新郎新婦の母の装いについて、海外実例&ブライダルマザードレスの専門家の解説をお届け!
ドレスやジュエリー使いにも注目! ロイヤルの華麗なるガラ&晩餐会スタイル
#1 ピッパ・ミドルトンの結婚式
2017年5月に行われたキャサリン皇太子妃の妹、ピッパ・ミドルトンの結婚式。
キャロル・ミドルトン
新婦の母であるキャロル・ミドルトンが選んだのは、淡いピンク色の膝丈のコードレスでした(左)。キャサリン妃の結婚式は同じくコートドレスで、水色をセレクト(右)。スタイル解説:「イギリスの結婚式での女性のスタイルは、膝丈のコートドレスに帽子やファシネーターが定番になります。ピッパ・ミドルトンの結婚式での爽やかなピンクは、キャサリン妃のアフタヌーンドレスやシャーロット王女のリボンの色とも統一感があり、全体的な色のバランスが素晴らしいですね」(楠田佳世さん、以下同)
#2 キャロライン・ケネディの結婚式
1986年7月に執り行われたキャロライン・ケネディの結婚式。ジャクリーンと元アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの一人娘です。
ジャクリーン・ケネディ・オナシス
卓越したセンスで愛されたジャクリーン・ケネディ。ここでも、彼女らしさが光るドレススタイルが話題になりました。スタイル解説:「昼の正装となるアフタヌーンドレスを選んでいますが、アメリカでは帽子の着用はマストではないのでかぶっていません。淡いクリーム色のグローブに、彼女らしい上品さや家柄のよさが漂っています。ポイントはイヤリング。ウエディング・ドレスのフラワーモチーフをイヤリングに取り入れ、母娘の絆が感じられます」
#3 ハリー王子とメーガン妃の結婚式
クレア・ワイト・ケラーがデザインしたミニマルなウエディング・ドレスが話題となった、2018年5月に行われたハリー王子とメーガン妃の結婚式。