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【注意!】「年賀状じまい」で失礼にならない伝え方とは?

  • 2024.12.25
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

「年賀状じまい」という言葉を耳にしたことがある方も多いかと思います。

近年、年賀状を出すのをやめる宣言をする「年賀状じまい」が増えてきています。しかし「年賀状をやめたい…」と考えるなら、相手に失礼のないように、礼を尽くしてやめたいものです。

では、角が立たないように伝えるにはどのように切り出せばよいのでしょうか。

そこで今回は、覚えておきたい年賀状じまいのマナーについてご紹介します。伝え方や注意点を意識して失礼のない年賀状じまいをしましょう。

「年賀状じまい」とは?

年賀状じまいとは、今後は年賀状のやり取りを終了する旨を伝える最後の年賀状を指します。
何も言わずに年賀状を出さなくなると、相手に心配や不信感を持たせてしまう可能性があるため、きちんとお礼と思いを伝えて終わりにしましょう。

おすすめの伝え方

年賀状をやめることを伝えるおすすめの方法は5つです。

  1. 最後となる年賀状で、翌年以降は年賀状を辞退することを伝える
  2. 寒中見舞いで伝える
  3. メールやチャット、SNSなどで伝える
  4. 手紙で伝える
  5. 直接会ったとき、あるいは電話で伝える

自分とあまり親しい間柄でない場合は、挨拶を省略することも検討できますが、可能であれば一言感謝を添える方が無難です。

伝える際の角が立たない断り方ポイント

以下の3つのポイントを意識して、相手に不快な思いをさせることのない断り方を心がけましょう。

  1. お礼の気持ちを丁寧に伝える
  2. 理由と時期を明確に伝える
  3. 今後も交流してほしいと伝える

    また、年賀状を出さないのは「あなただけ」ではなく、「みんな」であることを書き添えて相手に伝えると角が立ちにくくなるかもしれません。日頃お付き合いいただいている感謝の気持ちをしっかりと丁寧に自分の言葉で伝えることが何より大切です。
[主な文例]
日頃からお世話になっております。

毎年、心のこもった年賀状をいただき、誠にありがとうございます。このたび、時代の変化に伴い、今後はSNSを活用したご挨拶に移行させていただきたく存じます。
SNSアカウントは以下の通りです。
ID:●●●●●●

もし、SNSのアカウントをもっていないという方の場合はメールアドレスを記載しておきましょう。

大切な人とのご縁が切れないように心がけて!

年賀状はなかなか会えない相手と近況報告をし合える貴重な機会であり、直筆で相手に思いを伝えるための連絡手段のひとつでもあります。やめることを伝えるのは、なかなか勇気がいることかもしれません。
年賀状じまいをしたくなった時は、この記事を参考に、相手には失礼のないように年賀状じまいをしてみてくださいね。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。