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わずか4日で退学…主役オーディションでグランプリを獲得し、即退学した“人気俳優”といえば?

  • 2024.11.21
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

俳優のエピソードには、その人の個性や背景が垣間見える面白いものが多いですよね。特に、現在は名俳優として多くのファンに愛されている人でも、若い頃に波乱万丈な経験をしていたという話を聞くと、さらに親しみが湧きます。

そこで今回は、実は高校を4日で中退していた、意外な俳優についてクイズ形式でご紹介します。

実は高校を4日で退学した人気俳優とは?

さて、クイズです。数々の映画やドラマで活躍し、日本中のファンを魅了している人気俳優が、なんと高校をわずか4日で退学したという驚きの経歴を持っているのです。日本映画界で主演作が多く、圧倒的な演技力で知られる俳優です。いったい誰でしょう?

ヒント…

①絶叫演技が話題
②2013年に一般女性と結婚

 

「僕が学ぶべき場所は高校じゃなくて、稽古場にしかない」

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(C)SANKEI

答えは…藤原竜也さんです!

数々の舞台や映画で独特な存在感を放つ藤原さんですが、もともと俳優を目指していたわけではありませんでした。むしろ小学生の頃はサッカーに熱中し、プロを目指すほどのサッカー漬けの日々を送っていたのこと。しかし15歳の時、蜷川幸雄演出の『身毒丸』の主役オーディションでグランプリを獲得したことで、人生が一変します。

この出会いが、藤原さんにとって運命の転機となりました。まだ高校に進学して間もない時期だった藤原さんにとって、俳優業に専念することは非常に大きな決断だったはず。しかし、高校生活4日目。学校帰りに稽古場に遊びに行ったという藤原さんは、たまたま蜷川監督と劇作家の唐十郎さんが雑談をしている場面に居合わせ、俳優になることを決意。わずか4日間の高校生活に別れを告げます。

その後、『身毒丸』で鮮烈なデビューを飾り、若干15歳にして観客を圧倒する演技力を見せた藤原さんは、一躍注目を浴びる存在に。『バトル・ロワイアル』や『カイジ』シリーズといった話題作に出演し、独特の存在感と熱演で日本中にその名を知らしめました。稽古場での出来事を、「当時の僕には小説を読んでいるような、非常に高貴な言葉の連続で。僕が学ぶべき場所は高校じゃなくて、稽古場にしかないなと思った」と振り返っています。

高校生活を犠牲にしてまで俳優の道を選んだ藤原さんですが、その後のキャリアで見せた実績を考えると、まさに正しい選択だったといえます。また、彼の決断をサポートした蜷川監督の見識の高さも感嘆に値します。蜷川監督との運命の出会いがあったからこそ、今日のような俳優としての姿があるのかもしれません。

エピソードを知るとより好きになるかも

青春時代に挫折を経験したり、悩みながらもその後のキャリアで大きな成功を収めたりと、俳優たちの過去には興味を引くエピソードが数多くあります。高校を4日で中退し、俳優の世界に飛び込んだ藤原さんのエピソードを知ることで、彼の演技もさらに深みを増して見えてくるかもしれませんね!