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「これだけ押さえれば大丈夫!」飲み会の席順&注文【マナー】とは?

  • 2024.12.26
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

年末に向けて、会食が増えてきたと感じる方も多いのではないでしょうか。ビジネスシーンでの飲み会は、いつもの仕事の話だけではなく、普段あまり話す機会のない方と話せるなど、上司や同僚との距離を縮めるとても貴重な場です。

しかし、最低限のマナーを守りながら楽しまないと信頼を失ってしまう可能性があります。

今回は、飲み会で失敗しないために知っておきたい、座る順番と注文のマナーについてご紹介をします。ぜひ、確認して楽しい飲み会を過ごしてください。

1.座る位置は?

新人や若手社員、幹事の場合には下座に座りましょう。
基本的に、出口に一番近い席が「下座」と呼ばれる場所です。反対に出口から一番遠い奥の席が「上座」です。

飲食店での下座は、人の出入りが多い場所や料理が運ばれてくる出入り口に一番近い席です。人の出入り時に席を立ったり、運ばれてきた料理やドリンクを配るなどの気遣いが必要です。

2.乾杯の時の注意点!

乾杯時は、両手でグラスを持ち目上の方のグラス位置が上にくるよう、自分のグラスは下から差し出すのが基本マナーです。

乾杯時は、まだお酒を口にしていない状態のため、特に注意が必要な場面です。気持ちが高揚してしまいついつい乾杯で気が抜けがちですが、乾杯の際には、目上の方のグラスよりも自分のグラスを低い位置にするのがマナーの基本となります。また、グラスは両手で持つようにしましょう。片手持ちは絶対にNGです!

3.お酌の時の注意点!

グラスが空いたからと何も言わずにお酒を注ぐのはNGです。
「お注ぎしましょうか?」「ビールはいかがですか?」「なにを飲まれますか?」と必ずひとこと添えてから注ぎましょう。

上の立場の人に対してお酒を注ぐことも飲み会マナーのひとつですが、グラスが空きそうになったからといって、勝手にグラスに注ぐのはマナー違反です。相手のペースもありますし、別の飲み物を頼みたい場合もあります。相手を気遣いながら注文を取ると、とても好印象です。

重要なのは、気遣いと思いやりのある行動

大切なのは、気遣いと思いやりの行動です。意外と知らない、会食の場でのマナーですがその一つひとつの行動があなた自身の品格につながります。その場に応じた対応や相手を思いやる行動ができたらとても素敵です。
ぜひ、マナーを守りながら楽しんで会食に参加してみてくださいね。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。