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「これだけは後悔したくない…!」新年会で避けたい【5つのNG行動】とは?

  • 2025.1.6
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

これからの季節、新年会など飲み会の機会が増える方も多いのではないでしょうか。飲みの席での何気ない会話や行動が、実は相手に悪い印象を与えてしまうことがあります。

今回は、意外と知らない会食の場でのNG行動についてご紹介します。良かれと思ってやっている行動が実はマナー違反だった、なんてこともあるかもしれません。ぜひ一度確認してみてくださいね。

NG1. 目上の方のグラスより高くあげて乾杯する

正しいマナー:「目上の方のグラス位置が上にくるよう、自分のグラスは下から両手で差し出す」

乾杯時は、まだお酒を飲んでいない状態のため、特に慎重さが求められます。目上の方のグラスよりも自分のグラスを低い位置にするのがマナーです。逆に目上の方より高い位置や同じ高さで乾杯するのは失礼にあたります。乾杯の場でも、謙虚な気持ちや相手を立てる心を忘れずに。

NG2. グラスをカチンと合わせて乾杯する

正しいマナー:「グラス同士をぶつけずに乾杯する」

グラスをぶつけて音を立てる乾杯は、グラスが傷ついたり割れたりする恐れがあるため、基本的には避けるのがマナーです。特に、シャンパングラスやワイングラスのような繊細な器の場合、慎重さが求められます。

ただし、相手がグラスを合わせてきた場合には、相手に合わせることも重要です。その場の状況や相手に応じた対応を心掛けましょう。

NG3. 無言でお酒を注ぐ

正しいマナー:「お注ぎしましょうか?」「次は何を飲まれますか?」と声をかけてから注ぐ」

目上の方へのお酒を注ぐ行為は飲み会マナーのひとつです。しかし、無言で勝手に注ぐのはNG。相手の飲むペースや好みに配慮するため、必ず一言確認をしてから注ぎましょう。これにより、相手に対する気遣いを示せます。

NG4. 食べ終えたお椀の蓋を裏返す

正しいマナー:「蓋を元通り戻す」

椀物を食べ終えた際、蓋を裏返して置くのはNGマナーです。器が傷つく原因になるだけでなく、見た目にも良くありません。食べ終わった後は、蓋を元の状態と同じように戻しておくのが和食の基本的なマナーです。

NG5. 手皿を使う

正しいマナー:「懐紙や小皿を使う」

左手を食べ物の下に添える「手皿」は、上品に見えそうですが、実はマナー違反とされています。垂れそうな場合には、懐紙を使ったり、小皿を受け皿として活用しましょう。懐紙がない場合には、お椀の蓋を代用することも可能です。

自分も相手も気持ちよく過ごすために

意外と知らないことも多かったのではないでしょうか。マナーは、一つひとつの行動があなたの品格につながります。自分も相手も気持ちよく同じ時間を過ごすため、正しいマナーを心掛けましょう。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。