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「仕事ができない人」と思われてしまう!? 職場の人間関係を円滑にしたい【報連相(ほうれんそう)】のマナーとは?

  • 2024.12.13
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

ビジネス用語である「報連相(ほうれんそう)」という言葉を、一度は耳にしたことがある方も多いでしょう。

ビジネスシーンでは、特に仕事を効率的に進めるための重要な要素とされています。しかし、仕事ができないと認識される人には、この「報連相」ができていないことが多いと言われています。

今回は、職場での「ほう・れん・そう」の上手な活用方法をご紹介します。言葉の意味を正しく理解することで、効果的な実践方法が自然と見えてきます。ぜひチェックしてみてください!

1.「報連相(ほうれんそう)」とは?

「報連相」は、報告・連絡・相談の頭文字を取った言葉です。いずれも、仕事を効率的に進めるために欠かせない要素であり、相手に何かを伝える行為を指します。

  • 報告: 業務の進捗・結果・問題を、指示を受けた上司や関係者に伝えること。
  • 連絡: 業務に関わる情報を共有し、関係者がスムーズに物事を進められるようにすること。
  • 相談: 業務で質問や不明点、トラブルが発生した際に、意見やアドバイスを求めること。

2. 報連相ができないとどうなる?

「報連相」ができないと、周りから「仕事ができない人」と見なされる可能性が高くなります。

例えば、ミスや間違い、クレームなどを放置すると、大きなトラブルに発展する可能性があります。一方、初期対応として「報連相」を迅速に行うことで、トラブルの拡大を防ぎ、信頼される人材として評価される可能性も高まります。

3. 上手に活用するためのポイント

報連相を活用する際のポイントは、「タイミング」と「わかりやすさ」です。

1. タイミング

急ぎの要件は、すぐに相手に伝えることが重要です。一方、緊急性のない場合は、相手が忙しくなさそうなタイミングを見計らいましょう。

声をかける際には、「今、お時間よろしいでしょうか?」と一言添えることで、より丁寧な印象を与えられます。

2. わかりやすさ

相手が目上の方であることが多いため、必要な情報を簡潔に伝えることが大切です。伝える内容を5W1H(Who, What, When, Where, Why, How)に当てはめて整理すると、わかりやすくなります。

自分の行動を意識することが大切

いかがでしたでしょうか?自分の行動を改めて意識することで、仕事をスムーズに進められるようになります。

迷ったときには「報連相(ほうれんそう)」を思い浮かべ、上手に活用してみてくださいね。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。