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「誰にも教えたくない」“映画の達人”が絶賛する、アニメ業界の厳しさを覗き見できる“名作映画” part2

  • 2024.11.10

毎年、日本国内だけでも数百本制作される「映画」。ラブコメやアクションから、感動する作品まで幅広いジャンルがある中で、3000本映画を観尽くした“達人”が「誰にも教えたくない隠れた名作」と語るのはどんな作品なのか。

達人が選んだ名作映画

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(C)SANKEI

作品名:『ハケンアニメ』
公開日:2022年5月28日
あらすじ:新作アニメ『サウンドバック 奏の石』で監督デビューを果たすこととなった斎藤瞳(吉岡里帆)は、成功への意気込みを胸に抱きつつも、制作現場の現実に直面。彼女を抜擢したプロデューサー・行城理(柄本佑)は、ビジネスを最優先する冷静な人物で、瞳の情熱としばしば衝突します。

しかし、瞳は「日本中に最高のアニメを届けたい!」という強い思いを胸に奮闘。一方、瞳のライバルとして立ちはだかるのは、天才監督・王子千晴(中村倫也)の復帰作『運命戦線リデルライト』。王子を信じ、才能を見抜いたプロデューサー・有科香屋子(尾野真千子)も彼のわがままに悩まされながらも、最高の作品を届けるために全力を尽くします。

瞳とともに作品を作り上げるスタッフ、そしてライバルたちが繰り広げる“覇権”をかけた熱い戦い。その中で彼らの“想い”はぶつかり合い、さらなる作品への情熱へと昇華していきます。

なぜ“誰にも教えたくない隠れた名作”映画なのか?

職業もの・ものづくり映画として、認知されている作品で物語は新人アニメーション監督の斎藤瞳を演じる吉岡里帆。彼女は同じ天才映画監督の王子千晴を演じる中村倫也とアニメの覇権を目指していくー。

ストーリーはもちろん面白いが、アニメ業界がどれほど厳しい世界なのか徹底的に調べて劇中で表現されており興味深い場面でした。

まとめ

『ハケンアニメ』は、職業映画やアニメ業界の物語にとどまらない熱い情熱と挑戦が交錯する作品です。主人公たちが直面する困難や葛藤、そしてそれを乗り越えて作品を創り上げていく過程には、ものづくりの魅力と厳しさが凝縮されています。吉岡里帆や中村倫也といった豪華なキャスト陣の演技も相まって、観客に深い共感と感動を呼び起こしてくれます。

日本のアニメ制作の裏側を覗き見つつ、「誰にも教えたくない隠れた名作」と感じさせるほどのこの作品は、映画ファンのみならず、すべての働く人にとっても共感できるメッセージを届けてくれるはずです。


※記事は執筆時点の情報です