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誰もが認めたクオリティ…3000本を観尽くした“映画の達人”が選ぶ、『最もオープニングが衝撃的な映画』part1

  • 2024.11.9

毎年、日本国内だけでも数百本制作される「映画」。ラブコメやアクションから、感動する作品まで幅広いジャンルがある中で、3000本映画を観尽くした“達人”が「最もオープニングが衝撃的な映画」と語るのはどんな作品なのか。

達人が選んだ名作映画

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(C)SANKEI

作品名:『ラ・ラ・ランド』
公開日:2017年2月24日
あらすじ:夢を追い求める者たちが集う街、ロサンゼルスで繰り広げられる、美しくも切ないラブストーリー。映画スタジオのカフェで働きながら女優を目指すミア(エマ・ストーン)は、ある夜ジャズを愛するピアニスト・セブ(ライアン・ゴズリング)の演奏に心を奪われます。セブもまた、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズに浸る夢を抱いていました。

夢に挫けそうになりながらも、お互いを支え合い、惹かれ合う二人。しかし、セブが生活のためにバンドで成功したことを機に、二人の心は少しずつすれ違いを見せ始めます。華やかな音楽とダンスが織りなすロサンゼルスの街で、夢と現実、恋と自己実現のはざまで揺れる二人の物語は、観る者の心に深い余韻を残します。

なぜ“最もオープニングが衝撃的な”映画なのか?

「映画×オープニング」というと代名詞になりつつある2016年公開のミュージカル映画。『ラ・ラ・ランド』を思い返すと、最近はお笑いコンビの「ラランド」も連想してしまいます。有名な冒頭シーンは今さら説明しなくても良いかもしれないが、実際に数日間ロサンゼルスの高速道路を封鎖して撮影され、いかにもミュージカル映画らしい明るい曲調の『Another Day of Sun』をたくさんのダンサーが歌い踊ります。

予期せぬシーン変更などの苦労話も絶えず、とにかくデイミアン・チャゼル監督がこだわり抜いた圧巻のシーン。賛否両論を呼んだミュージカル映画だったが、冒頭のオープニングは撮影の苦労話を踏まえると、誰もが認める衝撃的なクオリティのはずです。

まとめ

『ラ・ラ・ランド』は、音楽と映像の融合が際立つオープニングで、観る者に鮮烈な印象を与える作品です。非日常の光景は、まさに夢のような世界への入り口であり、観客を一瞬にして引き込みます。夢を追い求める登場人物たちが光と影の中で葛藤する姿は、多くの人に共感を呼び起こし、長く語り継がれる名作となっています。


※記事は執筆時点の情報です