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「その手土産、大丈夫?」義実家で評価ダウンする【NGマナー】とは?

  • 2025.1.2
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

年末年始に実家へ帰省する方は多いのではないでしょうか。

結婚している方は、自分の実家だけでなく、義実家にも帰省する機会があるでしょう。特に、相手の実家に帰省する時には、「どのような手土産を持っていくべきなのか」など迷っているかたも多いのではないでしょうか。

今回は帰省時のマナーについてご紹介をします。
かけがえのないひと時を気持ち良く過ごせるように、しっかりとマナーを覚えておきましょう。

Q1. 手土産は何がいい?

A. 義両親の好きなものがベスト

義両親が好きなものを選ぶのがベストです。普段の会話から好みをリサーチしておくのがおすすめです。それでも好きなものがわからない場合には、以下のポイントを参考にしましょう。その場合の手土産を選ぶポイントとしては、常温で日持ちがするものや個包装でみんなでいただけるものなどを選ぶといいでしょう。また、お盆やお彼岸、法事がある場合は、手土産とは別にお仏壇へのお供えものも用意しておくのがおすすめです。

Q2. 「手ぶらで来て」と言われた場合はどうすればいい?

A. 基本的には持参するのがマナー

義両親から「手土産はいらない手ぶらで来て」と言われても悩んでしまいますよね。基本的には、手土産を持参することをおすすめします。ただし、何度も「いらない」と繰り返し言われている場合には、持参を控えた方がいいでしょう。

Q3. 手土産を渡すときはなんと言えばいい?

A. 「つまらないもの」と言って渡すのはNG

「つまらないもの」という表現は、『取るに足らないものなので、お気になさらないでください』という謙虚な気持ちを込めたフレーズです。しかし、近年ではこの表現は相手を軽んじるニュアンスとして捉えられることもあるため、避けた方が良いでしょう。「お好きだとうかがっておりましたのでお持ちしました」「ささやかですが、お受け取りいただけますでしょうか」などと言葉を添えて渡しましょう。

思いやりの心をもった行動を心がけることが大切

義両親とお会いする際は、最初は緊張してしまう方も多いのではないでしょうか。相手の立場に立って行動し、思いやりを持つことが大切です。自分がされて嫌なことはしないよう心がけることで、良好な関係を築けるでしょう。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。