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小学生の問題にチャレンジ!「2.4÷0.8+2」→暗算できる?

  • 2024.12.4
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スマホには電卓機能があるため、自分自身で計算をするという機会は少なくなったのではないでしょうか。

そのため、小学校学習した計算法則を忘れてしまっている方もいるかもしれません。

計算問題に挑戦し、忘れていないかどうか確認をしてみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
2.4÷0.8+2

小数の計算が含まれていますが、正しく答えを出すことはできるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「5」です。

途中の計算式は次のようになります。

 2.4÷0.8+2
=3+2
=5

計算のポイントを順に解説していきます。

計算の順序

四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった計算の順序は、次のとおりです。

(1) 掛け算・割り算の計算
(2) 足し算・引き算の計算

つまり、今回の問題では、割り算の部分「2.4÷0.8」を優先して計算しなければいけません。

割り算の計算

まず計算するのは「2.4÷0.8」です。

小数の割り算は、割る数・割られる数に同じ数をかけても計算結果は変わりません。

つまり、次のような計算が可能です。

 2.4÷0.8
=24÷8 ←どちらの数にも10を掛けた
=3

足し算の計算

割り算を計算したことによって、元の式は「3+2」となります。

3+2=5

したがって、答えは「5」です。

小数を含んだ割り算は、一見すると難しく思えますが、割る数・割られる数を10倍することで、整数の割り算にすることができました。

その後の計算は、暗算でもできそうですね!

まとめ

小数の割り算は、小学校で学習する計算です。

普段電卓を使って計算している方は、計算方法を忘れていなかったでしょうか。

忘れていた方は、ぜひ復習してみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」