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職歴22年の美容家が伝授!エイジング悩みと戦う40代のための秋冬メイク【ベースメイク編】

  • 2024.11.5

季節ごとに新しく発売されるコスメたち。この秋冬は一体どんなメイクをすれば今どきになれる? キレイに見える? 美容職歴22年、「マミさまメイク」で人気の瀬戸麻実さんがSTORYweb初登場! エイジングと戦いながらもっとオシャレに、キレイになりたい40代に、失敗しない秋メイクを伝授してもらいます。

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「肌悩みが増えてくる40代は、20代・30代の頃のようなメイクを重ねて重ねて楽しい! というのでは通用しなくなってきます。私自身、今の自分の良さをちゃんと分かった上で、必要なもの・不要なものの差し引きが上手になってきたと感じています。
40代は、メイクに悩んだ時は全てを少量から始めてみて。ファンデの量が多い・アイシャドウ塗りすぎ・チークが濃いといった、全てを100%のメイクをしがちですが、それを80%に控えてみて下さい。40代になるとトレンドというよりエイジング悩みのカバーが優勢になってきてしまうんですが、いい塩梅でトレンドを取り入れていくと失敗しないです。
「なぜそれをするのか」と考えながらメイクする年代になってきたと思うので、誰かタレントのメイクのマネとかでなく、自分で正解を作ることができると自信にもつながっていくんだと思います。メイクは「メイクミーアップ」というようにマインドのアップにもつながっていくもの。時短なだけではなく、手数があって自分に手をかけることで、気持ちもメイクする。自分の気持ちが上がるというのはとても大切なことだと思います」(瀬戸麻実さん)

この秋40代に提案したいメイクは、カラーレスなチークで肌肯定感をあげていく「秋風感じる透明感メイク」
「骨格作りまでがベースメイク」とおっしゃる瀬戸麻実さんのベースメイクテクをじっくり紹介します!

ニット¥40,700(カデュネ)ピアス¥13,200<ワンエーアールバイウノアエレ>リング¥11,000<ウノアエレシルバーコレクション>(ともにウノアエレ ジャパン)

教えていただいたのは瀬戸麻実さん

一般社団法人日本ビューティインダストリー協会代表理事。美容家。
美容職歴22年!のべ8万人の肌に触れ、丁寧な接客と的確なアドバイスで美容部員時代の売上はアジアエリア2位。
現在は美容専門学校での販売講義や一般向け美容講義などの講師業をメインに、雑誌やTV番組出演、イベント出演など美容アドバイザーとして多方面で活躍中。
メイクだけでなく、生き方やウェルネスなライフスタイルが女性から共感を呼び、「マミーズ」と呼ばれる熱狂的ファンを輩出している。著書に「マミ様メイク」(かんき出版) プロデュースのメイクブラシ、メイクポーチ、入浴剤、格言カレンダーなど発売中。
経験と実績により構築した、「色×形×質感」で組み立てた独自のメイク理論「#マミ様メイク」がInstagramで話題になり、フォロワー数は8万人を超える。
Instagram : @mamiset

【ベースメイク】に使用したのは

(左から)【下地】NARS ライトリフレクティング トーンアップヴェール 30ml ¥6,380/NARS JAPAN 【ファンデーション】ジバンシイ ソワン ノワール セラム ファンデーション 30ml 20 ¥17,980/パルファム ジバンシイ 【フェイスパウダー】ルミナスヴェール フェイスパウダー 02 ¥3,850/トーン 【シェーディング】3D コントロール アイブロウ 03 ¥7,150/SUQQU 【チーク】RMK ピュア コンプレクション ブラッシュ EX02 ¥3,630(限定品)/RMK Division

下地は首まで塗って顔とトーンを合わせて

下地はスキンケアの延長。伸びの良いNARSの下地を手のひらでプレスして軽く圧をかけながら、360°満遍なく肌に広げます。首まで伸ばすのがポイント。

ファンデは濡れスポンジ使いで透明感を出す

小鼻の周りはスポンジの尖った部分を使って

水に濡らして硬く絞ったスポンジを使います。ファンデーションを少量手に出し、スポンジにつけてから頬の高いところからトントンとのせて。頬の高いところにファンデーションがしっかりのることで、肌がキレイに見えるレフ板効果が。スポンジの水分とファンデーションが混ざって、水分が揮発する時にツヤがでます。

パウダーはパフ選びが大事

皮脂のでやすいTゾーンからパフでのせていきます
細かい部分はパフを折り曲げて

パウダーは粒子の細かいものであるとともに、パフ選びがキモ。少し起毛しているタイプはブラシとパフのいいとこ取りが可能に。
パウダーをつけてしっかり揉み込むことでパフの中に粉がちゃんと含まれ、厚塗りになることなく肌に均等につけることができます。
Tゾーンのように皮脂腺の多いところからポンポンと軽く押し込むようにつけて、小鼻の周りはパフを折って付けます。パウダーは付け足しせず、よく動く目周りや口周りは残ったものでさらりとつけるのが崩れ方をキレイにするコツ。

骨格を掘り起こすシェーディング

エラに引っ掛けるようにして上にブラシを動かします

大きいブラシを、フェイスラインに引っ掛けるようにして下から上に動かして影を入れ輪郭を削ります。
さらに、眉頭から鼻筋にかけてのくぼみと、鼻先と鼻下に影を作ると鼻筋をつまみ出したように立体感が出ます。

チークレスがこの秋のポイント

今季のチークは薄づきの「チークレス」が主流。骨格の延長と考えて薄く付けます。チークの役割は2つあり、骨格をちゃんと出してあげることと血色を出すこと。つい色でばかり見てしまいがちですが、骨格の延長としてつけた方が今季はうまくいきます。頬骨下の三角ゾーンに入れると顔が引き締まって見える効果が。
チークの赤い色は膨張色ということを利用して、40代が気になる窪みやへこみにのせると骨格のバランスをとることができます。また、両頬に渡すように鼻の上をまたぐ位置にチークを入れると明るさが出るので、秋冬の暗めカラーの洋服を着た時に顔映りが良くなります。

【お問い合わせ】
NARS JAPAN/0120-356-686
パルファム ジバンシイ/03-3264-3941
トーン/03-5774-5565
SUQQU/0120-988-761
RMK Division/0120-988-271

ウノアエレ ジャパン
カデュネ

撮影/相澤琢磨(人物)、光文社写真室(静物) ヘア/藤本 希 スタイリスト/小川真央 取材/尾崎亜佐子

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