壮絶すぎる『MISAMOの現状』集まる心配の声「無理しないで」「自分だったら耐えられない」

2024.11.29

国内外を問わず爆発的な人気を誇る9人組多国籍ガールズグループTWICE（トゥワイス）のメンバーにおいて、日本人であるミナ・サナ・モモの3人で構成されたTWICEのサブユニットMISAMO（ミサモ）。

そんなMISAMOの2nd MINI ALBUM『HAUTE COUTURE』（オートクチュール）のリリースとドームツアー敢行に伴い、同ユニット初のドキュメンタリー「ONCE MORE」がTWICE JAPAN OFFICIAL YouTube Channelにて公開中。

「ONCE MORE」のEpisode 2である「Sa」の中で語られたレコーディングの裏側が、我々が想像するよりも数倍、いや数十倍、あまりにも壮絶すぎるものだった……。

撮影の合間にレコーディング…期限に追われる壮絶な日々

「タイトルのミュージックビデオで海外に滞在しなきゃいけないっていうことで」と話すミナ。アルバムのタイトル曲である『Identity』のMV撮影は、日本国内ではなく海外にて執り行われたものだ。

各所から引っ張りだこで超多忙な3人が海外でMV撮影する……それだけでも時間に余裕は無いことが想像されるところ。しかし、「合間合間に本当にデッドラインのレコーディングがあった」とミナは語る。

MV撮影だけではなく、なんと期限ギリギリのレコーディングを並行して進める必要があったとのこと。その忙しさは想像を絶するもので、聞いただけでも目が回りそうなほどである……。

「風邪を引いちゃってて」「自分が泣き始めちゃって」最悪のコンディションでも制作に没頭

undefined — 写真：Launchmetrics/spotlight/アフロ

多忙を超える多忙なスケジュールのなか、レコーディングは敢行。

サナは「狭い空間に一人で中に入って、（周りが）喋ってる声も聞こえなくて表情だけが見えて、マイクを前に置いて、その横では鏡越しで外にいるスタッフさんが見えて…」と、レコーディング当時における自身の状況を説明。我々も普段、何かしらの映像でアーティストのレコーディング風景を見る機会はあるが、楽曲制作に向き合う本人の口からこうも詳らかに語られると、“周りの声も聞こえない自分だけの閉鎖空間”で“自分と向き合わざるをえない状況”というものの異様さが、改めて浮き彫りになる。

そんな緊張感のある制作環境において、ミナとモモの2人の状況はさらに過酷。ミナは「私がその前に風邪をひいちゃってて、コンディションがあまり良くなかった」と、体調を崩し万全ではなかったと語る。モモに至っては、「あんまりコンディションが良くなくて、そのレコーディングしてる途中もいきなり自分が泣き始めちゃって」と、コンディションが悪いなかで上手くいかない楽曲制作に涙が溢れてきてしまったことを赤裸々に告白。

ミナとモモの2人は時折、苦笑いを浮かべながら当時の様子を回顧して語っていたが、「レコーディングって想像以上に過酷なものなんだな……」と、筆者は思わずしかめっ面をしながら聞いてしまっていた。

「欲が出てきて」「常にまだ研究中」良い作品を追い求めるからこそのストイックさ

過酷な環境下においても、3人は作品作りに対して妥協することはない。

「これよりもっといいのがあるんじゃないか、これよりもっといいのがあるんじゃないか、これよりベストがあるんじゃないかっていう、私達もすごく…なんて言うんだろう…欲が出てきて」と語るミナ。レコーディングが進めば進むほど、より良いものを目指してしまうクリエイターとしての性（さが）を垣間見せた。

3人それぞれ別の時間・場所で取材を受けたはずではあるが、他2人の取材回答もミナ同様に超ストイック。モモは「自分でもこう研究をしたりとか、なんか、あ〜ここはこういうふうにしなきゃいけないんだっていう、なんか常にまだ研究中って感じですね」と果て無き向上心を見せ、サナは「私的にはまだ一回レコーディングを終えてから、再レコーディングは本当に大事だなって思ってます」と、抜け目の無い制作への向き合い方を語った。

取材後半では、MISAMOメンバーお互いの関係性について「長年一緒にいたからこそ出る3人のチームワークっていうのは強み（ミナ）」「お互いが思っていることを口にしないでも伝わる（サナ）」「自然と家族みたいな関係になっていった（モモ）」と、口を揃えて語った3人。その揺るがない絆の深さ、全員が共通して持つストイックさがあってこそMISAMOが成り立っているのでは、と思える取材内容だった。

MISAMOの努力に感謝…！体調第一でのさらなる飛躍に期待

このドキュメンタリー映像を視聴したファンからは、記事執筆時点でYouTubeコメント欄に300件を超えるコメントが付いている。

「みんなコンディション悪い中色々な事に挑戦してて凄い。 無理しないで欲しい」「本当に心配になるのでしっかり心と身体を休める時間を作ってください」「自分だったら耐えられないと思います。自分たちは皆さんが元気でいてくれれば嬉しいので、是非ともお体にお気をつけください。」と、MISAMOの体調を気遣う声が多数。

また同じくらいの数あがっていたのが、「いろんな苦労があっての素晴らしい楽曲とステージを届けてくれることに本当に感謝」「CD発売が1週間遅れたのもミサモが納得するものを作りたいという想いからだとしたらむしろ感謝ですね。ミサモが作りたいものがONCE（TWICEファン）が望むものです。」「こちら側には想像も出来ひんくらいの大変さの中で頑張ってくれてありがとう」といった、ファンからの感謝の気持ち。

MISAMOの3人が、本当にファンから愛されていることがよくわかる多くの声援に、激しく同意する。何よりも自身の身体と心をしっかりと労りつつ、これからも素敵な作品の数々と大きな飛躍を見せてくれることを、心から期待しておきたい。

※記事内の情報は執筆時点の情報です

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