参加している。捜査一課の警部・荒波(ユースケ・サンタマリア)らは、犯行予告があった場所全てに現れている謎の女性・豊玉(福本莉子)が“ヒルコ”ではないかと推測するが、犯行予告後のみで、犯行予告前には現れていないので断定することはできていない。ただ野次馬に紛れて見ているだけ、ということになる。荒波は「おそらく爆弾を仕掛けた仲間がいるんだろう。ヒルコに心酔するバカは大勢いるから」と、豊玉に協力者がいるという考えのようだ。

興玉は、ヒルコの狙いは何かを考えていた。爆破予告をするが、その後に爆発物の場所を知らせ、爆破を未遂で終わらせている。世の中を混乱させるためなら爆発させた方が効果的だが、なぜこのようなまどろっこしいことをしているのか。

興玉の考えは、爆破予告をした人間と爆発物の場所を知らせた人間は“別”だということだった。別人だと考える理由としては、マスコミへの予告はインターネットを使って行われるが、警察への通報は電話によるものだったから。

豊玉を捕まえられれば、全てがはっきりするという荒波。豊玉と接触しながらも逃してしまった小夢は「お前までヒルコが髪だと信じてるんじゃないだろうな」とあらぬ疑いをかけられてしまう。

自転車で駆けつけた未智が逃げ遅れた子どもの命を救った

そんなやりとりが行われる中、5件目の爆破予告があった。これまでは1時間前に予告があったが、今回は30分前。その予告の後、警察に場所を知らせる電話が入った。

今回の場所は大勢の人が集まっているスタジアム。一斉に避難が始まり、人が外に出てくる中、自転車でスタジアムにかけつけた薬剤師の生嶋未智(星野)。爆破予告時間まで残り5分を切っているが、未智はスタジアムの中に入り、一目散に爆発物のある場所へ。

予想外だったのは、その近くに逃げ遅れた小さな子どもがいたことだった。子どもを抱え、爆発から逃れようとした未智は爆風を受け、病院に搬送される。

「全領域異常捜査室」第5話より (C)フジテレビ
「全領域異常捜査室」第5話より (C)フジテレビ

未智「私には“千里眼”の能力があるんです」

病室で警察と全決の取り調べを受ける未智は、偶然分かったと答えるが、犯行予告を知ってすぐに飛び出してスタジアムへ向かったり、その途中で公衆電話からボイスチェンジーを使ってどこかに電話をしている様子が防犯カメラに収められていたりと、怪しい行動をしていたことは調べがついている。

さらに、興玉は過去に未智が過去に行方不明になった人を見つけていることが何回もあったことまで調べており、荒波からは言わないのであれば身柄を拘束することも可能だと言われてしまう。未智には小さな娘がいるので、身柄を拘束されると困ると思った未智は観念したように「“千里眼”です。私には“千里眼”の能力があるんです。信じられないのは分かります。誰にも言わないと約束してください」と明かした。その後、娘・未琴(諸林)が病室にやってきた。

そして、また新たな犯行予告があり、病室で未智は地図を広げてダウジングのような方式で爆弾の場所を探っていく。場所が特定され、警察、全決と一緒に未智と未琴も現場へと向かった。

“千里眼”は本当にあるのか? 未智の能力は本物なのか? 犯行現場での捜査を行う中で、新たな事実が判明する。そして、豊玉はヒルコなのか?という大きな謎があるが、豊玉の正体が第5話の中でついに明らかに。

今回も不可思議な現象が盛りだくさんでハラハラさせられる展開となっているので、6日の放送を楽しみにしていてもらいたい。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

「全領域異常捜査室」第5話より (C)フジテレビ
「全領域異常捜査室」第5話より (C)フジテレビ
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