「最もオープニングが衝撃的」“映画の達人”が選ぶ、アニメーション史に残る傑作映画 part2

毎年、日本国内だけでも数百本制作される「映画」。ラブコメやアクションから、感動する作品まで幅広いジャンルがある中で、3000本映画を観尽くした“達人”が「最もオープニングが衝撃的な映画」と語るのはどんな作品なのか。

達人が選んだ名作映画

作品名：『スパイダーマン：スパイダーバース』
公開日：2019年3月8日
あらすじ：我々のヒーローであるスパイダーマン、ピーター・パーカーが突然この世を去り、ニューヨーク市民たちは深い悲しみに包まれます。そんな中、13歳の少年マイルス・モラレスもまたその喪失感に打ちひしがれていました。しかし、彼には新たな宿命がありました。彼こそが次世代の“スパイダーマン”となる者だったのです。

自らの力を持て余すマイルスが悩む中、ある日、時空を歪める大事故が発生します。その影響で、異なる次元から様々なスパイダーマンたちがニューヨークに集結しました。勇敢なスパイダー・グウェン、影に潜むスパイダーマン・ノワール、ユーモラスなスパイダー・ハム、そしてパワードスーツを操るペニー・パーカー。それぞれが全く異なるユニバースで活躍する彼らは、次元の危機に立ち向かうべく、共に手を取り合います。

この作品は、個性豊かなスパイダーマンたちが織り成すアクションと友情、そして自らの道を見つける成長の物語です。

なぜ“最もオープニングが衝撃的な”映画なのか？

マーベル・コミックの人気シリーズ『スパイダーマン』を原作とする、2018年公開のCGアニメーション作品。冒頭のコロンビア・ピクチャーズのロゴから情報量の圧倒されるが、スパイダーマン（ピーター・パーカー）が自分が何者であるか紹介していく一連の冒頭シーンで"アメコミの映像化"という点においてアニメーション史に残る印象的なビジュアルが続きます。

また、『スパイダーマン』についても知識ゼロでもここのシーンでどういうヒーローなのか説明してくれるので初心者のハードルを下げてくれている作品です。ちなみにこちらは3部作シリーズの1作品目で、2作品目は2023年に公開、第3作目は制作中で公開は未定。

まとめ

『スパイダーマン：スパイダーバース』は、視覚的な驚きと物語の魅力が融合した名作です。異なる次元から集結したスパイダーマンたちが一丸となり、友情と成長をテーマに描かれるこの作品は、CGアニメーションの枠を超えた新しい映像表現で観る者を魅了します。初心者にも親しみやすく、シリーズを通じて楽しめる点も見逃せません。

今後のシリーズ展開も期待されるこの作品、ぜひご覧いただきたい一本です。

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※記事は執筆時点の情報です
※出典：photo AC（※画像はイメージです）