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この美女の正体は『2つの顔を持つ』異端レイヤー? 語った“コスプレ業界のタブーと裏側”に「知らなかった…」

  • 2024.12.4

その業界の裏話や禁忌というのものに、どうしても興味をそそられてしまうのが人間の性。とりわけ、それがコスプレ業界の裏だったら……?

今回は、そんなコスプレ業界で活躍する“働くコスプレイヤー”にインタビュー。そんな彼女に、普段耳にすることのないであろうコスプレ業界の裏話を聞いてみた。

話を聞いたのは…異端な“働くコスプレイヤー” 雨宮あんず

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@anzu_uw

この猫耳を被った美女は、雨宮あんず。彼女は、自身もコスプレ活動をしつつ、コスプレイヤーを応援するプラットフォーム『COSPO』の運営に携わる会社員の顔も持つ、異端とも言える“働くコスプレイヤー”だ。

二足のわらじを履き、その両足ともをコスプレ業界にどっぷりと突っ込んでいる彼女に、コスプレイヤー業界の裏側について教えてもらおう。

これはNG! コスプレ業界における“犯してはならない暗黙のルール”

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@anzu_uw

ーーコスプレ業界の暗黙のルールはありますか?

雨宮:意外と知られていないのは、アニメイベント、コスプレイベントなどにおける更衣室の利用についてでしょうか!

コスプレってどこでもしていいわけではなくて、大体のイベントは、各イベントなどで用意されたコスプレイヤー専用の更衣室を利用しなくてはいけないんです。

ーーなるほど。では、会場への行き来は普通の格好をしている、と。

雨宮:そうですね、家からコスプレ衣装のまま会場に来るのはNGで、帰る際も必ず更衣室で着替えてから帰るのがマナーとなっております!

ーーそれってなぜなのでしょうか?

雨宮:露出度が高い衣装や、一般の方を怖がらせてしまう、不快にさせてしまうものなどはNG、ということだと思います。

ーーそんなタブーについて、雨宮さんはどうお考えですか?

雨宮:私はもっと自由にどこでもコスプレができる世界になったらな〜と思ってます! 好きなキャラクターになりきって街を歩きたいし、私服とは言えないド派手な創作コスプレ衣装でお買い物とか行きたいです!

もちろん常識の範囲内でですけど! まあ価値観は人それぞれなので一概に全てOKにできないからルールがあるんですけどね……!

確かに、大胆な露出をしたコスプレ美女や、アニメからそのまま出てきたようなリアルすぎるコスプレイヤーが電車にいたら、隣に座るのは少し気が引けるかもしれない。

だが雨宮は、「もちろん常識の範囲内で」としながらも、もっとコスプレを楽しめる世の中を望んでいるようだ。コスプレを愛する人にとって、自分の好きなキャラになりきって街を歩けることはとても大きな楽しみだろう。

意外と知られていない“コスプレイヤーが持つ苦悩”

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本人提供

ーーコスプレといえば、メイクがとても重要だと思います。そのメイクの裏側を教えていただきたいです。

雨宮:メイクをする際に“テーピングで顔を引っ張っている”っていうのも意外と知られてないですよね!

輪郭をシュッとさせたい、目を大きくしたい、目の形を変えたいなどの目的で、医療用テープやコスプレ用のテープで顔の肉を引っ張って釣り上げたりしているんですけど、これが意外と知られていないので、メイク工程を初めて見た人などからいつもびっくりされます!

ーーテーピングを使っているんですね!知らなかった……。メイク1つをとっても色々知られていないことがありそうですね。今だから言える、失敗談などはありますか?

雨宮:数年前にコスプレイベントに1人で参加していた時に、撮影中突然吐き気に襲われて列を切ってトイレに駆け込んだことがあります。

ーーそれは大変でしたね...…。原因は何だったんでしょうか?

雨宮:原因はおそらく、前日ギリギリの準備による睡眠不足ウィッグネットの締め付け、休憩を取らずにひたすら撮影をしていたこと…あたりかと思います。

その時は『Re:ゼロから始める異世界生活』のレムちゃんのコスプレをしていたんですが、さすがにレムちゃんの姿で醜態を晒すのはまずいと思い、笑顔で列を切りダッシュでトイレに向かいスッキリしたのちに笑顔で戻って撮影対応を再開しました!がんばったー!

確かに豪華な衣装を着ていると、その重さや締め付けなどからの悩みは出てくるだろう。そんな状況でもキャラクターになりきって笑顔で切り抜ける雨宮に、コスプレ業界の見せざる大変さとコスプレイヤーとしてのプロ意識を感じた。

めざすは「コスプレだけで食べていける世界」“新時代”を担う雨宮に要注目!

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@anzu_uw

ーーでは、今後の活動にあたっての目標を教えてください。

雨宮:今はまだ、コスプレだけで食べていくってかなり難しいんですけど、それを実現できるようなコスプレビジネスを創る、提供する側になりたいです!

また、私自身コスプレに出会って人生が変わったし、前向きな性格にれたので、もっとたくさんの人にコスプレの魅力を知ってほしいなと思っております!

「コスプレだけで食べていける世界」を目指すという雨宮。これが実現すれば、コスプレイヤーを志す人はもっと増えるだろう。そして、雨宮が語っていた「どこでも自由にコスプレを楽しめる世界」がやってくるかもしれない。

雨宮:これからも“働くコスプレイヤー”として、コスプレイヤーによるコスプレイヤーのための楽しい企画を創るために精進してまいります!

こんな企画おもしろそうみたいなご提案があればお気軽にご連絡ください!一緒にお取り組みができる企業様からのご連絡も大歓迎です!

コスプレイヤーとしての顔はもちろんだが、コスプレ業界の新時代を担う、彼女の“働く”顔にも要注目だ。

 



画像提供・取材協力

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KAWAII JAPAN株式会社の社員として同社のコスプレイヤー応援アプリ『COSPO』の運営に携わりつつ、自身もコスプレイヤーとして活動している“働くコスプレイヤー”。アニメキャラのコスプレから創作のコスプレまで、幅広いコスプレ姿をSNS上で披露している。チェキの魅力を発信する“チェキグラファー”としての一面も持つ。

※記事内の画像は許諾を得て掲載しており、無断で複製、転載、転用、改変等の二次利用を固く禁じます。



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