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「読まれるメールは件名が変わる!?」相手の目を引く【メールの基本マナー】とは?

  • 2024.12.19
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

ビジネスシーンでメールを開封する時に、一番最初に目にするのは「件名」ではないでしょうか。件名で、重要性や緊急性を判断する方も多いでしょう。

逆に、相手にメールを送る際にも開封をされるかの判断材料として件名はとても重要だということです。「取引先や上司にメールを送っても、なかなか返信がこない」という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?メールには、本文だけでなく件名にも基本的なマナーがあります。

今回は、「開封されるメール」のマナーについてポイントをご紹介します。件名のマナーをしっかりと覚えて開封される書き方を覚えましょう。

1. 件名は一目で用件がわかるように

「件名」は、一目で用件が分かるように簡潔に書くのがポイントです。

大量の受信メールの中で、どのような用件のメールかを一目で相手に判断してもらうためにも目に留めてもらうことが大切です。相手は本文を見る前にある程度内容を推測することができますし、後日メールを探す際も探しやすくなります。件名に用件が書いていない場合など、対応を後回しにされてしまう可能性もあるため注意しましょう。
件名の文字数の目安としては、15~20字程度で用件が伝わるよう、簡潔に書きましょう。

2.【】などの記号を上手に活用

注目して欲しい部分には、【】を活用するのがポイントです。

例えば、重要なメールには【重要】、急ぎのメールには【至急】と言ったように【】を件名につけることで、相手に重要性や緊急性を判断してもらいやすくなります。用途にあわせてうまく使い分けることもビジネスメールの基本です。

注意点としては、【重要】【緊急】などを多用するのはマナー違反です。

3.マナー違反になる件名とは?

マナー違反となる件名についてご紹介をします。送信先の相手に失礼のないように覚えておきましょう。

  1. 件名を空欄で送るのがNG
  2. 「重要」「緊急」を多用するのはNG
  3. 返信時に「Re:」を消してしまうのはNG

    空欄で送ってしまうと開封をしてもらえない可能性でなく、マナーがない人だと不信感をいだかれる可能性があります。相手への気遣いを込めて、件名は空欄で送らないように注意しましょう。
    また、「Re:」を消してしまうと相手は、「自分が送ったメールの返信だ」と認識できなくなってしまうため削除するのはNGです。同様に、返信するたび本文に合うように件名を変更するのもNGです。

相手への気遣いの気持ちを忘れないようにしよう

まずは一覧で目につく件名を意識することが重要です。
件名は相手を気遣い、また確実に開封してもらうための重要なポイントです。相手に伝わりやすい件名を作り、ビジネスメールを上手に使いこなせるようにしましょう。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。